« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »

2015年7月

2015年7月31日 (金)

日野亜土 アンティークビーズ・ジュエリー展

3号店にて開催中の
「日野亜土 アンティークビーズ・ジュエリー展」

連日、沢山のお客様がお越しくださっております。
アドさんの同級生の方やファンの方々。
楽しそうな色んなお話に花が咲いておりました。

8

9

今回、額に入れてあるネックレス達
アドさんの新たなる試みです。
使わないときにも、お部屋に飾ることで
いつも身近に感じることが出来ます。

7

こちらのネックレスのトップは
トワレグ シルバーと言われるもの。

トワレグとは、砂漠の民「トワレグ族」
西アフリカ、アルジェリア
マリ共和国、ニジェールのサハラ砂漠を
中心に生活している遊牧民なんだそうです。
中世にはサハラ交易を支え、隊商を襲撃したことから
好戦的民族として恐れられていました。
青いターバンと民族衣装を着用することから
「青衣の民」として知られ
美しい民族衣装と共に装飾を引き立てています。

またその鮮やかな藍色、彼らの民族衣装を
アニメーション作家の宮崎駿監督は
アニメ「風の谷のナウシカ」のイメージモデルとして
参考にされたそうです。

アドさんが使われる材料は、アンティークや
ビンテージのビーズ、ボタン、
世界中のオーナメントや天然石の稀少なものばかり。
何十年、何千年前のものであったり
同じ歳のビーズもあったりと・・・
一つ一つのアクセサリーに歴史が積み重なっております。

その稀少なものと現代のビーズなどを
アドさんが組み合わせる事で想像もつかない、
とっても楽しい世界の作品が出来上がって参ります。

展覧会は、8月2日(日)までの開催です。
残り2日間でございます。

| | コメント (0)

2015年7月28日 (火)

アクセルジャパン リネンのある暮らし「アルティジャーニ デル カシミア」

3

5

こちらは、日本初上陸致しました
カシミアの世界トップメーカー
イタリア・アルチザンで作られた
「アルティジャーニ デル カシミア」
上方銀花30周年を記念して
日本でも初お目見えになる大切な作品を
お持ちくださいました。

モンゴルで採られた秀逸なカシミヤを
イタリアで精密に手織りで織られた
ストールやスローケットなど
一枚のカシミアには、作られてきた過程の中で
それぞれの手仕事の思いが込められた作品が
沢山届いております。

植物や花、根から天然色素で染色されているので
優しい自然の色合いがとっても綺麗です。
お写真以外にも沢山のお色が揃っております。

しっとりとした肌触りは
肌を優しく包んでくれる温かさがあるカシミアは
保温性が高いので、羽織るだけで温もる
一枚あれば重宝すること間違いありません。

| | コメント (0)

2015年7月27日 (月)

日野亜土 アンティークビーズ・ジュエリー展

現在開催中の
「日野亜土 アンティークビーズ・ジュエリー展」
連日、多くのアド先生ファンの方や
お友達がお越し頂き
楽しい賑やかな空間になっております。

6_2

1

DMにも使われましたこちらの作品
一見、なんだろうな?と
思われる方が多いのではないでしょうか。
実は、衿の形をしたカラーネックレスなんです。

黒や白を基調としたエレガントさのある作品から
面白いトカゲのようなバックルが中心に使われ
アドさんの細かな刺繍や
シックなアンティークボタンが
あしらわれたインパクトある作品など・・・
どれもアドさんの感性によって組み合わされた
カラーネックレス。

3_2

DMの作品にあるトカゲのバックルは
「セルロイド」と言われている
19世紀後半に開発された
プラスチックの一種なんだそうです。
こちらは、熱に強く丈夫な「プラスチック」に比べ
燃え易く寒いと硬くなるのが特徴です。

はじめは、象牙の代わりとして
「アイボロイド」というものも開発され
その後に、「セルロイド」が生まれたんだとか。
現代では、「プラスチック」が主流となり
「セルロイド」は珍しいものなんですが
今回、初めてアドさんの作品に用いられました。
まんだらな色合いと、マット感のある質感が
とてもアドさんの作品にマッチしております。


Photo

1_2

また、今回もう一つ初めて
お目見えなものがバックです。

バック作家の方に作って頂いたハンドバックに
アドさんのカラーネックスが合わさった
コラボレーション作品です。

こちらも、ネックレスをされない時には
バックに付けて持たれたり
飾って頂いたり
より一層、アドさんの作品を
身近に感じられるのではないでしょうか。

| | コメント (0)

2015年7月24日 (金)

アクセルジャパンと日野亜土

4

4_2

2号店では、「アクセルジャパン リネンのある暮らし」

3号店では、「日野亜土 アンティークビーズ・ジュエリー展」を

現在、開催しております!

