glassー涼やかな器ー
西山亮先生は、スタジオグラスの
第一人者である舩木倭帆先生に
一番弟子として師事され
舩木先生の元で「用の美」を意識した
器作りに励んでおられました。
溶けたガラスを巻き付け、膨らませる事で
どれだけのガラスの魅力を引き出せるのかと
今でも、「器」は永遠なるテーマだそうです。
常に新しいものに挑戦されるその熱い志は
昔も今も変わらず、お使い頂く方の事を
第一に思いながら、飽きずに愉しんで頂けるような
作品作りを心掛けておられます。
デザインは、シンプルですっきりとした印象で
お色も、西山先生自ら配合した
オリジナルの「萌黄色」の優しい新緑を感じさせる色から
「オリーブ」の深く味わいのある深緑色
そして、「ルリ」の青々とした爽やかなな色は
西山先生にしか出せない美しさがあります。
個展させて頂いてから3年が経ちましたが
日本料理の料亭からもお声がけが掛かるほど
使い心地の良いものとして
更に魅力的なガラスの美しさを引き出し
どの作品にも繊細なお仕事が施されております。
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