十時孝好の『手』
現在、先生は富士山の麓の丘陵地の頂上にある
自然あふれるアトリエで制作をされている十時孝好先生。
東京藝術大学の油画を卒業後
現代美術が華やかなニューヨークに渡り、
最前線の空気を取り入れながら
日本の美術界に颯爽とデビューしました。
そして、文化出版局 季刊誌「銀花」で
取り上げられる前から
十時先生の作品を追いかけ続けた
上方銀花のオーナーである神立にとって
十時先生は、憧れの存在でした。
十時孝好先生は作品について
「主体は、絵や彫刻であり
絵・彫刻そのものが
素晴らしいと思ってもらえるよう
人間の身近にあるいきものとして
ウサギやウマ、ネコ、イヌに表現し
言付けているんだよね。」と
仰っておられました。
ウサギであり
人間のようでもあり
でも、擬人化ではない。
絵として、木彫として良いものを生み出す為
素晴らしいと思ってもらえるものを
先生は、常に作り続けておられます。
| 固定リンク
「作家の『手』」カテゴリの記事
- ハリケーンランプ別所由加の『手』(2020.07.01)
- 十時孝好の『手』(2019.11.10)
- PASTSIX 鳥居佐衣の『手』②(2019.09.21)
- グラステーラー吉田直樹の『手』(2019.09.10)
- 角居康宏の『手』(2019.07.15)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント