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2017年9月 2日 (土)

田中茂雄の『手』







田中茂雄先生は、京都生まれ。

奈良県明日香村にある
奥明日香の栢森という集落の中に
築約280年の古民家にて暮らしておられます。

その庭の中にある工房で、
穴窯と倒炎式薪窯にて極力天然の材料で
昔ながらの手法を使い作陶されます。

自然の中で生まれた出た作品は、
素朴さもありながら力強い器であり
使えば使う程に、景色が移ろい
その変化の美しさに魅せられます。





田中先生の作品に対する思いについて
古陶磁の力強さは、その時代の暮らしの中から
生まれ出たものだと思っておられるそうで
その暮らしに近付く様にと
現在の明日香村での生活をされております。
そして、その中で生まれた作品を
手に取られた皆様に、感動を与えられる様な
作品作りをしてゆきたいと…
陶芸家らしい『手』は
暮らしを通じて作品の力強さを生み出します。








上方銀花での個展は初めてですが
長年、1号店にて
作品を展示させて頂いておりました。
その為、お料理好きな方から、
茶道をされていらっしゃる方、
お酒が好きな方など…
皆様、田中茂雄先生の作品に
長年にわたり魅了された方々ばかりです。




暮らしの中で生まれ出る
田中茂雄先生の作品は
人々の暮らしの中でまた、
共に息づくように色んな形で
暮らしの感動を与えてくれます。

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