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2016年3月

2016年3月31日 (木)

西山亮の『手』

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西山亮先生の『手』


西山亮先生は、一番弟子として
スタジオグラスの第一人者である
舩木倭帆先生に師事されました。
九州での4年間の修行をされた後に
現在は、北海道の長沼町にて工房を作り
制作活動をされておられます。

舩木先生の元で「用の美」を意識した器作りは
溶けたガラスを巻き付け膨らませる事で
どれだけのガラスの魅力を引き出せるのかと
今でも、「器」は永遠なるテーマだそうです。

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常に新しいものに挑戦されるその熱い志は
昔も今も変わらず、お使い頂く方の事を
第一に思いながら、飽きずに愉しんで頂けるような
作品作りを心掛けておられます。
今回も、上方銀花の為に
初お披露目の新作を沢山の作ってくださいました。

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デザインは、シンプルですっきりとした印象で
お色も、西山先生自ら配合した
オリジナルの「萌黄色」の優しい新緑を感じさせる色から
「オリーブ」の深く味わいのある深緑色
そして、「ルリ」の青々とした爽やかなな色は
西山先生にしか出せない美しさがあります。

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使い心地の良いもの、尚且つ美しいもの
どの作品にも繊細なお仕事が施され
見ているだけでも、幸せな気持ちにさせてくれます。

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2016年3月27日 (日)

西山亮 吹きガラス展

現在、開催中の「西山亮 吹きガラス展」
初日から、西山先生がご在廊くださっていた事もあり
沢山のお客様方にお出で頂いております。

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また、先生の作品にピッタリなお花を
いつもお世話になっている素敵なお客様がお持ちくださり
一層、華やかな会場になりました。

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可憐な雰囲気から、ぽってりと可愛らしいものまで
西山先生の作品は、入れるお花を選ばず
どんなお花を入れてもピッタリと草花達を
綺麗に引き立ててくださいます。

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一輪入れるだけで十分ですね。

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2016年3月25日 (金)

西山亮 吹きガラス展

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本日より開催しております
「西山亮 吹きガラス展」は
初日から、沢山のお客様方にお越し頂きました。

また、西山先生も北海道から
始発の飛行機に乗って、大阪へと
お越しくださり本日25日と26日の2日間
ご在廊くださいます。

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西山先生が作りだす、
手吹きならではの温かみある作品は
舩木先生の「品格」
そして「用の美」を脈々と受け継いでおられます。

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日常に潤いをもたらす淡くて優しいガラスの彩りは
まるで春の訪れを感じるようです。
上方銀花での初めての個展です。
ぜひご高覧くださいませ。

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2016年3月22日 (火)

春の便り

いつも素敵なお花をくださるお客様より
春のお便りが届けられました。

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・木蓮

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・琵琶

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・桜

自然に生きた
立派なお花ばかりです。
中でも、木蓮の伸び伸びとした枝ぶりと
大きなお花は、生命力の強さを感じます。

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どれも、美しいの一言。

お持ちくださったお花は、
全て、上方銀花のお母さんに
生けて頂きました。

いつも、上方銀花の作品に合う様にと
お花を届けてくださり有難うございます。


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そして、昨日で、終了致しました
「矢澤金太郎 指物家具展」は、特別に延長して
3号店に作品が移動して展示する事となりました。
今回、見逃してしまった方はぜひお出でくださいませ。

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また、2号店の次回の展覧会は
今週25日(金)から開催の
「西山亮 吹きガラス展」でございます。
舩木倭帆先生の一番弟子として、スタジオグラスの道に入り
「用の美」そして、「舩木先生の品格」を受け継がれた
西山先生の透き通るような透明感あるガラス作品が
上方銀花に届きます。
ぜひ、お楽しみにしてくださいませ!

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2016年3月19日 (土)

矢澤金太郎 指物家具展 -小箪笥-

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矢澤先生の家具は、重厚感がございますが
その見た目とは違って
引き出しは、とても滑りが良いのです。

木で作られた取っ手も持ちやすいことから
軽く出し入れすることが出来るように
計算されて作られております。

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また、中の素材は桐で出来ている為
お着物や洋服を収納されるのにはピッタリな箪笥。

サイズ感も、飾り棚としてもお使い頂ける
調度良い高さになっておりますので
好きな敷物を引かれたり、オブジェなど
箪笥をお使いになられる度に
愉しんで頂けるのではないでしょうか。

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「矢澤金太郎 指物家具展」は
21日(月)までとなっております。 
他にも、沢山の作品が展示しておりますで
ぜひ、実際に触れてご高覧くださいませ。

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2016年3月17日 (木)

矢澤金太郎 指物家具展 -テレビ台-

矢澤先生のテレビ台は
別注として、こだわりあるテレビ台など
上方銀花でも人気アイテム。

「別注テレビ台」はこちら
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矢澤先生の家具が大好きで集めておられる方から
普段、テレビを見る時間が至福な時として
こだわりのテレビ台が欲しいという方まで
多くのお客様方が、矢澤先生のテレビ台を
選んでくださっています。

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そして、届いたテレビ台は
今回の新作「ルンバ対応」でございます。

対応というのは、下の空間に
おそうじルンバがテレビ台の下に潜れる高さになっており
脚にコマが付いているので、重厚感ある矢澤先生の家具も
動かしやすく、お掃除が樂チンです。

また、2段に分かれており
上段が、デッキが入りやすい構造
下段が、深さのある大きめの引き出しが付いてDVDなど
小物類も分けて収納しやすくなっております。

(サイズは、横幅:130㎝です。)

