鈴木祥太〜桜〜
初めて拝見した時から
忘れることが出来なかった
鈴木祥太先生の超絶技巧。
今回、上方銀花に1点のみ
「桜」が届きました。
鈴木祥太先生が作られる作品は
小さな植物達から感じる強いエネルギーと
それぞれの一瞬の美しさを、
金属素材の特性(色味・硬さ)を生かして
形にしていくことを大切とし
金属という硬い素材で
柔らかな植物を表現する超絶技巧の世界です。
なぜ、植物なのか
先生は、こう仰っておられました。
春に咲いた花々は冬に備え葉を落とし実を付け、
来年に備えます。
その本能的な生の循環は当たり前のようですが、
陽の光、雨、風、
多くの要素で成り立つとても神秘的なことで、
そして美しくもあります。
どんな環境であろうとも適応し生きる、
ということの力強さ、
大切さを野に咲く草花は教えてくれます。
【鈴木祥太先生HPより引用】
「桜」からは、金属と感じさせない
植物本来の姿を鈴木先生を通して投影された匠の技。
見るものを圧倒させ、魅入るような植物の透明感は
見応え十分です。
そして、現在開催中でございます
【 驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ 】に
鈴木祥太先生の作品も展示されております。
2019年1月26日(土)~ 4月14日(日)
あべのハルカス美術館
https://www.aham.jp/
こんな近くで超絶技巧を御覧頂けます。
ぜひ、上方銀花と天王寺のあべのハルカスへ
お出かけくださいませ。
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