木工:岡井大介の『手』
この肉厚の『手』は、
今時は、珍しく
携帯電話もパソコンも持たれない
木と真剣に向き合う事に誠実な岡井大介先生。
飾らない、素敵なお人柄は
作品からも伝わってきます。
本来の木の性質.性格を細かく感じとり
育ち方を見て、其々の「木」に見合った作品を…と
どんな時でも「木」に対するこだわりが伺えます。
こちらのデスクは、全て桜の木を使用し
桜の木目を重点に作られた逸品作品。
桜の木は、寿命が短い為に
このように立派な太さで厚みのある一枚板は
なかなか手に入りません。
その貴重な桜を贅沢に、木を生かしながら
光沢の美しい桜の一枚板デスク。
木が好きな方は、このデスクから離れられないほど
温もりを感じさせてくれる作品。
大きさも十分ございますので、
2人掛けでお使い頂いても十分な広さです。
また、江戸時代の木材をそのままの素材で
下の脚を石倉先生に作って頂きました。
江戸から平成へ…
時を渡り歩いた木材からは、その歴史が伺えます。
それが味となり、先生方の『手』で生まれ変わりました。
他にも、江戸時代のお寺にあった素材を使った大作など
どれも「木」を一番に考えて作られた作品は
滑らかな手触り、美しい木目、
光が当たった時の「木」独特の光沢感
全て、岡井先生のこだわりが詰まっております。
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