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2016年3月14日 (月)

矢澤金太郎 指物家具展 -書棚兼食器棚-

今回、上方銀花の為に作ってくださった
「書棚兼食器棚」

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矢澤金太郎先生の安定した重厚感ある素敵な書棚。
一見、矢澤先生の作品の中で
定番で人気の高い「11段食器棚」にも似ておりますが
それとは、また少しずつ違う部分があり
これもまた収納力が優れた、
便利な「書棚兼食器棚」でございます。

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こちらは、中の棚が可動式棚で
本は勿論、食器など
入れて頂くモノに合わせて棚を可動し
様々な大きさのモノに対応出来る優れもの。

また、扉の中央に木が通っていない為
オブジェや壺なども入れて
ディスプレイとしてもお使い頂けます。

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本や大好きなものを入れて
心地良いくつろぎの空間を作って頂くのもよし

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普段の生活には欠かせない、
食器類を収納する為に使って頂くのもよし

色んな空間に合わせて
其々に染まってゆく
矢澤金太郎先生の「書棚兼食器棚」は
ぜひ、実際に御覧頂きたい作品です。

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2016年3月11日 (金)

矢澤金太郎 指物家具展 -繋ぐもの-

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本日より、開催致しました
「矢澤金太郎 指物家具展 ‐繋ぐもの-」

大きな大きな矢澤先生の家具が
上方銀花へと届きました。

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矢澤先生が作る独自の美しい組手と
丈夫で存在感のある家具は、
上方銀花でも多くの方が魅了され
先生のファンのとなりました。
そして、現在も新たにファンになられた方が
次々に、矢澤家具を見ようと
ギャラリーへお出でくださいます。

その結果、上方銀花は
矢澤家具を長年愛用してくださっている
親子二代に渡る熱烈なファンによって
支えられた30年でございました。

時の流れが生み出した傷や色褪せた事さえ
家族の歴史と思える矢澤家具。
今回は、上方銀花の為に作ってくださった新作から、
定番の作品まで展示しております。

このように沢山の矢澤先生の作品に囲まれた空間で
ご高覧頂ける機会もございませんので
ぜひ、ご高覧くださいませ。

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2016年3月 8日 (火)

石倉創・康夫  桜の一枚板コンソールテーブル

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「あかり展」と共に展示をしておりました
こちらの飾り台。

石倉創先生・康夫先生の「鍛鉄の脚」
岡井大介先生の「桜の一枚板の天板」で作られた
スマートな飾り台は
今回、初お披露目でございました。

昨年からの計画で、
春の季節に合わせて特別に作って頂いた
上方銀花オリジナルの作品です。

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桜は、弱く大きく育つのが難しい木だそうで
こんなにも分厚く大きな一枚板は
なかなか手に入りません。
また、しなやかな強さを持っている為
硬くて丈夫、そして磨くと光沢の出る特徴がございます。

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そして、土台となる「鍛鉄の脚」は
石倉先生ご兄弟が、鉄の美しさを出すため
極限まで打って引き出されたもの。
その一打ち一打ちに魂が込められた鉄の表情と
石倉先生ならではの研ぎ澄まされたシャープな細い線は
他には無い、美しい鍛鉄の作品として生まれます。

この夢のコラボレーションで
一足早く、上方銀花の春はやって来ました。

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瀬本容子先生の「桜」の作品と共に
展示しておりますので、ぜひご高覧くださいませ。

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2016年3月 5日 (土)

あかり展―荒川尚也(ガラス)-

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今回、荒川尚也先生の「あかり」作品は
上方銀花では初めての展示です。

荒川先生といえば
京丹波町和知で工房を構えておられ
水に恵まれた山里暮らしから受ける
インスピレーションで
先生が吹かれるガラスは、
泡が特徴的な様々な表情があらわれています。
瑞々しく、流動的な気泡が
自由にガラスの中で舞っているのが特徴的。

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そして、今回の「あかり」作品では
この泡が、灯りを浴びることによって
近くの壁や天井に、美しく泡の陰影を写しだし
温かみある「あかり」だけでなく
印象深い、涼やかさも兼ね備えた
氷のような瑞々しい
素敵な「あかり」の演出を生み出してくれます。


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また、泡のないシンプルな
キャンドルスタンドも展示しております。
ガラスのほやと錆付けした鉄のスタンドの組み合わせは
絶妙なバランスで、美しいフォルムです。
電球などとは違って
ロウソクの「あかり」は、ゆらゆら揺れる灯りと共に、
まったりとした時が流れ、心を和ませてくれます。

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2016年3月 3日 (木)

雛祭り

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本日は、お雛祭り
あかりを付けましょ雪洞に~♪と
自然と歌が流れてきますね。

今朝、いつもお世話になっているお客様より
頂きました手作りのちいちゃなお雛様が、
なんと可愛らしいこと。
今日一日、春のお花と共に
飾らせて頂きました。

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2016年3月 1日 (火)

あかり展 ―高山しげこ(手漉き和紙)―

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高山しげこ先生の「あかり」は
木の繊維をつぶして、
ドロドロの状態から和紙を作りだす所から始まります。

それは、漉き加減、色の具合によって表情が違ってくる
和紙独特の一つとして同じものは生まれない
自然の面白さがある作品。

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紙の凹凸、厚さ、色合い
僅かな違いを生み出すことで表情豊かな温かみある
和紙を通して包んでくれる「あかり」は、
時間が経つのを忘れてしまう程の居心地が良いものです。

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ぜひ、この居心地の良い空間へ
お出でくださいませ。

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