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2016年12月

2016年12月27日 (火)

年末年始休業のお知らせ





本年も、皆様には上方銀花を
ご愛顧くださいまして心より感謝申し上げます。

誠に勝手ながら、
明日12月28日(水)~2017年1月11日(水)の期間
長めの年末年始の休業を頂戴致します。
メール等で頂戴致しましたお問い合わせへのご返信も、申し訳ございませんが、
休業明けとなりますのでご了承くださいませ。

新年は12日(木)より、通常営業致しますので、
どうぞ宜しくお願い致します。



2016年は、アニバーサリーイヤーでした。
上方『銀花』創立30周年
お母様の米寿

この1年は、皆様の温かいお気持ち、そして先生方の熱い気持ちに触れる事が多い年でございました。
上方『銀花』がここまで続けてこれたのは、
皆様が優しく見守ってくださる御支援のお陰です。
本当に有難うございます。


今後も、10年…20年…
今まで以上に素敵な作品を皆様に
ご紹介出来ますよう精進いたします。

先ずは、2017年のスタートを
飾ってくださる中田久美先生の人形展が
1月13日(金)から開催します。
ぜひお楽しみにしてくださいませね。



来年も皆様にとって幸多き年になりますよう・・・
どうぞ宜しくお願い申し上げます。


まだまだ厳しい寒さが続いておりますが、
皆様くれぐれもお身体大切にお過ごしください。


よいお年をお迎えくださいませ!

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2016年12月20日 (火)

瀬本容子 美しき金地テンペラ画の世界

岡山県立美術館にて
「瀬本容子 美しき金地テンペラ画の世界」が
12月16日から、開催されております。




――――――――――――――――――――――――
岡山県倉敷市玉島出身の画家・瀬本容子(1930〜)は、
1962年に渡仏した際、煌びやかな中世キリスト教絵画の
装飾的な様式美に魅了されました。そのとき以来、
イコンや初期ルネサンス絵画を範としながら、
金箔を施した下地にラピスラズリやセピアなどの
天然顔料と卵黄を混ぜた絵具で描く金地テンペラ画を
今日まで精力的に作り続けています。
熟練した職人的技術を必要とする古典的絵画技法に
支えられた彼女の作品は、中世キリスト教絵画と
共通する深遠な精神性を醸しつつ、幻想的で愛らしい
モティーフが現代的で軽やかな色彩によって彩られ、
独特な魅力を放っています。
この展覧会では、板やガラス、羊皮紙を支持体とする
金地テンペラ画を中心に約70点を展示することによって、
瀬本容子が半世紀以上にわたって続けてきた
金地テンペラという堅牢な絵画技法を紹介するとともに、
彼女の幻想的で優美な作品世界の魅力に迫ります。
(岡山県立美術館 文章参照)
――――――――――――――――――――――――
美術館では、ゆったりとした
天井の高い空間で美しく飾られた
圧巻の瀬本先生の作品達が待ち受けております。

瀬本先生が、今までに独自の世界を
描き続けてこられた時の流れを
感じることの出来る「幸せ溢れる世界」
来月末までの開催となりますので、
ぜひ皆様も岡山へ遊びに
足を運んでみてください。


【 岡山県立美術館 】
〒700-0814 岡山市北区天神町8-48
TEL.086-225-4800
http://www.pref.okayama.jp/
■休館:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)

※年末年始は、
2016年12月26日(月)~2017年1月4日(水)まで
 全館休館するそうです。
 年始は1月5日(木)より通常どおり開館いたします。

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2016年12月18日 (日)

素敵な空間





いつも楽しませてくださるお洒落なお客様が
展示販売のディスプレイのプロという事で
こんなにも素敵な空間にしてくださいました!!






フィンランドのブランケットやストールなど
また、クリスマスにちなんだ
可愛らしいものが沢山展示しております。

ぜひ、このディスプレイと共に
御覧くださいませ!

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2016年12月13日 (火)

~5日間限定 感謝セール~  冬の上方まつり





2016年も残り僅かとなって参りました。
今年は、上方『銀花』を
支えてくださった皆様方のお陰様で
30周年を迎えることが出来ました。
とても素敵な1年の締めくくりとして、
年に2度しか開催しない、
感謝の気持ちを込めた大セールです。


陶磁器・漆器・ガラス・
木工家具・絵画・彫刻
ジュエリー・服地…etc

■また、併せて
呉服の大セールも開催致します!
(着物・帯・和装小物)

3日間限定の特別価格にて
ご提供させて頂きますので
ぜひ、お遊びにいらしてくださいませ。



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2016年12月 8日 (木)

西陣 名工の帯 〜美術工芸 啓〜




「京都の職人技術」を守っていかなければと危惧し
6年前に「美術工芸 啓」を立ち上げた吉野啓二さん。
吉野さんが作られる作品は、素材のこだわりから始まります。



使用されている絹糸は、「生引き糸」という
生きた蚕の繭からつむいだ糸を使用されております。
その糸には、程よい弾力と、独特の艶やかな光沢があり
素材そのものの力が最大限に生かされ
帯になった時には、美しい風合いを醸しだしてくれるのです。








そして「お色使い」
「清楚」をキーワードに色味が
とことん納得するまで吟味されるそうです。
透明感ある美しい新鮮な色彩は
こだわりにこだわり抜いたからこそ生まれる
「美術工芸 啓」にしか出せないもの。
同じ模様でも、配色が違えば
全く新しい帯が生み出される楽しさもございますね。




最後に「金」
本金にこだわり、「金」を巧みに使いこなし
色んな表情を魅せてくれます。





例えば、金と純白の糸で織りあげられた
「吉鶴文様の帯」
大胆に配置された鶴の羽根が
刺繍のように織られ存在感があり
晴れやかな印象。


裏地も亀甲柄になっており
表と裏を合わせると「鶴と亀」になります。
訪問着や色留にも合わせる事の出来る
晴れの場に相応しい、上品かつ華やかな帯です。

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2016年12月 5日 (月)

西陣 名工の帯

本日より開催致しました
【西陣 名工の帯】




美術工芸・啓、齋藤織物、
帯匠 ・丹波屋を筆頭に、
京の名門帯が
上方銀花に集結しております。
どれも緻密な仕事が成された
美しい帯ばかりです。




帯匠の研ぎ澄まされた職人技によって
織りなす美しい世界。
ぜひ、ご高覧くださいませ。



上方銀花が選んだ、帯と相性のいい
個性豊かなものから、
洗練された附下もご用意しています。
初めての試みが沢山詰まった今回の展覧会。
お着物を始められる方にもピッタリなものが
揃っております。

※リーズナブルなお着物・帯も
特別にご用意させて頂きました。

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2016年12月 3日 (土)

石倉創・康夫

石倉先生ご兄弟のそれぞれの考え方




創先生は、鉄・素材を一番に
考えられた作品を精密に作り上げます。
「鉄」の性質・性格・その時の状態など
全てを捉えて、作品の構想が始まります。
緻密に、「鉄」あってのデザインが特徴です。




反対に、康夫先生は紙に思いつくままに
イメージ図を描いてから制作に移る感覚型。
制作をしているうちに、
初めに考えていたものとは違う事もしばしば。
あえて「鉄」という素材を無視した考え方で
新しい発見が見えてきたりと
それこそが、思いもよらない面白い事が
作品に起こるんだそうです。




同じように鍛鉄を製作されていても
考え方も、作品の捉え方も違うお二人の大作は
それぞれの面白さが相まって
他には無い、石倉先生ならではの
日本的感性を漂わす静謐で、力強い。
そして、シンプルで美しい作品が生まれます。
門扉やテーブルは、その骨頂です。
もし、気になる方がいらっしゃいましたら
お気兼ねなくご相談くださいませね。
いつでもお電話お待ちしております。





本日は、作品の搬出でございました。
寂しい気持ちを抑えつつ、
上方銀花は2016年最後の個展に突入します。

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