貴方だけのオリジナル作品

2019年10月13日 (日)

おかや木芸 上方銀花オリジナル「飾り棚」

Img_2527

先日、島根県のおかや木芸 岡英司先生が
上方銀花オリジナルとして注文していた「飾り棚」を
島根より車を運転し届けてくださいました。

丁度良いサイズ感の飾り棚が欲しかったので
サイズを指定し、岡先生にはデザインを考えて頂き
オリジナル作品として制作して頂きました。

 

Img_2554_20191014140701

材木は「欅」と「栗」の2種類です。
サイドテーブルにも使える様な程良い高さ
そして、下の段には物を置きやすく設計された棚
暮らしに寄り添った上方銀花オリジナルの「飾り棚」です。

木目の美しい栗の木を用いて、
オイル仕上げで軽やかな仕上がりとなりました。

【サイズ:W600×D450×H600㎜】

Img_2580_20191014141001

今回、「秋のしつらえ展」にて
初お目見えのおかや木芸作品です。
御注文も承りますので、ぜひご高覧くださいませ。

| | コメント (0)

2018年10月27日 (土)

テーラー塩川:作『誉田屋源兵衛*麻世妙ジャケット&シャツ』







誉田屋源兵衛が力を入れている
麻世妙(まよたえ)の着物と長襦袢地で
ジャケットとカッターシャツを
テーラー塩川でお誂え頂きました。




世界に日本の素晴らしさを伝える為に
着物ではなく、あえて海外の方にも
馴染みある洋装の形で
日本の伝統や、歴史ある「麻」について
伝えようと考えてのことだそうです。





ジャケットには、しっかりした着物地を用い
裏地に、森英恵デザインの蝶々をアクセントに。
カッターシャツには、肌触りの優しい
長襦袢地を使用しました。
「麻」は、日本人が
古来から着ていた衣服だったことから
四季を通し、1番日本人に添う着物だと
言われています。

今回は、着物とはまた違った形で
素晴らしい麻世妙の道が広がりました。
現在、ベストも製作中…
お召しになられたお姿が楽しみです。

| | コメント (0)

2018年2月 6日 (火)

西川宏:作 特注 手縫い「ショルダーバッグ」




西川宏先生の特注
手縫いの「ショルダーバッグ」






西川先生の作品が大好きな
お客様よりご注文を受け
元々、ご愛用されていらした
ショルダーバッグのサイズ感をもとに作って頂き
ちょうどA4サイズが入るぐらいの大きさで
使いやすく、お洒落なバッグが
出来上がって参りました。




西川先生のバッグは、丈夫で
ベルト部分には、特別な一枚革を使用し
バッグも使い込むほどに柔らかくなり、馴染みます。


上方銀花のお客様方も
毎日使い込むほどに愛用してくださっているので、レザーの表情が味わい深いものになっておられる方ばかり。
そんな表情にも愛着が沸き、西川先生のバッグは皆様の相棒となっております。







1号店では、西川宏先生のバッグを展示しておりますが、オーダーも承っておりますので、お気兼ねなくご相談くださいませ。

| | コメント (0)

2017年10月23日 (月)

Belpasso 捧恭子 :作「オーダー靴 AlberoⅢ」

昨年の9月に開催致しました
「Belpasso 捧恭子 ~秋・冬 Collection~」
多くのお客様方に大変喜んで頂けたのが
つい最近のことのような感覚です。
秋のお出かけにピッタリでお洒落な捧先生の靴は
お足元を美しく、また歩きやすいように計算されており
どんなに長時間歩いても疲れないのが嬉しいです。






今回は、その時にお求めくださいましたお客様が
捧先生の靴を大変お気に召してくださり
同じデザインで、革・色違いのAlberoⅢを
ご注文くださいました。



色違いのお靴のオーダーで
お客様のご希望がベージュと黒エナメル。

ご要望にお応えして先生が革をお探しして
お選び頂きましたベージュカーフと
黒エナメルの素材の組み合わせのバランスを見ながら
丁寧に作ってくださいました。
捧先生にとっても、この組み合わせは
新鮮で素敵な靴を作る発見になったそうです。


お客様のイメージ通りのものが出来上がり
大変喜んで頂けました。
早速、ご旅行に履いてくださるそうです。

「美しい靴を履けば、
素敵な場所へ連れて行ってくれる」
捧先生の靴は、お出かけの思い出と共に
どこまでも素敵な場所へ運んでくれそうですね。

| | コメント (0)

2017年10月21日 (土)

柳崇:作 「渋木地吉野間道・九寸帯」







先日お納めさせて頂きました
柳崇先生:作
「渋木地吉野間道・九寸帯」




こちらの帯は、お着物好きなお客様が
「大人の着物 コーディネートブック」にて
柳崇先生の奥様が締めておられた帯をご覧になられ
ご注文くださいました。

その時は、鮮やかなブルーの無地に
こちらの帯を締めて
とてもスッキリとした着こなしをされておられました。





今回の「渋木地𠮷野間道」は柳先生の中でも
最高の出来だそうで、品のある光沢が美しい
本当に素晴らしい帯が完成致しました。
吉野間道は、白地に織り上げられた浮き縞が美しく
締めたときの織と絹糸の艶やかな光沢の絶妙なバランスが
柳先生にしか出せない風合いです。

やまももの皮の渋木を使い染めておられるので
時間と共に、お色が濃くなり風合いが増してゆき
時の流れを感じながら、変化を楽んで頂けるのも魅力的です。



先生曰く、玄人の方が選ばれる通の帯なんだとか。
いつもお着物を素敵に着こなしてくださるお客様ですので
私共も、どのようなお姿を拝見できますのか
今から楽しみです。



柳崇先生のご注文は、いつでも承っておりますので
お気兼ねなく、ご相談くださいませ。

| | コメント (0)

2017年8月 3日 (木)

品川恭子:作 「雪景色」色留袖






こちらは、以前にお納めさせて頂きました
特注の品川恭子先生:作
「雪景色」の色留袖です。

品川恭子先生の「雪景色」とは
「樋口可南子のきものまわり」にて
掲載されておりました
京都のお正月迎えで、樋口さんが
お召しになられたお着物の柄。

ご注文くださいましたお客様は、
本では、柄がはっきりと見える訳ではないのですが
イメージと雰囲気がお好みで、
いつか作ってもらえる時には…と
ずっと想っておられたんだそうです。




下に柄が集まりますので、
地味な印象も無く、
訪問着とはまた一味違った
風合いになります。
色留袖は、先生も数回しか
作ったことのない貴重な作品との事。




お客様からお写真をお預かり致しまして
品川先生がイメージされたお客様のお色は
上品で品川先生らしい綺麗な色目の
「雪景色」が広がっておりました。

とっても素敵な色留袖に仕上がり
パーティーやお茶会など
様々な場面でお召しくださるそうです。
お客様にとっても、
特別な色留袖となりました。



| | コメント (0)

2017年7月 2日 (日)

矢澤金太郎 「特注棚」





季刊「銀花」時代から
矢澤金太郎先生の大ファンで
先生の作品の中でも、一二を争う
素晴らしい作品をお持ちのお客様より、
特注棚のご注文を承りました。


それは「食器棚」を基調としたもの。



矢澤先生の食器棚の横に揃えて
置く為に幅を少し狭め、
上部は、食器棚の様に扉を開くと
器類が置きやすくなっております。

中部は、あえて背板を付けないことで
コンセントのある電化製品を置く為に。

下部の引き出しは、薄めにして
細かな物の収納をして頂けます。




いつか作って頂きたいと
長年にわたって構想されていたこの特注棚。
実物を拝見致しましたら
素晴らしい作品でしたので
上方銀花にも、新作として
展示させて頂いております。

| | コメント (0)

2017年2月20日 (月)

品川恭子 花紋うつし 染帯









昨年末にお納めさせて頂きました、
品川恭子先生のちりめん地の染帯。

当ブログをご高覧くださっておりました
ご遠方のお客様よりオーダー頂き
無事に、お納めさせて頂くことが出来ました。


何年も前から、品川恭子先生の
「花紋うつし」を夢見てこられたお客様の
念願叶っての御注文です。




和樂やきものサロンなどに載っております
樋口可南子さんや檀れいさんが
品川先生の作品をお召しになられているお着物姿。
その姿に一目惚れされ品川先生の作品に
長年、憧れを持っておられました。
中でも「花紋うつし」ばかりを
無意識に追ってしまう程、大好きなんだそうです。


出来上がりました染帯は
美しいお色に染められた、薄い上品なピンク地。
そこに、品川先生らしい色彩で
描かれた花紋は、お客様のお写真を
先生が御覧になりまして、
イメージされたお色遣いです。


お客様にピッタリの
とても柔らかく、優しい雰囲気で
品川先生ならではの「花紋うつし」に
喜んで頂きました。

| | コメント (1)

2016年11月14日 (月)

松﨑融 黒漆棚

松﨑融先生の黒漆棚セット。




松﨑先生が大好きなお客様から
ご自宅のはめ込みたい場所にピッタリと合った寸法で
黒漆の棚を作って欲しいとのご依頼でした。





床板にしたいという事だったので、
台をあえて低く作ってもらいました。
棚を置かれたことで、こちらの空間が引き締まり
荒川先生のランプや、佐藤勝彦先生の絵
李朝箪笥との組み合わせも相まって
今までよりも、温もりある空間になったそうです。
お客様のご自宅は、どのお部屋も綺麗で
美しいのでしが、今回のお部屋も
とっても素敵でございます。




松﨑先生の天板と台は、台に板を乗せているだけなので
分けてお使い頂く事が出来ます。
また天板は、黒漆/赤漆の2面を使える様にしたり
台を抜き、天板の上に乗せて飾り台としても使って頂いたり
楽しい色んな使い道があります。




上方銀花では、展示台として
様々な形に変化させながら愛用中です。
松﨑先生の台に乗せれば、どんな物でも、空間でも
素敵に変身させてくれます。

| | コメント (0)

2016年7月25日 (月)

伊藤祐嗣「きんちゃくん鍋」




先日、お納めさせて頂きました
伊藤祐嗣先生の「きんちゃくん鍋」

ずっと伊藤先生のお鍋を探し求めておられた
お客様からのご依頼です。
2~3人前の大きさのお鍋を御注文くださいました。




名前の通り、巾着の形をイメージされたお鍋は
伊藤先生 独特の滑らかな曲線と
可愛らしいぽってりとしたフォルムが、
見ているだけで温かな気持ちにさせてくれます。

中には錫を引いております。
銅のお鍋は熱の伝導がよく、
熱まわりにむらがありません。
火にかけると鍋全体が同じ温度に温まるため、
焦げにくく、食材に熱が伝わりやすいので
煮込み料理が美味しく出来ます。




また、取っ手部分には
小さくお子様のお名前も入れて頂きましたので
愛着もひとしおの事と思います。

今回、なかなか巡り合えなった伊藤先生のお鍋が
上方銀花にて出会ってくださった事は
本当に嬉しい事です。
伊藤先生ご自身も、探し求めていたお鍋が
自分の作品だったことに、とても喜んでおられました。

使ってゆくうちに変化する様子を楽しみながら
末永くご愛用くださいませ。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