« 2015年5月 | トップページ | 2015年7月 »

2015年6月

2015年6月29日 (月)

ミズタニコウジ・石倉創・康夫 ~ガラスと鍛鉄~

現在開催しております
ミズタニコウジ先生と石倉創・康夫先生による
「ガラスと鍛鉄」展
沢山のお客様方に御高覧頂いております。

昨日まで、ミズタニ先生が3日間
そして石倉創先生が昨日に
ご在廊くださっておりましたので
記念に皆でお写真を撮りました。

7

スカイブルーが眩しい方が
ミズタニコウジ先生
緑のボーダーのカジュアルでオシャレな方が
石倉創先生

お二人の先生が揃って上方銀花にいらっしゃるのは
初めてではないでしょうか。
とってもお茶目なミズタニ先生に
穏やかにお話してくださる石倉先生とのお話に
笑いが耐えない、とっても楽しいお時間でございました。
特に石倉先生は、本当にご無沙汰しておりましたので
お会いできましてとっても嬉しかったです。

8_3

10

4

石倉先生の洗練された鍛鉄で作られた土台
ミズタニ先生の吹きガラスのぽってり感あるランプシェード
一つ一つを計算して組み合わせられたライトは
美しいコラボレーとによって
温かみのある明かりが灯されます。

今回は、DMにも使用しました
ランプシェードの模様にあるレースをモチーフにした
ランプを中心に、一つ一つの表情が違う作品たちが並んでおります。

| | コメント (0)

2015年6月27日 (土)

ミズタニコウジ 石倉創・康夫「ガラスと鍛鉄」

6

昨日より開催しております
ミズタニコウジ 石倉創・康夫の
「ガラスと鍛鉄」展

ミズタニ氏が作る、
ぽってりとした厚みのある吹き「ガラス」
石倉兄弟が作る、限りない完成度を求めた
美しく優雅なフォルムの「鍛鉄」

今回、ミズタニ氏の「ガラス」と
石倉氏の「鍛鉄」が生み出す
夢のコラボレートが実現しました。


5

3

上方銀花では、陰影の表情が美しい
モダンな作品たちの心地よい空間に生まれ
夜になりますと更にほっこりとした
明かりに癒されます。

7月6日(月)までの開催となりますので
ぜひ、皆様足をお運びくださいませ。

| | コメント (0)

2015年6月23日 (火)

森暁雄「サンゴブローチ」 リフォーム

オートジュエラー森暁雄先生に
お客様のあるものを使いブローチを
お作りくださいました。

9

1

あるものとは・・・
中心にあります「バラの形をしたサンゴ」

お客様が、大切なご友人様より頂いたという
この「バラの形をしたサンゴ」は
もともとネックレスのペンダントトップでした。

ネックレスでは、このバラ花の部分が欠けてしまいそうで
どうにか作り替えることは出来ないでしょうか?と
ご依頼を承りまして森暁雄先生にお願い致しました。

すると、とっても素敵なブローチへと大変身。

象牙で「サンゴ」を囲み、細やかな美しい金蒔絵
また、同じサンゴを小さく入れて周りを飾り
形も楕円と、どのようなお洋服にも合います。
森暁雄先生によって
お客様のようなラブリーでありながら
エレガントなこの世で一つしかない
特別なブローチに生まれ代わりました。

上方銀花は、ジュエリー・アクセサリーの
リフォームも承っております。
いつでも、ご連絡お待ち申し上げておりますので
お気兼ねなくご相談くださいませね。

| | コメント (0)

2015年6月20日 (土)

川岸富士男の世界~ホルベイン会長~

現在、開催中の「川岸富士男の世界」に
上方銀花のオーナーとも大変永いお付き合いをされております
ホルベインの会長が、本日お見えになられました。

18_2

実は、川岸先生と「ホルベイン」さんは
深い関係があります。
川岸先生は学生の頃から変わらずに
ずっと「ホルベイン」の絵の具を
使い続けておられるんだそう。
先生は、紙から全てこだわりを持って
作品を描く際には、自分に合った素材や道具など
決まったものをお使いになられております。

その中で絵の具は、「ホルベイン」の24色セット。
先生の繊細な色遣いや、透明感を表すには
「ホルベイン」さんが一番なんだとか・・・

17
以前、先生が出された本にも
そのことについて書かれおりました。

ですので是非、ホルベインの会長にもご覧頂きたく
ご案内をお送り致しましたところ
お忙しい中にも関わらず、お出でくださいました。
面白いお話も沢山拝聴出来まして、
楽しい時間をどうも有難うございました。
【ホルベインHP】http://www.holbein-works.co.jp/



