瀬本容子 美しき金地テンペラ画の世界
岡山県立美術館にて
「瀬本容子 美しき金地テンペラ画の世界」が
12月16日から、開催されております。
――――――――――――――――――――――――
岡山県倉敷市玉島出身の画家・瀬本容子(1930〜)は、
1962年に渡仏した際、煌びやかな中世キリスト教絵画の
装飾的な様式美に魅了されました。そのとき以来、
イコンや初期ルネサンス絵画を範としながら、
金箔を施した下地にラピスラズリやセピアなどの
天然顔料と卵黄を混ぜた絵具で描く金地テンペラ画を
今日まで精力的に作り続けています。
熟練した職人的技術を必要とする古典的絵画技法に
支えられた彼女の作品は、中世キリスト教絵画と
共通する深遠な精神性を醸しつつ、幻想的で愛らしい
モティーフが現代的で軽やかな色彩によって彩られ、
独特な魅力を放っています。
この展覧会では、板やガラス、羊皮紙を支持体とする
金地テンペラ画を中心に約70点を展示することによって、
瀬本容子が半世紀以上にわたって続けてきた
金地テンペラという堅牢な絵画技法を紹介するとともに、
彼女の幻想的で優美な作品世界の魅力に迫ります。
(岡山県立美術館 文章参照)
――――――――――――――――――――――――
美術館では、ゆったりとした
天井の高い空間で美しく飾られた
圧巻の瀬本先生の作品達が待ち受けております。
瀬本先生が、今までに独自の世界を
描き続けてこられた時の流れを
感じることの出来る「幸せ溢れる世界」
来月末までの開催となりますので、
ぜひ皆様も岡山へ遊びに
足を運んでみてください。
【 岡山県立美術館 】
〒700-0814 岡山市北区天神町8-48
TEL.086-225-4800
http://www.pref.okayama.jp/
■休館:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
※年末年始は、
2016年12月26日(月)~2017年1月4日(水)まで
全館休館するそうです。
年始は1月5日(木)より通常どおり開館いたします。
| 固定リンク
「お知らせ」カテゴリの記事
- ゴールデンウィーク休廊のお知らせ(2021.04.24)
- designer Shoko Ochiai Batik pesisir KIRANA ジャワ更紗と装飾小物(2020.11.05)
- 森暁雄 ジュエリー展(2020.12.03)
- 河井一喜のうつわ(2020.11.19)
- 年末年始休廊のお知らせ(2020.12.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント