石倉創・康夫
石倉先生ご兄弟のそれぞれの考え方
創先生は、鉄・素材を一番に
考えられた作品を精密に作り上げます。
「鉄」の性質・性格・その時の状態など
全てを捉えて、作品の構想が始まります。
緻密に、「鉄」あってのデザインが特徴です。
反対に、康夫先生は紙に思いつくままに
イメージ図を描いてから制作に移る感覚型。
制作をしているうちに、
初めに考えていたものとは違う事もしばしば。
あえて「鉄」という素材を無視した考え方で
新しい発見が見えてきたりと
それこそが、思いもよらない面白い事が
作品に起こるんだそうです。
同じように鍛鉄を製作されていても
考え方も、作品の捉え方も違うお二人の大作は
それぞれの面白さが相まって
他には無い、石倉先生ならではの
日本的感性を漂わす静謐で、力強い。
そして、シンプルで美しい作品が生まれます。
門扉やテーブルは、その骨頂です。
もし、気になる方がいらっしゃいましたら
お気兼ねなくご相談くださいませね。
いつでもお電話お待ちしております。
本日は、作品の搬出でございました。
寂しい気持ちを抑えつつ、
上方銀花は2016年最後の個展に突入します。
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