19_2

「うす墨の にじむがごとく 花咲けり
まみどりの 風につつまれて いま」

こちらの短歌は、川岸先生が作られたもの。
「うすみどり」という言葉が好きで
それを込めたものを作られたのだとか・・・

うす墨といえば、紫陽花とイメージが連想され
梅雨の雨に滴り、
風に吹かれて咲いている風景が浮かびます。
先生の繊細な心情も込められた
手描きだからこその質感と存在感がありますね。

川岸先生によって、
豊かな色彩で生み出された作品たちをご覧頂けますのは
月曜日までの開催となっております。
ぜひ、様々な表現で描かれた初夏の草花たちを
実際にご覧頂きたくぞんします。

| | コメント (0)

2015年6月18日 (木)

川岸富士男の世界

8

15

14

「自分が無理することなく変わらずに、
好きなものを描き続ける事の大事さ」

好きだから描き続ける
描く事に集中し続けた時間。
それと同じくらいに
先生は、周りの人に不愉快な思いをさせない
気持ちのいい空間を常に意識しておられます。

何事にも自分が決めたことには一切妥協せずに、
川岸先生なりの「美」を変わらずに保ち続け
絵に対しても、家に対しても、その他の事に対しても
全てに「気持ちのいい空間」「気持ち悪くない空間」を
心がけておられるんだとか。

常に「美」を意識された眼差しが
川岸先生の描かれる絵にも表され
とても優しい色彩と線で、美しい草花たちが、
何処にいても自然と溶け込みながら咲いてゆきます。

6

現在展示しております作品も、初夏の草花を彩った
蒸し暑さを忘れ、涼やかな風をも感じる
川岸先生らしい気持ちのいい空間をもたらしてくれます。

| | コメント (0)

2015年6月15日 (月)

川岸富士男の『手』

11

昨日まで、3日間
ご在廊くださっておりました川岸富士男先生の『手』
『手』からも感じる、とっても優しく穏やかな口調。
一気に川岸先生の世界へと導かれます。

先生は、群馬県に生まれて
1974年に多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業後、
お仕事をされながら、季刊誌「銀花」に写る
美しいものばかりを見たために、
この思いを描き出すため
手描き本「翠花(すいか)」の制作を始められたそうです。

89年には、季刊誌「銀花」に
「翠花」全10冊が紹介され話題となりました。

この「翠花」は、一年に一冊のみ制作され、
表紙から裏表紙に至るデザインまで全て手書きの書籍で
、そこには江戸時代の絵師を思わせる作風と
現代的な装飾性を備えた植物画の世界が広がっています。

7

10

12_2

全ての「翠花」本が、この『手』と一本の筆だけで
自由自在な書体や、線を巧みに使いこなし作られたもの。

川岸先生は、小学生の時から
「鉛筆一本あれば大丈夫。生きてゆける。」と変わらぬ思いで
ゆるぎない信念で、様々な書体を
鉛筆1本で書けるように習得されました。

そして、今もなお進化し続けている川岸先生の
面相筆という細い筆1本で細い線も太い線も書き分けてしまう
丹精な筆さばきは必見でございます。

| | コメント (0)

2015年6月12日 (金)

川岸富士男の世界

5

3

1

本日より開催しております
「川岸富士男の世界」

川岸先生によって描かれた
初夏を彩られた草花たち

紫陽花や、朝顔など・・・
梅雨時のお花や、夏に咲くお花たちを
涼やかに、しっとりと表現された
初夏の季節を川岸先生の世界でお届けいたします。

また、川岸先生の代表作
「椿」シリーズも特別に展示しております。

川岸富士男先生が描かれる草花の絵は、
どこか懐かしさもありながら
現代にも変わらずあり続ける日本の春夏秋冬を
美しく表現された心温まる作品です。

上方銀花では、待望の久しぶりの個展ですので
ぜひ、皆様ご高覧くださいませ。
※川岸先生は、本日より14日(日)までの3日間
ご在廊くださいます。

| | コメント (0)

2015年6月 9日 (火)

松田重仁 彫刻展~スマイル~

昨日で終了となりました
「松田重仁 彫刻展」

お蔭様で、上方銀花での初めての個展開催は
多くのお客様方に御高覧頂くことが出来ました。
有難うございます。

松田先生と一緒にお写真を撮らせて頂きました。
皆様、それぞれにお好きな作品の前で
「ニッコリ」とっても良い笑顔です!

