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2016年2月28日 (日)

中村工房 ホームスパン

先日、とってもダンディーな男性のお客様が
初めて、上方銀花へとご来店くださいました。

どの作品を御覧に来られたのか・・・
お話を聞きますと
NHK「イッピン」という番組にて
中村工房のホームスパンの特集がされており
「素敵だな」と思ってくださったところから
上方銀花へと辿りつかれたそうなのです。


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中村工房は、岩手県の盛岡にて
植物染料や、化学染料で染色した羊毛を手紡ぎし、
丁寧に手織りされたホームスパンのマフラーを
作っておられます。
明治時代に、イギリスの宣教師によって
ホームスパンの技法は伝えられました。

スコットランドやアイルランドと気候が
似ていることから盛岡で定着し、
洋服地などが織られるようになっていたそうです。
今では、現地でさえも継承されていない貴重な技術。
中村工房は、その技術を受け継ぎ、
続ける工房も少なくなっている中で
「本物」のホームスパンを守り抜いておられます。

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ふんわりと素朴で気持ちの良い、暖かな手触りで
使えば使う程に、沿う様にしなやかに馴染む
中村工房のホームスパンマフラー。
上方銀花では、季節ごとに
作品を入れ替えしておりますので
1年中お愉しみ頂けます。

現在は、春の装いにピッタリな作品が届いておりますので
ぜひ、お手に取ってご高覧くださいませ。

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