金継ぎ*山中俊彦
先日、7月6日(金)
読売テレビ「情報番組 ten」にて
山中俊彦先生の金継ぎの特集が放送されました。
約1か月にも及ぶ取材だったそうです。
その中身は濃く、山中先生が金継ぎに対する思いが
丁寧に切り取られた特集でございました。
山中先生は、本来は木象嵌の
素晴らしい作品を作る先生ですが
先生が、金継ぎをするきっかけとなったのが
阪神淡路大震災だったそうです。
その時「思い出の残る器が壊れた」
という依頼があり、
金継ぎのきっかけがうまれました。
金継ぎをした事で、器の表情の変化を
楽しみながら、自分にとってさらに
特別なものへと移ろう気持ちは
器の直しでもありますが、
心の直しでもあるということ。
金継ぎをすることで、
心が癒される方が多くいらっしゃったそうです。
金継ぎは、陶磁器の壊れた部分を接着
漆でコーティングし、
金の粉を蒔いて器を美しく修復する。
(※漆を使うのは、食に対して最も安全だということ)
直した部分が、金や錫・銀の色になることで
器の味わいが増し、新たな魅力を引き出します。
上方銀花でも、金継ぎをお願いしたり
教えて頂いたりと山中先生には長年にわたり
大変お世話になっておりました。
お客様方の器をお預かりして金継ぎをさせて頂くと
必ず喜んでいただける姿は、
私共にとっても幸せな気持ちになります。
いつでも、金継ぎは承っておりますので
「欠けてしまった」「ヒビが入った」
「割れてしまった」等
お困りの方は、ぜひお持ちくださいませ。
または、ご相談もお待ちしております。
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