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2019年6月

2019年6月27日 (木)

designer Shoko Ochiai   Batik pesisir KIRANA  ジャワ更紗と装飾小物

明日より開催致します
「designer Shoko Ochiai  
  Batik pesisir KIRANA  
   ジャワ更紗と装飾小物」
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1980年代、落合祥子氏が手掛ける
デザイナーブランド「KIRANA」が 創立され、
三越、高島屋で展覧会を経験し
インドネシアの伝統布をベースに、
オリジナルテキスタイルを制作されてきました。

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豊かで美しい染めの文化が発達してきたジャワ島北部海岸は、
海のシルクロードとして知られ、インド、中国、ペルシャなど
船が 行きかう交通の要衝でした。落合祥子氏のセンスが光る更紗は、
外来の モチーフを積極的に取り入れ、伝統的でありながら
独自の楽しい更紗の 華やかな絹のスカーフや、帯、ドレス、
アクセサリーに 優美なカゴバッグ等…

皆様に愉しんで頂けるものばかりです。
「KIRANAの世界」をお届けいたします。

ぜひ、ご高覧くださいませ。

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2019年6月25日 (火)

矢澤金太郎 指物家具展「格子の長椅子」

今展の為に作ってくださった
「格子の長椅子」

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矢澤先生が独立されて最初に作った
記念すべき作品であり、先生の代表作です。

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どっしりとした格子の長椅子は
お部屋に置くだけで存在感があります。
ゆったりくつろげる様に
座面は縁側の板張りをイメージし
木の温もりを感じながら
家族団欒の時間を過ごせます。

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そして、真ん中にはセンターテーブルがあり
コーヒーを飲みながらテレビを見たり
お茶を飲みながら本を読んだり
色んな使い方ができるのも嬉しいところです。
また、センターテーブルを背へ収納すると3人座れます。

下には、収納が出来る引き出しもついていたりと
洗練された飽きの来ないデザインに
便利さも兼ね備えた「格子の椅子」は
上方銀花でも大人気の作品です。


ずっと作って頂きたかった
念願の「格子の椅子」を
この機会に、ぜひご高覧くださいませ。

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2019年6月20日 (木)

矢澤金太郎 指物家具展 

明日より開催致します
【 矢澤金太郎 指物家具展 】
会期:2019年6月21日(金)〜7月8日(月)

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矢澤金太郎氏が作る存在感のある美しい組手は、
若き頃、フランスに留学し試行錯誤の繰り返しが
何代も使い継がれる矢澤氏独自のスタイルを
完成させました。

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昭和・平成・令和へ連綿と時の流れが生み出した
傷や色褪せる事さえ家族の歴史になりました。
代々受け繋いでいける喜びは矢澤氏の願いでもあり
使い込むほどに愛着が増していくのは、
綿密に 計算しつくされた手抜きのない仕事の賜物です。

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上方銀花は、いつでも作品に触れて頂ける
居心地のいい空間をと1988年・夏に
矢澤金太郎常設の木工スペースが3号店として
誕生致しました。
矢澤家具を長年愛用してくだ さっている親子二代に渡る
熱烈な ファンによって支えられた33年です。
今回は、上方銀花の為に作ってくださった 新作から、
定番の作品まで展示致します。

今展も力作揃いです。ぜひ、ご高覧くださいませ。


※別注家具のオーダーも承っております。 お気軽にご相談くださいませ。

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2019年6月10日 (月)

松本破風 竹籠展

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竹は、陽光が射した場所と日陰では性格が異なり、
上の方の部分と下の部分でも硬さや肉厚も違うので
それぞれが難しい性格をしています。

 

破風先生の作品制作は、
その竹の性格を読み取りながら
会話をするように、真摯に向き合い
竹のシャープさを残しつつ、
大自然の大らかなゆったりとした
破風先生ならではの造形が魅力的です。

 

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伝統的な竹編みの手法の作品から
海外でも高い評価を得ている極太の真竹や
孟宗竹をのしたシンプルなのし竹掛花入れは、
法嶋無駄のないシャープなフォルムが
主役の花を引きたて、同時に静かな存在感を漂わせます。

 

 

 

 

 

 

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2019年6月 8日 (土)

戸津正勝コレクション 更紗展

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戸津正勝コレクション 更紗展も
残り、1週間となりました。

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先日には、戸津先生が
インドネシアの文化、更紗について
楽しい講演会を2回もしてくださり
多くの更紗好きなお客様方に
喜んで頂けました。


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戸津先生が集められたコレクションは
インドネシアの国宝にもなる程のものばかりです。
6月17日(月)までの開催となりますので
ぜひ、この機会にご高覧くださいませ。

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2019年6月 6日 (木)

松本破風 竹籠展

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明日より開催致します
【 松本破風 竹籠展 】

日本竹工芸界の第一人者
飯塚琅玕斎氏の孫弟子として、
人間国宝・小玕斎氏の最後の弟子として、
松本破風氏は師の志を貫いてきました。
竹の特性を知り尽くし、
素材本来の美しさを最大限に引き出した
彫刻にも通じる松本氏の竹。
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晒した竹を鉄釜で炊き柔らかくしてから
のして作る作品は、それぞれの竹が
持っている性格を読みながら、
少しずつ造形を加え高度な技と
思い切りの良さが必要となります。

松本破風氏は
「青い竹は、それそのものが十分美しい。
それを切り、竹工芸品にする以上、
その美しさ・しなやかさを永遠に
工芸品に閉じ込めたい」と思い
日々、竹と向き合ってこられました。

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今展では花籠、お茶道具類
伝統的な竹編みの手法の作品から、
海外でも高い評価を得ている極太の真竹や
孟宗竹をのしたシンプルな花器が届きます。
ぜひ、ご高覧くださいませ。

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2019年6月 3日 (月)

戸津正勝の『手』

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戸津正勝先生は、1942年京都西陣の京染職人の家に生まれました。
そして、早稲田大学大学院にて政治学研究科を修了し
1970年以降、地域研究のため、
インドネシア・タイ・中国等の民族世界を毎年調査で訪問。
50年に渡って、王宮ファミリー宅へ自ら足を運び
「王宮バティック」を求めて民族資料を収集されてきました。


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そのなかでもインドネシアのバティック(ロウケツ染)
イカット(絣織)を中心とした服飾コレクションは
5000点にも及び、その量、質とも日本最大であります。

 

またインドネシアのバティックが世界の民族服飾として
最初にユネスコの世界無形文化遺産に認定されたのも
この分野における戸津先生の
活躍による貢献が大きく影響されたそうです。

 

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戸津先生のお話は、大変興味深いものばかりで
私たちが知らないインドネシアの文化を
知ることが出来たように思います。
その中でもバティックには、
日本でいう吉祥文様が使われていたり
模様によって、様々な意味が込められていることに
とても日本と近い文化を感じる事が出来ました。

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