29

25

24

26

27

30

28

また、松田先生の御厚意で
今回、ご都合が合わず御高覧頂けませんでしたお客様の為に
特別に数点の作品を3号店にて展示させて頂いております。
もしまだご覧頂けませんでした方は
ぜひ、この機会にお出でくださいませ。

| | コメント (0)

2015年6月 6日 (土)

松田重仁 越後妻有アートトリエンナーレ2015

21

20

現在開催中の「松田重仁 彫刻展」
松田重仁先生は、様々な場所にて活動をされております。

病院やホテル、ビルのオブジェなど
大きな作品にも取り組まれており
そして、今年も大きなイベントに参加されます。

それが、新潟で開催される
3年に1度の世界最大級の国際芸術祭
「越後妻有アートトリエンナーレ2015」
http://www.echigo-tsumari.jp/

22_2

つくられた作品たちの基本コンセプトは
「人間は自然に内包される」
この地域で人間が生き、生活するために親しみ、
時には格闘してきた自然、それを関わるための術を、
作品を通して浮かび上がらせるというもの。

松田先生は、2003年にも参加されており
「円縁」という題名で
一本の大木を6分割し、それぞれを
宙・風・火・水・土・水をテーマに
柱から椅子が出ているようなデザインで
松田先生と地域の越後妻有6地域の木工職人が
共同で作った作品を展示されました。

「越後妻有アートトリエンナーレ」とは
【大地の芸術祭の里】と呼ばれている
越後妻有地域(新潟県十日町市・津南町)が舞台になり
自然の中での様々な作品が展示される大きなアートイベント。

「新潟県十日町市と津南町からなる越後妻有地域。
6つのエリアからなる760km2の広大な地域に
約200のアート作品が点在しています。
十日町駅周辺の市街地から、信濃川沿に広がる平野部、
そして山々を分け入った小さな集落まで、
人と自然が長い年月をかけ育んだ里山で
四季を通じてさまざまな表情を見せています。」

今は、様々な地域でみられるアートプロジェクト
近いところで言えば、瀬戸内アートが有名ですが
こちらの「越後妻有アートトリエンナーレ」が
その前進だったそうです。

「越後妻有アートトリエンナーレ2015」は
会期:7月26日(日)~9月13日(日)/50日間の開催です。

様々な作品が自然の中でご覧頂ける特別な世界
ぜひ、皆様にも夏の思い出として
足をお運び頂けましたら幸いです。

| | コメント (0)

2015年6月 4日 (木)

お花とメダカ

14_2

15

お客様より、素敵な草花たちを頂き
上方銀花の入り口も華やかになりました。

いつもオシャレでお花のようなお客様。
お花のことになると博士のように
様々なことを教えてくださる、私達のお花先生です。
病院や自身のお家のガーデニングなど、
様々なところで活躍されていらっしゃいます。

青々とした緑に出迎えられると
爽やかな気持ちになり、とっても嬉しいですね。
今の季節にピッタリな寄せ植えされたガーデニングです。
いつも有難うございます。

19

18

17

そして、こちらのメダカさんは
お料理が上手で、
いつも素敵なお客様より分けて頂きました。

10匹と、
最近は、子供も生まれで3匹と大家族になりました。

毎日、石釜を見るのが楽しみで
スイスイと気持ちよく泳いでいる姿が
なんとも可愛らしいメダカ。
スタッフはもちろん、
お客様方からも愛されてるメダカさん。
今の上方銀花のアイドルかもしれません・・・

| | コメント (0)

2015年6月 2日 (火)

松田重仁の『手』

10

11

松田重仁先生の『手』は思ったよりも大きくはないですが
分厚く、温かみのあるしっかりとした『手』

大きな彫刻作品から、小さな可愛らしい作品まで
この『手』で作り上げられます。

松田重仁先生は、山形県生まれで
多摩美術大学在学中には二科展に発表し、
特選なども受賞されました。

現在は、多摩美術大学の非常勤講師をされながら
様々な公共施設などにも大作を展示し
松田先生独自の世界を広げながら
精力的に活動をされております。

12

先生は、彫刻を始められた頃から
彫刻の宿命ともいえる重力から自由になり、
軽やかに空間に存在するものを造りたいという
夢がありました。

水は「生命の根源」
草花の自然造形を「生命力の象徴」

先生が作られる作品は
全ては、種に水を与えると芽が出て
やがてニョキニョキと顔を出して双葉が開き
それぞれの道へと伸びて、花が咲いています。
松田先生が意識する「生命」とは
無限の可能性を感じさせる、
ステップする為の序章に思いを込めて
作品を作られております。

13

こちらは、実際に起こった「蓮の花」
蕾の時に、上へと伸びて
葉を突きぬけた珍しい現象です。
スッと立った蕾が今にも「ポンっ」と咲きそうで
生命力の強さを感じさせる作品の一つです。

| | コメント (0)

« 2015年5月 | トップページ | 2015年7月 »