ミズタニコウジの「ステンドグラス」
現在開催中のミズタニコウジ先生と
石倉創・康夫先生による「ガラスと鍛鉄」展
こちらは、ミズタニ先生の「ステンドグラス」

デザイン画もお持ちくださり3枚で1組になる形なんです。
今回は、特別に制作途中の作品もお持ちくださり
どのようにして作られているのかも
ご覧頂ける形となっております。
このステンドグラスの中で印象付けられる
深みのある鮮やかな「赤い」板ガラス。
こちらは、シアトルで作られたものだそうで
アンティークを思わせる
少しデコボコとした波打った表面をしています。

そして、中心を縦に並んでいる丸いガラス。
こちらは、ミズタニ先生のこだわりの抜いて作られたもので
一度、吹きガラスで吹いた後直ぐに
平らにさせた、少しふっくらとした柔らかさのあるガラスです。
一番大きな円の中には、ライトにも使われている
透明なガラスの中に、いくつもの種類がある
螺旋状に巻かれた細い線は
今回、テーマにもされている「レース」を
モチーフにされたんだそう。
この、透明と白の加減がライトや光によって温かみがあったり
涼しげであったりと色んな演出してくれます。
またステンドグラスは、ドアや窓に置かれたり、
埋め込まれたりと光の加減で表情が変わるので、
時間帯によって、どんな表情になるのかな~と
楽しみになりますね。

今展では、表はもちろんなのですが
裏側に移りこんだ影も美しいことで
沢山のお客様方に大好評でございます。
| 固定リンク
「企画展のご紹介」カテゴリの記事
- 十時孝好 USAGI(2021.03.01)
- 倉敷ガラス 小谷栄次(2020.06.16)
- 倉敷ガラス 小谷栄次 作品展(2020.05.25)
- 熊野淸貴『篆刻講座』(2020.02.20)
- 上方銀花アーカイブス 第一弾(2020.02.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント