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2018年1月

2018年1月29日 (月)

中田久美*森翠風 「雛人形」




シンプルな住空間にも合う
中田久美先生のお雛様。





それぞれの雛人形には
中田先生のこだわりが伺え
時を経たちりめんの魅力が生かされ、
優美で上品な雰囲気が漂います。

どれも優しい眼差しで
布ならではの柔らかな表情をしており
見守ってくれているかの様。
丸みを帯びたフォルムが
穏やかな品の良さと安心感を覚えます。





そして、一刀彫で作られた京人形。
森翠風先生と森隆之先生の
柾目の通った美しい木曾桧を用いた
雅やかな佇まいの雛人形。
品格の高さと精緻な彩色が見事です。





飾っているとヒノキの香りがほのか香り
このヒノキが、年月とともに濃く色づいて行きます。
お子様の成長と一緒に時間をかけて
共に過ごしてくれる楽しみがあります。


松崎融先生の朱漆花形重箱に飾ってみました。


女の子が生まれると幸福な人生を
歩んでゆけますように・・・と
初節句を祝う雛祭りは、長く続いて来た
日本の思いやる心の風習です。
女児の健やかな健康と成長を願う思いは、
平安の頃も現代も変わりないもの。
子供の身代わりとなって厄を受ける
「お守り」としてあるように
また、大人の女性がご自身の
御守りとしてお求め下さり、
飾ってくださることもございます。
どんな時でも、お雛様は
「守ってくれる」といった安心を与えてくれる
女の子にとって特別な存在です。

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2018年1月26日 (金)

中田久美 人形展 -春爛漫ー




本日より開催しております
【中田久美 人形展 -春爛漫ー】

会期:2018.1/26(金)~2/5(月)

中田久美氏がつくる華やかな人形たちが
春に向かってやって参りました。



古裂や手染めのちりめんのきものを
着せ繻子の帯を締めた市松人形。



そして、布ならではの柔らかで愛らしい
品の良さを感じさる雛人形。
女の子のお守りとなる雛人形は
大人の女性にも人気でございます。
優美で温かな中田氏の世界へ皆様を誘います。




※同時開催で、森翠風先生の京人形や、
 春爛漫な作品達をご紹介しております。

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2018年1月21日 (日)

松﨑融 お茶道具










そして、松﨑先生が作られた
朱漆・黒漆のお茶椀で点てたお抹茶は
木なので持った時の温かさや
まろやかで優しい口当たりに
陶器とは、また違った柔らかい感触でございました。



お茶道具を松﨑先生の作品で揃えられると
また一味違ったお茶をお愉しみ頂けると思います。




【松﨑融 木工展‐ことほぎの赤‐】は
明日22日(月)までの開催となりますので
ぜひ、ご高覧くださいませ。

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上方銀花 立礼式・お茶会2018 ①







本日は、2018年新年明けて初めての
上方銀花「立礼式・お茶会」を致しました。



上方銀花での立礼式のお茶会は
松﨑融先生が作ってくださった「塗分棚」から
「これでお茶会をしたら良いよ」という
先生の一言が上方銀花お茶会の始まり。




いつもなら3号店で開催しておりましたが
今回は、松﨑先生の個展中に
開催することになりましたので
お茶会用に設えを整え、ハッとするような
緊張感もありながら木の温もりを感じる作品に
囲まれての贅沢な空間のお茶会となりました。






お茶菓子は、お手製の練切「春霞」
春が待ち遠しい可愛らしい練りきりとなりました。
いつもお茶会の度に作ってくださり
毎回、皆様と一緒に美味しく舌鼓を打ちながら
お抹茶を頂きます。







そして、いつも素敵なお客様より
なかなか手に入らないという
宮城県仙台にある「九重本舗玉澤」さんの
「霜ばしら」を頂戴致しました。
今の季節にしか出会えないそうで
見た目も透き通るような白さに美しく
あっという間に口の中で消えて無くなる
優しい口どけで、とても上品な
お茶菓子でございました。
いつも、有難うございます。


本年も、毎月の素敵なひと時を
皆様と過ごしたいと思っております。
次回も、どうぞ宜しくお願い致します。

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2018年1月19日 (金)

松﨑融 木工展 -ことほぎの赤-




「松﨑融 木工展 -ことほぎの赤-」
では、大小様々な額を
お作りくださいました。
中には古布を入れており
古いモノまで調和する
松﨑先生ならではの風格ある作品です。

その昔、野球少年だった
松﨑融先生が作られた刳り貫きの額は
故・芹澤銈介氏の目に留まりました。

芹澤作品にひけをとらない
その物怖じしない作風で世間を驚かせた
華々しいデビューは今も語られています。






そして、上方銀花と松﨑融先生との出会いも
1つの「朱漆の額」でした。
その作品を見た時に
「素晴らしい作品と作家
に出会えた」というのが
第一声で、その時の興奮と感動は
今でも鮮明に覚えております。







松﨑先生の額は、
お部屋に1つ額を飾るだけで
多くの人を惹きつける力があり
一木から刳り出される作品は力強く
温かみを感じさせます。

今の時期には、
染疋田で描かれた「寿」を
お玄関に飾っておられる方もいらっしゃり
額一つで、色んな楽しみ方が出来ます。

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2018年1月15日 (月)

松﨑融 木工展 -ことほぎの赤-




現在開催中の
「松﨑融 木工展 -ことほぎの赤-」





昨日まで、松﨑先生と奥様が
御在廊くださっており
初日から3日間
ファンの方が沢山お見えになられ
皆様、先生とお会い出来たことに
とても喜んでおられました。



お客様との会話の中で
作品に対する先生の思いをお聞きしたところ
「使い手の方には、こちらから作品について
「この使い方」をしてくださいと提案するのではなく
受け取った方が、どれだけ作品から
使い方を発想して愉しんでもらえるかが、
僕の仕事だと思っている。
そうでなければ、面白くないでしょ?」と仰る松﨑先生。

凝り固まってしまった考え方でなく
自由に発想してもらえる事が嬉しいのだそうです。






そんなお話を聞いてから、もう一度作品を見ますと
更に作品の見方が広がり、お客様と共に
とても楽しい時間になりました。


これから、御覧になられる方も
ぜひ、このように楽しみながらご高覧くださいませ。
きっと新たなものが見つかるかもしれませんね。

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2018年1月12日 (金)

松﨑融 木工展 -ことほぎの赤-

本日より開催致しました
【 松﨑融 木工展 -ことほぎの赤- 】
会期:2018.1/12(金)~1/22(月)


          
初日12(金).13(土).14(日)と
松﨑融先生もご在廊くださっております。




幾重にも塗り込められた松﨑融氏の赤は、
縄文の赤。太陽の赤。そして、日本の赤。
一木から刳り出される松﨑融氏の魂のかたちに
塗り重ねることでしか表現できない漆の美しさは
これまでに、私達を幾度となく魅了し続けてきました。
作品からは、力強さの中に
優しいぬくもり繊細さが伝わり
李朝がベースの形には、
神に捧げる祭器のように祈りの原型を感じます。
2018年新春に、松﨑融氏が
「寿ぎの赤」を皆様にお届けいたします。




今回は、力作揃い。
大作も沢山作ってくださいました。
ぜひ、ご高覧くださいませ。

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