角居康宏の『手』
↑学生時代はラガーマンだった角居康宏先生の『手』
とても厚いです。
2年前の金沢にて開催された
「KOGEI アートフェアKanazawa 2017」が
角居康宏先生との出会いでした。
先生が作られた錫のお重箱の作品がとても美しく
目を離せなかったことを思い出します。
そこから、念願であった個展を
開催して頂けるまでになりました。
角居先生が創り上げる錫器は
直線的な金属の硬さだけでなく
曲線を意識された柔らかさも感じ
今までにない造形作品も手掛ける
角居先生ならではの
美しいフォルムが魅力的です。
2日間御在廊くださり、作品について
お客様のアイデアを聞き、
そこから発展した閃きのお話をされ
また、どんどん違う引出しを開けてくださるので
話の花が咲き続けておりました。
作品に対して、錫と向き合いあれこれと考えながら
色んな事を試し、発見を繰り返し
誠実に制作を続けておられるからこそ
どんな時でも、作品の構想を
考えておられるのだと思います。
丁寧に誠実に作られていることが
作品から伝わってくるようです。
先生ご自身も、あったかいお人柄で
上方銀花のお客様方も
とても楽しまれていらっしゃいました。
| 固定リンク
「作家の『手』」カテゴリの記事
- ハリケーンランプ別所由加の『手』(2020.07.01)
- 十時孝好の『手』(2019.11.10)
- PASTSIX 鳥居佐衣の『手』②(2019.09.21)
- グラステーラー吉田直樹の『手』(2019.09.10)
- 角居康宏の『手』(2019.07.15)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント