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2017年6月

2017年6月29日 (木)

暮らしの空間

明日より開催致します
「暮らしの空間」展



【家具】指物家具・矢澤金太郎

【額】
額匠・雅土呂 山本雅俊
額師・有吉英

の先生方が作られた作品で
上方銀花には、素敵な空間が作られました。


矢澤金太郎氏は、独自の美しい組手と
力強くて存在感のある家具で、
多くの方を魅了します。
小さな傷や色褪せさえも
家族の幸せな時を刻んだ歴史、
代々受け継がれてゆく
重厚な温かみある家具です。

そして、その周りには
額の匠・山本雅俊氏が作る
絵・鏡・写真・布・紙を
額装した作品が、
矢澤金太郎氏の世界に調和し
居心地の良い空間を演出します。

上方銀花でしか味わえない
「暮らしの空間」を
ぜひご高覧くださいませ。

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2017年6月22日 (木)

川野恭和 白磁展






川野恭和先生の
コーヒーカップ・ティーカップのソーサーは
カップを固定する「くぼみ」が無いものを
上方銀花では、使用しております。




皆様は、コーヒーやお紅茶には
美味しいお菓子と一緒に
愉しまれる方が多いのでは
ないでしょうか。




上方銀花でも、普段のティータイム時には
川野先生のソーサ―に、美味しいお菓子を乗せて
カップはと言いますと
西端先生や松﨑先生の漆の茶托に乗せて
楽しい一時を感じて頂ければと
お客様方に、お出しする事がございます。

それが、とても好評でございまして
このスタイルが定番となりました。

「くぼみ」が無いソーサ―だから
出来る事でございます。
ソーサ―だけでなく、
単体でお皿としても
使える事は嬉しいですよね。







川野先生のコーヒーセットは
見た目も可愛らしい、温かみある時間を
お過ごし頂けます。

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2017年6月18日 (日)

川野恭和の『手』②






鹿児島県で生まれ育った
川野恭和先生。

瀬戸で陶芸を学ばれ、
瀧田項一氏に師事されました。
その後、故郷に戻り鹿児島で
作陶されています。

瀧田氏より、確実に
民藝の力強さを受け継がれ
国画会を先達する立場として
「用の美」を理念に
暮らしの中で、使うものこそ美しく、
目で楽しんで使って楽しむ
温もりのある作品たち。

この厚みのあるしっかりとした『手』から
数々の作品を生みだされてきました。







作品からは、優れた民芸品に備わる静かな強さと
確かな使いよさが伝わってきます。




そして、使い手の事を一番に考えて作られた作品は、
持ちやすさ、口当たりのよさ、丈夫さで
上方銀花では、ファンが絶えません。
毎日、川野恭和先生のカップで飲むコーヒーやお紅茶は
ゆったりと、心を柔らかくしてくれている様な
安心感があり、お客様方にとても好評です。

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2017年6月16日 (金)

川野恭和 白磁展




上方銀花にとって7年ぶりの個展
「川野恭和 白磁展 ~暮らしの用の美~」が
本日より開催致しました。





川野先生も張り切ってくださり
沢山の作品を作ってくださいましたので
見応えたっぷりです。


ギャラリーで愛用している
川野恭和氏のコーヒーカップは
上方銀花の顔であり、
皆様から愛される存在です。

川野氏の仕事は、
師 瀧田項一氏より受け継いだ、
民芸の力強さと存在感を
感じさせる釉溜まりの中に、
ほのかな青みが残る爽やかな白磁。
そして、深みがありながら
透明感も感じさせる瑠璃も
とても魅力的です。



「身近に置いて楽しく使いたいものを作りたい」
との思いから生みだされる器は、
作り手としてのこだわりを感じます。
普段使いにピッタリで、見た目も美しく、
日常で活躍する器ばかりです。




本日は、川野先生と奥様が
ご在廊くださいました。
明日も夕方までいらっしゃいます。
暮らしの中に息づく川野氏の器を、
ぜひご高覧くださいませ。

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2017年6月13日 (火)

国展 第91回

本日より、大阪市立美術館にて
第91回 国展が開催されております。

漆器:松﨑融先生
陶器:川野恭和先生・松形恭知先生・土屋典康先生・阿部眞士先生
染:小島貞二先生・岡本隆志先生など…

上方銀花では、沢山の馴染みの
先生方が出品されております。
16日(金)までの開催ですので、
ぜひ、行かれてみては如何でしょうか。

また、その国展の最終日からは
『川野恭和 白磁展 ~暮らしの用の美~』
を6/16(金)~6/26(月) 開催致します。

上方銀花にとって7年ぶりの個展です。
ギャラリーで愛用している
川野恭和先生のコーヒーカップは
上方銀花の顔であり、
皆様から愛される存在です。

川野先生も張り切ってくださり
沢山の作品を作ってくださいました。
※川野先生は、6/16(金)・17(土)の2日間
ご在廊くださいますので、
こちらも是非ご高覧くださいませ。

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2017年6月10日 (土)

吉岡正人 絵画展






吉岡正人先生は、
埼玉県「サトエ記念21世紀美術館」にて
約6ヵ月間の個展をされた他

エリザベス女王が、晩餐会をされたような
格調が高く、とても有名なホテルである
「東京会館」にて、
建て替えする前の最終企画として
展覧会に吉岡先生の作品が並んでおりました。








最近では、今年3月に京都ノートルダム女子大学へ
「最後の晩餐」が描かれた、
縦177cm×横708cm大作を寄贈されました。


約1年半の制作期間を費やした大作は
キリストを中心に12名の使徒が描かれております。
生命感を感じる様に、肌の質感をこだわり
柔らかな雰囲気を出すようにしているんだそうです。
背景の色や、表情、隅々にまでこだわり抜いた
“吉岡正人”が描く
「最後の晩餐」の大作が完成致しました。





そんな素晴らしい吉岡先生のお人柄は
とても優しく柔らかな、飾らない先生です。
ですが、作品を語る時は熱く、
内に秘める情熱を感じます。
作品に「生命」が宿っている
静かな世界がそこにあります。






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2017年6月 8日 (木)

紫陽花







素敵なお花をいつも
お持ちくださるお客様方より
梅雨の季節に美しく咲く
「紫陽花」を頂きました。


吉岡正人先生の空間に花を添えて…







いつも季節のお花を飾ってくださり
有難うございます。






「吉岡正人 絵画展」は
12日(月)までの開催となります。

上方銀花では、31年間ずっと
願っていた吉岡先生の個展です。
こんなに近くで拝見出来るのは、
滅多にございませんので
ぜひ、この機会にご高覧くださいませ。

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2017年6月 4日 (日)

吉岡正人の『手』





埼玉県にお住まいの吉岡正人先生。
現在は、作家活動をなさっている中
武蔵野美術大学、
埼玉大学の教授もされており
学生たちに絵画について、
そして教育について
後進の指導にも尽力されております。

お話をしていると
とっても面白くて、お話が楽しい吉岡先生。
大阪出身なので、私たちの冗談にも
付き合ってくださるなんて事もありました。








作品は、中世のルネッサンスそして
現在の輝く時間を切り取られた
静かな空気感が漂う世界。
どこかイタリアを思わせる
美しい想像の世界を描かれております。


下絵の段階で、絵の全てのイメージが
出来上がっている程に
精密な構成のもと作られた吉岡先生の絵は
惹き込まれるような独自の世界観。


描かれた人物は、どこかを見つめ
何かを訴えかけているかの様な
見るものを放しません。




吉岡先生は、本日までのご在廊でしたが
展覧会は、12日(月)までの開催です。

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2017年6月 2日 (金)

吉岡正人 絵画展

 
本日より開催しております
「吉岡正人 絵画展」



初日から先生がご在廊くださり、
先生のファンの方や、お知り合いの方
そして、上方銀花の絵がお好きなお客様方が
先生とのお話を楽しみながら、
ご高覧くださっておられました。



吉岡正人先生のテンペラ画は、
ヨーロッパ中世ルネッサンス香り漂う
奥行きと広がりを感じさせる
感性豊かな作品たち。
その作品の前に立つと 何時の時代の
何処とも知れぬ静謐な世界に
引き込まれ ,私達はその時代に
タイムスリップしたように感じます。
作品は常に私達に心のやすらぎをもたらし、
普遍的な美への感動を導き
明日への夢や希望の糧となって
いくようにも思えます。

 平成28年9月には、
埼玉県「サトエ記念21世紀美術館」にて
約6ヵ月間の個展。
平成29年3月には
「京都ノートルダム女子大学」にて
「最後の晩餐」が描かれた、
縦177×横708cm大作を寄贈されました。
※その記事も「美術の窓」にて掲載されました。

国内だけでなく、イタリアでの個展の他、
埼玉大学教授として後進の指導にも
尽力されたりと様々な活動をされております。




上方銀花では念願叶っての初めての個展です。
吉岡先生は、残り3日(土)・4日(日)と
御在廊してくださいます。
優雅でエレガントなヨーロッパの雰囲気を
感じさせる吉岡正人氏の世界を
ご高覧くださいませ。

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