2

■アクセルジャパンは、「住」を中心に日々の暮らしを豊かに、

快適に過ごせる為に作られたモノばかり。

吸水性の良い上質なリネンの洋服やタオル、ブランケット、

手織りのバッグは、夏に活躍するものばかりが揃っております。

今回は、「上方銀花30周年」を記念致しまして

カシミアの世界トップメーカーである

イタリア・アルチザンで作られた

「アルティジャーニ デル カシミア」も届いております!

2_2

■日野亜土さんのジュエリー展、普段はアメリカで活躍されておりますが、

毎年この時期に開催させて頂いております。

日本では、帰って来られる時にはビーズ教室を開催されており

展覧会からお教室まで、様々な方に大人気なアド先生です。

チベット、地中海沿岸、ヨーロッパや

アメリカのアンティークとビンテージのビーズやボタン。

アド先生の手によって

世界中の石などの素材から新鮮で楽しい作品が生み出されます。

新作も沢山ございますよ。

どちらも楽しい展覧会となっておりますので

ぜひこの機会に御高覧くださいませ。

| | コメント (0)

2015年7月20日 (月)

ドールアップ中村一虹 オートクチュール展

3

4

こちらは、昔から上方銀花を
支えてくださっているお客様より「フルーツ大福」
中村一虹先生より「チーズケーキ」を頂きました。

どちらも、とっても美味しく
お客様、先生と楽しい談笑をしながら
川野恭和先生のお皿で頂戴致しました。
いつも、有難うございます。

Photo_2

そして、本日で終了致しました
「ドールアップ中村一虹 オートクチュール展」

連日、多くのお客様方に
ご来店頂き毎日が賑やかでございました。
皆様、どうも有難うございました。
一度、お召し頂いた方はファンになってしまう程
ドールアップのニットは
デザインもオシャレでありながら
着心地の良いことで上方銀花のお客様方に大好評です。

中村一虹先生が作られるニットは
どの方がお召しになられても
お一人、お一人の雰囲気に合わせて
変化してくれる不思議なニット。

それは、機密に繊細に
計算して立体に造られているからこそ
どんな方の身体にも、
身体のラインが沿うのだそうです。

そこに、一虹先生のデザインが加わり
カジュアルから、シックなものまで
エレガントな大人の女性へ向けた
素敵なニットが生まれるので
沢山の方達に愛されて来られました。

今回は、秋冬ニットの受注会でしたので
出来上がってきますのが、楽しみです!

| | コメント (0)

2015年7月18日 (土)

伊藤祐嗣「銀のコップ」

Ito1

Ito2

こちらは、5月に開催致しました
【伊藤祐嗣 金工展】にて
お客様よりオーダー頂いた作品です。
その方は、可愛らしい娘さまの為に
伊藤先生らしいコップを造って欲しいということで
ご注文くださいました。

Ito3

小さくて、伊藤先生らしい
コロンとした丸くて可愛らしいコップ。
取っ手には、娘さまのお名前も
彫ってくださっています。

こちらの作品は、伊藤先生のお好きな
中勘助:作「銀の匙」のように
「娘様の一生のお守りとして・・・」
温かいお気持ちで造ってくださいました。

銀ですので、使っていくうちに色変りもしますが
その時は、銀磨きで磨くよりも
湿らせた重曹でこすられる方が
「白金」の風合いがイイ味になってゆくんだそうです。

小さなお子様でも持てるように
サイズも、小さくて
軽く、薄造りにしてくださっているので
1~2歳のお子様でもお使い頂けるよう
工夫をしてくださいました。

950銀で出来ているこのコップは
純銀ほどには柔らかくないのですが
落とせば凹むし、使ううちにキズもつきます。
ですが、良いものだからこそ、
その変化と共にその子の成長に寄り添いながら
歩んでゆくコップとしてお使い頂きたい
伊藤先生のココロが込められた作品です。

伊藤先生が最後に一言・・・
「凹んでも、傷ついてもココロはココロと末永く
日常に、ご愛用頂ければ嬉しいです。」

| | コメント (0)

2015年7月16日 (木)

ドールアップ中村一虹 オートクチュール展

本日は、台風の影響で
強い雨風が降っておりましたね。

大阪では、これから更に
夜からお天気が荒れるようですので
外出されている方やお家にいらっしゃる方も皆様、
お気をつけて無事にお過ごしくださいませね。

Photo

2

そんな中、上方銀花では
雨にも負けず、風にも負けず
多くのお客様方に
「ドールアップ」秋冬ニットの受注会へと
お越し頂いております。

同じデザインでも、お一人お一人の為に
その方に合わせて、大きさから長さ、
デザインを少しずつ丁寧に考えて作られる
オートクチュールのニット。

軽くてシワになりにくいニットは、ご旅行にも重宝。
美しいラインは、大人の女性が着る為の
エレガントさが漂う
華やかな場にも相応しい姿になります。

| | コメント (0)

2015年7月12日 (日)

品川恭子先生よりお手紙と本が届きました

5_2

品川恭子先生よりお手紙と本が届きました。

本は、清野さんが書かれたもの。
以前に出たものから、先月に発売されたものまで
どれも、品川先生の素敵な作品が載っております。
上方銀花でも、お客様よりご注文を承り
お作り頂きました作品も何点か載っておりました。

品川先生の作品は
先生らしいすっきりとした意匠で
色彩もこだわりの品川先生にしか出せない優しい色合い。
お着物にしても、帯にしても
女性をしなやかで艶やかに引き立ててくれます。

そして、とてもお心が込められた温かいお手紙には
文字から、文章から
品川先生の優しいお人柄が染みてくるようです。

上方銀花でも、作品と先生のお人柄に
沢山のファンの方が魅了されてこられました。
これからも、品川恭子先生の作品を
拝見出来ますのが楽しみでございます。

3

3冊のうち一番新しいものは、
「折にふれて」今年6月に出版されたもの。
春夏秋冬の四季を通し
ミセスに載っておりました美しいお着物の数々・・・
きものにまつわる折々の情景や思いを、
柔らかな筆致で綴られた清野恵里子さんの本です。

| | コメント (0)

2015年7月10日 (金)

ドールアップ中村一虹 オートクチュール展

Photo

本日より開催しております
ドールアップ 中村一虹 
「オートクチュール展」

毎日、中村一虹先生がご在廊くださっております。

今回のコレクションは、夏の終わり頃から
「ファッションの秋」にピッタリなニットが
一足早く上方銀花へと届きました
【秋冬ニット受注会】

中村一虹先生のこだわりが詰まった
エレガントなデザインには
フランスの繊細なレースや、
先生自ら手刺繍された模様やボタンが付けられ
飽きの来ない、どれも素敵なものばかり。

お一人お一人、丁寧に採寸されて作られるので
オーダーならではの美しく引き立ててくれる
素敵なニットとしてお召し頂けます。
またニットと言っても、夏にお召し頂けるものから
季節関係無しにお召し頂けるものもございますので
ぜひ、一度ご高覧くださいませ。

| | コメント (0)

2015年7月 6日 (月)

石倉創の『手』

21

17

石倉創先生と康夫先生
ご兄弟が鍛金の世界に進んだきっかけは、
アメリカの美術家、
アレクサンダー・ヴェイガーの著作に触れたこと。
アメリカでの修行を経て、
現在では、人々を魅了する
数々の作品を作ってこられました。

上方銀花のお客様方もファンの方が多く
繊細な中に、力強さを秘めた
静謐でシンプルなアイアンワーク。
その魅力は日本だけでなく、
海外でも魅了され石倉先生のファンに
なっておられる方が多いのです。

18

22

鍛鉄の作業は、熱した鉄を打ち、
たたいて作る事で鉄の美しさを極限まで引き出します。
この根気強さと力を要する仕事は、一打ち一打ちに
命を吹き込む大切な仕事。
石倉先生の『手』にかかれば
研ぎ澄まされたシャープな線の作品として
どれもが美しい鉄として生まれてゆきます。

石倉先生は、普段大きな建築のお仕事に
携わっておられる事が多く
門扉や証明器具、家具、オブジェなど
どれも造形が美しい大作を作っておられます。

Photo_2

Photo

実は、舩木倭帆先生のステンドグラスがある
倉敷中央病院にも石倉先生の作品も置かれていて
病院内にある「フラワーガーデン」という場所に
モネを思わせる睡蓮の周りに置かれたベンチたち。
それが、石倉創先生・康夫先生の作品なんです。

