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2019年4月

2019年4月26日 (金)

ゴールデンウィーク休廊のお知らせ

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春の心地のいい季節になりました。
いつも上方銀花をお引き立てくださいまして、
有難うございます。

 

誠に勝手ながら、
4月27日(土)~5月8日(水)の期間は
長いゴールデンウィーク休業を頂戴致します。

 

5月9日(木)より通常営業致しますので、
今後とも どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

Pearl 気付けば「平成」も残り僅かとなりました。
今年で33年目となる上方銀花にとっては
「平成」と共に歩んだ歴史が
走馬灯のように様々な思い出が浮かびます。

 

新たな元号「令和」は
どの様な時代になるのでしょうか…
ワクワクドキドキの上方銀花にとっても
新たな時代の幕開けです。

 

その幕開けの個展は
「令和」を記念して上方銀花 特別企画
【 Pearl 真珠を纏う 】を開催致します。
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「平成」から「令和」になって初めての企画は、
古来より愛され続けた真珠を選びました。
神秘的で、美しい純白の輝きに心奪われる
海の宝石「真珠」は
いつの時代も人々の憧れの的でした。

 

17世紀前半のフェル・メールが描かれた絵画にも
貴重な真珠への憧れが現代の私達にも力強く伝わります。
今展では「令和」記念特別展として、
オートジュエラー森暁雄氏のジュエリー、
オスティアのパール、
そして多くの方に定評のある上方銀花が
厳選した美しいパールの数々が並びます。

 

 

誰もが憧れを持っているパールを
ぜひご高覧くださいませ。

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2019年4月23日 (火)

【松本破風&LOEWEのコラボレーション作品が誕生】

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4月10日、 ミラノデザインウィークにて
竹作家の松本破風先生とスペインのブランド
「LOEWE」のコラボレーション作品が発表されました。

 

まるで本物の竹のような色合いのLOEWE製の革を
松本破風氏が籠に編み上げた作品は
新鮮で、衝撃的でした。
また、レセプション会場には竹籠をイメージして
特別に制作されたLOEWEのバッグも飾られ、
大盛況のオープニングを送られたそうです。

 

公式紹介ページ
https://www.loewe.com/jap/ja/loewe-baskets/art-pieces/hafu-matsumoto

 

 

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この素晴らしいコラボレーションの記念に
上方銀花では、特別企画として
松本破風先生の個展を
6月7日(金)~6月17日(月)に開催する事となりました。

 

先生も7日(金)・8日(土)と御在廊くださいます。
竹の魅力を最大限に引き出された
松本破風先生の作品は、伸びやかで美しい世界です。
ぜひ、皆様お楽しみにお待ちくださいませ。

 

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2019年4月18日 (木)

誉田屋源兵衛 帯展 -雅子妃の御印「浜茄子文」-

今回、誉田屋源兵衛は
「令和」を記念して雅子妃の御印である
浜茄子文を取り入れた帯やお着物を作られました。

 

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浜茄子は、根は染料、花はお茶、
果実は大変栄養価の高い生薬となり
大きく美しい花が咲きます。

 

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女性にとって最上の花である花茄子に
永遠の連鎖と拡大を表し、
円満調和の七宝文様を合わせ
吉祥の意味を深め、最も繊細な線表現を
光沢の美しい着物へと織り上げました。

 

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2019年4月16日 (火)

誉田屋源兵衛 -令和天皇即位を祝うー

「平成」も残り2週間となり「令和」の訪れがもうすぐです。

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誉田屋源兵衛 帯展では
令和天皇即位を祝う
皇室にちなんだ帯やきものが並んでおります。

 

古くから神道では大麻を聖なる植物とし、
今年11月の大嘗祭の天皇のお召しものは「大麻布」

 

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皇居 ・ 西の丸 紅葉山で皇后美智子様が
自ら育てられている蚕は「小石丸」

 

 

誉田屋源兵衛の10代目・山口源兵衛社長は

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大麻布を【麻世妙】(まよたえ)

 

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小石丸を【寶繭 ・ 小石丸】(ほうけん・こいしまる)として
美しい布に織り上げました。

 

 

また、今回は貴重な「小石丸」が織り込まれた袋帯が
令和天皇即位を祝う記念として、素晴らしい作品がそろいました。
全国で初お目見えの「小石丸」帯
そして、蘇らせた「麻世妙」を
ぜひ、上方銀花にて ご高覧くださいませ。

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2019年4月11日 (木)

誉田屋源兵衛 帯展 ~浮御憧と伏静美憧~

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明日より開催します
「誉田屋源兵衛 帯展 ~浮御憧と伏静美憧~」

 

本日、沢山の逸品帯が展示されました。
うっとりとしてしまう程に卓越した
誉田屋源兵衛の職人技には毎回 驚かされます。

 

 

2002年、宮沢りえさんが純白の着物を身に纏い
透き通るように 透明でなんとも可憐な姿は
人々を魅了し、美しさに驚きました。
纏っている着物は日本の原種の繭である小石丸。
誉田屋源兵衛は 途絶えた繭を復活・継続し
日本の染色技術の活性化に努めました。

 

今回、その小石丸で作られた帯が「浮織・伏静織」として
誉田屋 源兵衛によって織物の究極美を表現されました。

 

織物の美は、対極にある
浮織と伏静織の美を極める歴史でもあり ます。
それぞれが豪華と洗練の追求をし続け、
その比肩する美は 優劣つけがたく
我々を憧れとともに魅了し続けてきたのです。
誉田屋源兵衛が魅せる日本の美を、ぜひご高覧くださいませ。

 

 

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2019年4月 1日 (月)

glassー涼やかな器ー

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西山亮先生は、スタジオグラスの
第一人者である舩木倭帆先生に
一番弟子として師事され
舩木先生の元で「用の美」を意識した
器作りに励んでおられました。

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溶けたガラスを巻き付け、膨らませる事で
どれだけのガラスの魅力を引き出せるのかと
今でも、「器」は永遠なるテーマだそうです。
常に新しいものに挑戦されるその熱い志は
昔も今も変わらず、お使い頂く方の事を
第一に思いながら、飽きずに愉しんで頂けるような
作品作りを心掛けておられます。

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デザインは、シンプルですっきりとした印象で
お色も、西山先生自ら配合した
オリジナルの「萌黄色」の優しい新緑を感じさせる色から
「オリーブ」の深く味わいのある深緑色
そして、「ルリ」の青々とした爽やかなな色は
西山先生にしか出せない美しさがあります。
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個展させて頂いてから3年が経ちましたが
日本料理の料亭からもお声がけが掛かるほど
使い心地の良いものとして
更に魅力的なガラスの美しさを引き出し
どの作品にも繊細なお仕事が施されております。

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