誉田屋源兵衛 帯展-ラリックを織る-
現在、開催中の「誉田屋源兵衛 帯展」は
残り2日間となりました。
今回、誉田屋源兵衛が挑戦したテーマは
「100年前のヨーロッパの宝飾品を帯にする」
その中で、9~20世紀に活躍した
フランスの装飾芸術史に
燦然と輝く巨星「ルネ・ラリック」を焦点に
今までとは違った、斬新で美しく、
誉田屋らしい洗練されたデザイン性のある帯が
出来上がりました。
この時代当初、ルネ・ラリックは
さまざまなアール・ヌーヴォー様式の
ジュエリーを手掛け、
その名を知られるようになります。
そして、後にアールデコ様式
のガラス作品を多く制作し、
ふたつの様式にわたって
傑作を生み出し続けました。
「ジュエリーとガラス」そして
「アール・ヌーヴォーとアールデコ」
彼の卓抜したデザインを織物で表現する為に
様々な素材と技法が駆使された帯からは
ガラスの透き通るような透明感
そして、輝く煌びやかな世界を感じます。
誉田屋源兵衛ならではの「ルネ・ラリック」
ぜひ、実感して頂きたい世界です。
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