« 西山亮 吹きガラス展 | トップページ | 西山亮 吹きガラス展 »

2016年3月31日 (木)

西山亮の『手』

21
西山亮先生の『手』


西山亮先生は、一番弟子として
スタジオグラスの第一人者である
舩木倭帆先生に師事されました。
九州での4年間の修行をされた後に
現在は、北海道の長沼町にて工房を作り
制作活動をされておられます。

舩木先生の元で「用の美」を意識した器作りは
溶けたガラスを巻き付け膨らませる事で
どれだけのガラスの魅力を引き出せるのかと
今でも、「器」は永遠なるテーマだそうです。

12

18

22

常に新しいものに挑戦されるその熱い志は
昔も今も変わらず、お使い頂く方の事を
第一に思いながら、飽きずに愉しんで頂けるような
作品作りを心掛けておられます。
今回も、上方銀花の為に
初お披露目の新作を沢山の作ってくださいました。

24

デザインは、シンプルですっきりとした印象で
お色も、西山先生自ら配合した
オリジナルの「萌黄色」の優しい新緑を感じさせる色から
「オリーブ」の深く味わいのある深緑色
そして、「ルリ」の青々とした爽やかなな色は
西山先生にしか出せない美しさがあります。

23

使い心地の良いもの、尚且つ美しいもの
どの作品にも繊細なお仕事が施され
見ているだけでも、幸せな気持ちにさせてくれます。

|

« 西山亮 吹きガラス展 | トップページ | 西山亮 吹きガラス展 »

作家の『手』」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。