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2016年12月 3日 (土)

石倉創・康夫

石倉先生ご兄弟のそれぞれの考え方




創先生は、鉄・素材を一番に
考えられた作品を精密に作り上げます。
「鉄」の性質・性格・その時の状態など
全てを捉えて、作品の構想が始まります。
緻密に、「鉄」あってのデザインが特徴です。




反対に、康夫先生は紙に思いつくままに
イメージ図を描いてから制作に移る感覚型。
制作をしているうちに、
初めに考えていたものとは違う事もしばしば。
あえて「鉄」という素材を無視した考え方で
新しい発見が見えてきたりと
それこそが、思いもよらない面白い事が
作品に起こるんだそうです。




同じように鍛鉄を製作されていても
考え方も、作品の捉え方も違うお二人の大作は
それぞれの面白さが相まって
他には無い、石倉先生ならではの
日本的感性を漂わす静謐で、力強い。
そして、シンプルで美しい作品が生まれます。
門扉やテーブルは、その骨頂です。
もし、気になる方がいらっしゃいましたら
お気兼ねなくご相談くださいませね。
いつでもお電話お待ちしております。





本日は、作品の搬出でございました。
寂しい気持ちを抑えつつ、
上方銀花は2016年最後の個展に突入します。

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