石倉創先生・康夫先生が作りだす鍛鉄作品は
存在感があるにも関わらず、
自然と溶け込む居心地のいい空間を演出してくれます。

| | コメント (0)

2015年7月 4日 (土)

小倉裕史「楽琵琶」

7

Photo

こちらは、以前、2013年の3月21日(木)のブログにて
ご紹介しております小倉裕史先生が作られた
「楽琵琶」をご覧くださったお客様より、
昨年ご注文頂きまして、
半年程かけて作られた「楽琵琶」です。
先月お納めさせて頂きました。

実際に演奏されていらっしゃるお客様。
その方は、なるべく昔ながらの作り方で
作って欲しいとのご希望で
材料もまた、昔の記録にあるような名器の材料を
先生には、選んで頂きました。

Photo_2

Photo_3

制作中には、お客様ご自身が
木材や象牙といったこだわりの材料を集められたり
様々な「楽琵琶」の資料などお持ちくださったりと
お客様の「楽琵琶」に対するお気持ちが
私共にまで感じるほど。

3

小倉裕史先生もその思いにお答えしようと
ツゲや、タガヤサン、象牙など現代では
なかなかに手に入りにくい木材材料探しから、
制作するにあたり試行錯誤の繰り返し・・・
結果、お二人の熱意が込められた
上質で素晴らしい「楽琵琶」が完成致しました。

「楽琵琶」は、クラシックギターのように
余韻がありすぎては駄目で
音が大きく、締まりがあり、
遠音がさすものののような長い残響がないものが
「楽琵琶」としては最高の楽器なんだとか。

後日、お客様が伊勢神宮元楽長の先生に
小倉先生作の琵琶をご覧頂いたそうで
嬉しいことに、沢山お褒めのお言葉も頂戴致しました。

先生曰く、音量、音勢がある、非常に良くできた琵琶。
一番細い絃も楽器が共鳴して良くなっている。
各絃のバランスがとれており、楽器として完成されている。
残響も響きすぎず、短すぎず、良い調子。
転手反手の細工が精密で、調絃がしやすく戻ら
ないため調律が狂いにくい。
外見も優美で洗練されていると太鼓判を押して頂きました。

2

普段の小倉裕史先生は家具を専門に
制作されておられる木工作家です。
小倉先生にとって楽器の製作は、
本当に初めてのことでしたが先生は作るものに対して、
いつも真摯に向き合いながら丁寧なお仕事をされ、
常にお使い下さる方の事をとても考えて作ってくださいます。
その為、いつもご注文を受けました場合、
同時進行で作品をもう一点全く同じものを作られるのです。
今回の「楽琵琶」も同じで、
お客様がどのような事を求めておられるのか
琵琶にとっても一番良いものとは何か・・・を
考えに考えて精根込めて作られた「楽琵琶」には
先生の情熱を感じました。

| | コメント (0)

2015年7月 2日 (木)

ミズタニコウジの「ステンドグラス」

現在開催中のミズタニコウジ先生と
石倉創・康夫先生による「ガラスと鍛鉄」展

こちらは、ミズタニ先生の「ステンドグラス」

3_2

15

デザイン画もお持ちくださり3枚で1組になる形なんです。
今回は、特別に制作途中の作品もお持ちくださり
どのようにして作られているのかも
ご覧頂ける形となっております。

このステンドグラスの中で印象付けられる
深みのある鮮やかな「赤い」板ガラス。
こちらは、シアトルで作られたものだそうで
アンティークを思わせる
少しデコボコとした波打った表面をしています。

16

20

そして、中心を縦に並んでいる丸いガラス。
こちらは、ミズタニ先生のこだわりの抜いて作られたもので
一度、吹きガラスで吹いた後直ぐに
平らにさせた、少しふっくらとした柔らかさのあるガラスです。
一番大きな円の中には、ライトにも使われている
透明なガラスの中に、いくつもの種類がある
螺旋状に巻かれた細い線は
今回、テーマにもされている「レース」を
モチーフにされたんだそう。
この、透明と白の加減がライトや光によって温かみがあったり
涼しげであったりと色んな演出してくれます。

またステンドグラスは、ドアや窓に置かれたり、
埋め込まれたりと光の加減で表情が変わるので、
時間帯によって、どんな表情になるのかな~と
楽しみになりますね。

13
今展では、表はもちろんなのですが
裏側に移りこんだ影も美しいことで
沢山のお客様方に大好評でございます。

| | コメント (0)

« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »