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2019年7月

2019年7月26日 (金)

夏の上方まつり~半期に一度の大感謝セール~

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本日より、開催致しました
【 夏の上方まつり ~半期に一度の大感謝セール~ 】
会期:2019年7月26日(金)~8月4日(日)

 

「上方まつり」をご存知ですか?

 

昭和62年 第1回「上方まつり」を開催した時、
行列が出来たのには驚き、スタッフと大勢のお客様に
うろたえた事を 懐かしく思い出されます。
あれから33年、行列は叶いませんが
上方銀花には、お宝が山のようになりました。
令和になって初めての大感謝セール。
お宝探しにお出かけくださいませ。

 

絵画・器・ガラス・木工家具
お着物は、涼しげにお召し頂きたい夏の薄物単衣
袷・帯・和装小物
また、ジュエリー・ストールやバッグなど

 

何が出ているかは、来てのお楽しみ。
上方銀花の大切な宝物の数々を
特別価格で大奉仕させて頂きます。

 

※勝手ながら、8/10(土)~8/21(水)は
お盆休みを頂戴致します。

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2019年7月18日 (木)

角居康宏 錫器展

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古くから皇室では錫の器が使われてきました。
いまでもお酒のことを「おすず」と呼ぶそうです。

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錫は熱伝導率が高い金属ですので、
燗に、また冷酒にすばやくかつ芳醇につかります。
冷たい飲み物を中に注ぐとその冷たさを手にも心地よく感じさせます。
お使いになる前に冷蔵庫で冷やしておかけると、一層効果的です。

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錫にはお酒をまろやかにする効果があり、
キリッと冷えた日本酒が
美味しいこれからの季節には重宝しそうですね。

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また、錫には水を浄化する力があるため、
錫で作られた花器では、
花が長持ちするなどの効果があります。


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角居先生が作られる作品には
キメ細いマチールとして槌目の種類が沢山あり
同じ形でも、様々な表情を見せてくれるのも
使う方の楽しみの一つです。

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2019年7月15日 (月)

角居康宏の『手』

 

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↑学生時代はラガーマンだった角居康宏先生の『手』
とても厚いです。

 

2年前の金沢にて開催された
「KOGEI アートフェアKanazawa 2017」が
角居康宏先生との出会いでした。

 

先生が作られた錫のお重箱の作品がとても美しく
目を離せなかったことを思い出します。
そこから、念願であった個展を
開催して頂けるまでになりました。

 

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角居先生が創り上げる錫器は
直線的な金属の硬さだけでなく
曲線を意識された柔らかさも感じ
今までにない造形作品も手掛ける
角居先生ならではの
美しいフォルムが魅力的です。

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2日間御在廊くださり、作品について
お客様のアイデアを聞き、
そこから発展した閃きのお話をされ
また、どんどん違う引出しを開けてくださるので
話の花が咲き続けておりました。

作品に対して、錫と向き合いあれこれと考えながら
色んな事を試し、発見を繰り返し
誠実に制作を続けておられるからこそ
どんな時でも、作品の構想を
考えておられるのだと思います。
丁寧に誠実に作られていることが
作品から伝わってくるようです。

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先生ご自身も、あったかいお人柄で
上方銀花のお客様方も
とても楽しまれていらっしゃいました。

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2019年7月12日 (金)

角居康宏 錫器展

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本日より開催致しました
【角居康宏 錫器展】
初日には、長野県より角居先生が
朝から御在廊くださっておりました。

 

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角居康宏先生は、
金沢美術工芸大学 美術工芸学部
産業美術学科 工芸デザイン専攻を卒業。
錫で食器、インテリアエクステリアなど
クラフトワークを手がけ、アートワークでは
火によって金属が 融ける姿に始原を感じたことから
「始まり」をテーマに制作されていらっしゃいます。
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今展では、暮らしの器から、酒器やお茶道具が
上方銀花に届きました。
造形作品も手掛ける角居氏ならではの「錫」の表現を
ぜひ、ご高覧くださいませ。
上方銀花、初個展です。

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2019年7月 5日 (金)

矢澤金太郎 指物家具展「鍵付き小箪笥」

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作品は今回のために作って頂いた
「鍵付き小箪笥」です。
サイズ、デザインは定番の小箪笥と一緒で
W95.4×D41×H90cm

今までの作品では無かった
最上段の右側の引き出しに鍵を付けた
新しい小箪笥です。
過去に、大切なものをちょこっと入れるところが欲しい
子供に触られたくないものを収納できる引き出しが欲しいと
鍵を希望される方が何人かいらっしゃった事から
特注として作ったものなんだそうです。

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矢澤金太郎先生の箪笥は
重厚感のあるヒノキで作られており
引き出し部分は桐が使われております。
とても箪笥として優れており
引き出しは、とても滑りが良く
見た目以上に、沢山のお着物や洋服を収納出来ます。

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サイズ感も、飾り棚としてもお使い頂ける
調度良い高さになっておりますので
好きな敷物を引かれたり、オブジェなど
箪笥をお使いになられる度に
愉しんで頂けるのではないでしょうか。

矢澤金太郎 指物家具展は
7月8日(月)までの開催となります。
ぜひ、ご高覧くださいませ。

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2019年7月 2日 (火)

KIRANA 落合祥子の『手』

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初日から3日間
KIRANAの落合祥子さんが御在廊くださっておりました。

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更紗は、王宮内で子女のみに許された高級技芸のひとつ。
純粋で落ち着いた忍耐を必要とされました。
先日、開催致しました戸津正勝先生は
王宮バティックのアンティークが中心でしたが
KIRANA落合祥子さんの更紗は
インドネシアの伝統布をベースに、
落合さんがデザインをされた原案をもとに
現インドネシアの凄腕の職人と共に
KRANAの作品が生まれます。

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戸津先生曰く、落合祥子さんが
創り上げるバティックは
「空間の美」
日本人ならではの美の感性を取り入れつつ
インドネシアの伝統を壊さない
新しく美しい更紗として愛されております。

また、落合さんと更紗のお話をしていると
インドネシアの職人を絶やさない為にも
様々な試みを考え、頑張り続ける
心の底から更紗を愛する落合さんの熱意が
伝わってきます。

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そんなお話を聞いたり、今までにない更紗に
上方銀花の更紗好きのお客様方は大興奮でした。

 

KIRANAの世界は
美しく魅力的な空間を創り出すのです。

 

 

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2019年7月 1日 (月)

矢澤金太郎 指物家具展「飾り机」

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現在、開催中の矢澤金太郎 指物家具展では
今回の目玉作品として「飾り机」を
ご出品くださいました。

 

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この飾り机は、矢澤先生が
作りたい気持ちのまま
贅沢なデザインとなっております。

 

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前面が曲面になっており
引き出し作りも特異なものに。

 

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引き出しの取っ手が、
一枚の板から繰り出しているのも
見どころの一つでございます。

 

「格子の長椅子」同様、
矢澤金太郎先生の真骨頂の作品の一つです。

 

どこを切り取っても美しい「飾り机」は、今回の特別作品です。
ぜひ、この機会にご高覧くださいませ。

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