輪島塗 西端良雄 木工展


とっても小さくて可愛らしい
こちらのお箱
西端良雄先生:作のお茶箱なんです。
西端先生は上方銀花の個展の度に
様々なチャレンジをして
常に新しい作品を作ってくださいます。
それが、こちらの作品です。

「縞野点茶箱」

「朱姫茶箱」
今回の個展の為に
色んな試行錯誤の末に出来た
手のひらに収まるほどの小さな小さなお茶箱。
こちらの中には、もちろん
これに合わせた茶器が入っております。
どの茶器も細部にまでこだわりある
美しい形をしております。
漆の粉と漆をかけ合わせた技法など・・・
西端先生の丁寧な手仕事によって
一つ一つの表情豊かな小さな茶器。
お茶箱サイズに作られた茶筅は、
奈良県にて、西端先生自ら出向き
一軒一軒、小さなを作ってくださる方を
探されたんだとか・・・
どんなことにも妥協を許さない
西端先生らしいエピソードです。
旅先で、お点前をされるのにピッタリで
その可愛らしさと、美しさに
眺めているだけでもうっとりとしてしまう
西端先生が作られた、秀逸なお茶箱。
ぜひ、お手に取ってご高覧頂きたい作品です。
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