山本淳平の『手』
様々な生き物たちの楽しい物語を
一つの作品に描き、形へと作り出す山本淳平先生。
ご両親も、陶芸家という環境の中
沖縄県立芸術大学にて彫刻を学ばれ
また小さい頃から、お母様に
色んな絵本を読んでもらっていたり
絵を描くことが大好きだったことで
連想する物語を描くのに、作品の制作中に
どんどんと浮かんでくるのだそうです。


物語は、インスピレーションも沸いてくる時もあれば
愛知県の知多半島にて制作活動をされいるので
車にて、ドライブをしながら自然のアイデアを吸収し
スケッチブック1冊分ほどに一気に描かれるんだとか。
それを立体、陶板に、表現される独創性は
山本先生ならではの「色」が凝縮されております。
山本先生のお人柄は、作品と同じように
穏やかで、柔らかい雰囲気。
作品の説明も1つ1つ丁寧に
描かれている物語を語ってくださいます。
その独特のストーリー性に
魅了されてしまう方も沢山いらっしゃったり。
作品を見ていると、ついつい笑顔がこぼれ
どの作品たちも生き生きと、ゆーったりと
居心地良さそうに生き物たちが暮らしております。
それぞれの物語を語ってくれる作品からは、
山本先生が、楽しんで描いているんだろうな・・・と
様子が伝わってくるほど。
山本淳平先生が作る世界観は
見ているものを幸せな世界へと導いて
心穏やかにしてくれます。
| 固定リンク
「作家の『手』」カテゴリの記事
- ハリケーンランプ別所由加の『手』(2020.07.01)
- 十時孝好の『手』(2019.11.10)
- PASTSIX 鳥居佐衣の『手』②(2019.09.21)
- グラステーラー吉田直樹の『手』(2019.09.10)
- 角居康宏の『手』(2019.07.15)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント