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2019年2月

2019年2月21日 (木)

鈴木祥太〜桜〜

初めて拝見した時から
忘れることが出来なかった
鈴木祥太先生の超絶技巧。






今回、上方銀花に1点のみ
「桜」が届きました。


鈴木祥太先生が作られる作品は
小さな植物達から感じる強いエネルギーと
それぞれの一瞬の美しさを、
金属素材の特性(色味・硬さ)を生かして
形にしていくことを大切とし
金属という硬い素材で
柔らかな植物を表現する超絶技巧の世界です。


なぜ、植物なのか
先生は、こう仰っておられました。

春に咲いた花々は冬に備え葉を落とし実を付け、
来年に備えます。
その本能的な生の循環は当たり前のようですが、
陽の光、雨、風、
多くの要素で成り立つとても神秘的なことで、
そして美しくもあります。
どんな環境であろうとも適応し生きる、
ということの力強さ、
大切さを野に咲く草花は教えてくれます。
【鈴木祥太先生HPより引用】






「桜」からは、金属と感じさせない
植物本来の姿を鈴木先生を通して投影された匠の技。
見るものを圧倒させ、魅入るような植物の透明感は
見応え十分です。




そして、現在開催中でございます
【 驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ 】に
鈴木祥太先生の作品も展示されております。
2019年1月26日(土)~ 4月14日(日)
あべのハルカス美術館 
https://www.aham.jp/

こんな近くで超絶技巧を御覧頂けます。
ぜひ、上方銀花と天王寺のあべのハルカスへ
お出かけくださいませ。

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2019年2月19日 (火)

春〜多田利子〜






多田利子先生の
可愛らしい春の作品が届きました。








九谷らしい綺麗な色合い
可愛らしい
まんまるお雛様や金太郎と熊。






また、クスッと笑ってしまうお箸置きも
御遣い物として使って頂くのもお勧めです。


ぜひ、この機会にご高覧くださいませ。

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2019年2月15日 (金)

春の展覧会




本日より開催致しました
「春」
2019年2月15日(金)〜2月25日(月)

春一番が吹き始め、色彩豊かな草花の季節が近づいて
参りました。春といえば、桜、菜の花、または雛人形
どれも温かで季節の訪れを感じさせてくれます。
今展では、田端志音氏の器、中田久美氏の雛人形
久保田唯阿氏の木彫、川村成氏の織物(着物・帯)など
上方銀花の選りすぐり作品を皆様にご紹介いたします。
春うららな上方銀花へ、ぜひお出かけくださいませ。

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2019年2月 8日 (金)

宮崎県の金柑『たまたま』





今年も、宮崎県の素敵なご夫婦のお客様より
美味しい季節の贈り物が届きました。




いまが旬で
「金柑の最高峰」と言われるぐらい
選びに選び抜かれた果実を
大切に育てられた宮崎県の特産品です。


程よい酸味と、完熟した濃い甘さで
フルーティーな香りが口いっぱいに広がります。




スタッフ皆、この季節が楽しみで
色んな先生方の器にのせてみたり…
美味しく頂戴した幸せいっぱいのひと時でした。


いつも素敵な季節の贈り物を
どうも有難うございます。

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2019年2月 7日 (木)

次世代が繋ぐかたち〜森岡宗彦〜




森岡宗彦先生の父であり
師である森岡光男先生は、
鎌倉明月窯にて陶芸の道へ進み
1972年には、弟である森岡宏先生と共に
備前市久々井で登り窯を築き独立されました。
その後、1999年に長野県安曇野にて
現在の形である「アツムイ窯」として
穴窯を築かれました。

アツは「海」又は「湖」の事で、
ムイは「静かな」と言うアイヌ語だそうです。
古代安曇は広く関東から碓氷峠までを指した総称でした。
現在、安曇野と呼ばれるこの地には、
優れた土器が数多く出土しており、
縄文の昔より人々が暮らしていました。






作品は、釉薬をかけずに一週間ほど
松割木を炊き続け、焼き締めたもの。
使い込む毎に味わい深い表情を生み出してくれる焼物。
焼き締められた陶器の色の変化からは
炎と煙の残像が感じられ、一つとして同じものは出ない
表情豊かなものになります。







光男先生は、「文化としての陶芸」は何かと
自己の中に築き上げながら
現在もなお、陶器の普遍的な美しさを求めて
作陶されていらっしゃいます。
そんな自然に恵まれ、光男先生の仕事を見ていた
森岡宗彦先生は、その精神を受け継ぎ
光男先生の背中を追いながら、
ゆったりとした優しい作風が魅力的です。

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2019年2月 3日 (日)

次世代が繋ぐかたち〜柳晋哉〜




柳崇先生にとって上方銀花は
一番古いお付き合いとお伺いし
今年で33年目となりますが、
この様な形で御子息の晋哉先生とも
お付き合いさせて頂けている事
嬉しい気持ちでいっぱいです。

祖父の柳悦博先生、
父の柳崇先生の作品を拝見した当時
感動したこと、今でも
昨日の事のように覚えています。




晋哉先生は、大学で
インテリアデザインを勉強された後に
内装関係のお仕事に就いておられました。
その後2009年に師・柳崇先生の下で修業され
今では、崇先生にも負けない
美しい作品を生み出されます。


作品制作は、艶やかな光沢感を重要されるため
国産の糸にこだわり、撚糸から始まります。
全ての工程をおひとりでなさるのは
柳悦博先生から代々受け継がれた
伝統を繋いでおられます。

晋哉先生の作品からも
草木染めで染められた糸の光沢の美しさ
しなやかな力強さ
そして、織物に注がれる情熱を感じます。




柳先生大好きなお客様が
帯を締めてご来店くださいました。

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2019年2月 1日 (金)

次世代が繋ぐかたち〜藤平寧〜




陶器なのに
やわらかな姿で器であってオブジェのような
見る者の意表をつくような形が
藤平寧先生の作品の魅力です。


父・藤平伸氏の背中を見て
育った寧氏は、大学では考古学を
学び、卒業後、土に向かわれました。



轆轤を一切使わずに、自由な発想のもとで
土の中からおもしろい形を取り出すように、
のびのびと、ゆったりと。
“使う”ということにとらわれず、
“使う”ことを超越した作品は、
不思議と心を和ませてくれるような
豊かさがあります。






今展では「銀彩シリーズ」を中心とした器や
お抹茶碗、振出しを展示しております。
「銀彩」はお料理や、お抹茶が器に入ると
銀に反射し、とても美しいお色が器に映り
入れるものによって楽しめる作品なのです。







またオブジェ作品は、藤平先生らしい
「思いを伝えるかたち」として
可愛らしい雰囲気を醸し出すもの魅力の一つです。

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