川岸富士男の世界~ホルベイン会長~
現在、開催中の「川岸富士男の世界」に
上方銀花のオーナーとも大変永いお付き合いをされております
ホルベインの会長が、本日お見えになられました。

実は、川岸先生と「ホルベイン」さんは
深い関係があります。
川岸先生は学生の頃から変わらずに
ずっと「ホルベイン」の絵の具を
使い続けておられるんだそう。
先生は、紙から全てこだわりを持って
作品を描く際には、自分に合った素材や道具など
決まったものをお使いになられております。
その中で絵の具は、「ホルベイン」の24色セット。
先生の繊細な色遣いや、透明感を表すには
「ホルベイン」さんが一番なんだとか・・・
ですので是非、ホルベインの会長にもご覧頂きたく
ご案内をお送り致しましたところ
お忙しい中にも関わらず、お出でくださいました。
面白いお話も沢山拝聴出来まして、
楽しい時間をどうも有難うございました。
【ホルベインHP】http://www.holbein-works.co.jp/
「うす墨の にじむがごとく 花咲けり
まみどりの 風につつまれて いま」
こちらの短歌は、川岸先生が作られたもの。
「うすみどり」という言葉が好きで
それを込めたものを作られたのだとか・・・
うす墨といえば、紫陽花とイメージが連想され
梅雨の雨に滴り、
風に吹かれて咲いている風景が浮かびます。
先生の繊細な心情も込められた
手描きだからこその質感と存在感がありますね。
川岸先生によって、
豊かな色彩で生み出された作品たちをご覧頂けますのは
月曜日までの開催となっております。
ぜひ、様々な表現で描かれた初夏の草花たちを
実際にご覧頂きたくぞんします。
| 固定リンク
「企画展のご紹介」カテゴリの記事
- 十時孝好 USAGI(2021.03.01)
- 倉敷ガラス 小谷栄次(2020.06.16)
- 倉敷ガラス 小谷栄次 作品展(2020.05.25)
- 熊野淸貴『篆刻講座』(2020.02.20)
- 上方銀花アーカイブス 第一弾(2020.02.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント