西山亮の『手』

西山亮先生の『手』
西山亮先生は、一番弟子として
スタジオグラスの第一人者である
舩木倭帆先生に師事されました。
九州での4年間の修行をされた後に
現在は、北海道の長沼町にて工房を作り
制作活動をされておられます。
舩木先生の元で「用の美」を意識した器作りは
溶けたガラスを巻き付け膨らませる事で
どれだけのガラスの魅力を引き出せるのかと
今でも、「器」は永遠なるテーマだそうです。



常に新しいものに挑戦されるその熱い志は
昔も今も変わらず、お使い頂く方の事を
第一に思いながら、飽きずに愉しんで頂けるような
作品作りを心掛けておられます。
今回も、上方銀花の為に
初お披露目の新作を沢山の作ってくださいました。

デザインは、シンプルですっきりとした印象で
お色も、西山先生自ら配合した
オリジナルの「萌黄色」の優しい新緑を感じさせる色から
「オリーブ」の深く味わいのある深緑色
そして、「ルリ」の青々とした爽やかなな色は
西山先生にしか出せない美しさがあります。

使い心地の良いもの、尚且つ美しいもの
どの作品にも繊細なお仕事が施され
見ているだけでも、幸せな気持ちにさせてくれます。
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