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2019年2月 7日 (木)

次世代が繋ぐかたち〜森岡宗彦〜




森岡宗彦先生の父であり
師である森岡光男先生は、
鎌倉明月窯にて陶芸の道へ進み
1972年には、弟である森岡宏先生と共に
備前市久々井で登り窯を築き独立されました。
その後、1999年に長野県安曇野にて
現在の形である「アツムイ窯」として
穴窯を築かれました。

アツは「海」又は「湖」の事で、
ムイは「静かな」と言うアイヌ語だそうです。
古代安曇は広く関東から碓氷峠までを指した総称でした。
現在、安曇野と呼ばれるこの地には、
優れた土器が数多く出土しており、
縄文の昔より人々が暮らしていました。






作品は、釉薬をかけずに一週間ほど
松割木を炊き続け、焼き締めたもの。
使い込む毎に味わい深い表情を生み出してくれる焼物。
焼き締められた陶器の色の変化からは
炎と煙の残像が感じられ、一つとして同じものは出ない
表情豊かなものになります。







光男先生は、「文化としての陶芸」は何かと
自己の中に築き上げながら
現在もなお、陶器の普遍的な美しさを求めて
作陶されていらっしゃいます。
そんな自然に恵まれ、光男先生の仕事を見ていた
森岡宗彦先生は、その精神を受け継ぎ
光男先生の背中を追いながら、
ゆったりとした優しい作風が魅力的です。

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