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2015年5月

2015年5月31日 (日)

松田重仁 彫刻展

現在開催中の「松田重仁 彫刻展」

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本日は、松田重仁先生がご在廊くださり
沢山のお客様にお出で頂き
朝から、先生のご友人もご来店くださったりと
一日中あちらこちらで会話の耐えない
温かい空間でございました。

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「千成」

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先生が作られる作品は、「生命」をテーマに
"生命の源"である「水」から
作品の数々に「浮遊する水」が映し出されております。

作品に使われている”木”の柔らかさと
”真鍮”の硬いけども自由自在に動く素材。

重力から開放されようと
止まる事無く、常に変化し移り変わるものが表現された
松田先生の作品では、
土台になっている、水面をイメージされた彫りは
風でフワッと「みなも」が出来たイメージなんだとか。
そして、その流れに沿うように動く草花たちは
伸び伸びと上を向いて
生命の伸びやかさの中に強さがあるのを感じます。

松田先生は、明日までご在廊くださいます。
とっても、面白く優しい先生ですので
ぜひ、皆様足をお運びくださいませ。

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2015年5月29日 (金)

松田重仁 彫刻展

本日より開催致しました
「松田重仁 彫刻展 ~浮遊する水~」

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上方銀花では、待ちに待った
初めての個展です。


水は「生命の根源」
草花の自然造形を「生命力の象徴」として、
常に変化し移り変わるものを表現されてきました。
作られた作品からは、
のびのびと自由に解き放たれた命と
凛とした静かに温かく生きる命を感じます。

6月8日(月)までの開催となりますので
ぜひ、肌で生命の息吹を感じてくださいませ。

※松田先生は、5月31日(日)と6月1日(月)に
ご在廊くださいます。

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2015年5月26日 (火)

伊藤祐嗣 金工展

昨日まで開催しておりました
「伊藤祐嗣 金工展」
朝から、伊藤先生がご在廊くださり
先生のお知り合いの方から
ファンの方まで沢山のお客様にご来店頂きました。

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一日中、お話が耐えない楽しくて
先生の作品の様に、ぬくもりある空間で
皆様とっても素敵な笑顔です。

もう一枚は、DMのケトルを持って
パシャリと伊藤先生を撮影です。
先生は、サッカー少年の心を忘れない
ユーモアのある優しい先生です。
作品に対しては、真摯に向き合い、作品と対話しながら
一打ち一打ち、心を込めて作られます。

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そんな中、誉田屋の浴衣をお召しになられ
粋なお姿でご来店くださいましたお客様が
伊藤先生のパエリアパンで
色とりどりのパエリアと
野菜たっぷりのペペロンチーノを作ってお持ちくださいました。

こちらのパエリアパンは、不動の人気を誇るもの
デザインが美しいので、盛り皿としてテーブルに出して頂いたり、
オーブン料理にもお使い頂けます。

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先生が仰っておられた
「家庭の中で波風が立っている時、家庭の中のすれ違いや
ギクシャクした気持ちなども、
テーブルの上に置いた鍋を見るとなんとなく
丸く収まってしまうような、そんな不思議な力を
持ったものを作りたい。」といつの間にか、
プラスに・ポジティブになるような
力をもった食器が必要だという言葉が
伊藤先生が作られたデザインより、
とても惹き付けられる美しく・丸みのある
思いやる気持ちが込められた温かさを感じます。

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2015年5月24日 (日)

誉田屋源兵衛の浴衣展

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大好評の「誉田屋源兵衛の浴衣展」
初日から大勢のお客様にお出かけ頂いており
残り2日間だけの開催となりました。

普段のお着物よりも大胆な色柄に
挑戦して頂けるのも浴衣の面白み。
誉田屋の浴衣は、他には無い
大胆な意匠・配色ではありますが
古くからあるデザインを元にしたものが多く
日本の伝統的な部分を生かしなだら
誉田屋らしい意匠として
次々と新しい魅力的な浴衣を生み出されております。

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今回も、大人気の「向日葵」や
誉田屋の十代目・山口源兵衛社長が
お召しになられておりました「破れ格子」など
様々な浴衣を展示しております。

お色違いで印象もガラリと変わり
大人っぽさや、可愛らしさ、爽やかさ・・・
お色だけでも多くの印象をもたらしてくれるのも
誉田屋源兵衛の浴衣展には、女性だけでなく
男性にお召し頂きたい浴衣もございます。

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帯は、芭蕉糸を主素材にし、
アクリル毛糸や、
多色染めされた太目の糸などを織り込んだ半巾帯
様々な織り方で作られた角帯など
芭蕉独特の張りがあり、
とても涼やかな印象のある帯でございます。

数に限りがある為、26日(火)までの
残り2日間だけになってしまいましたが
ぜひ、お出かけくださいませ。

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2015年5月22日 (金)

伊藤祐嗣 金工展

現在開催中の「伊藤祐嗣 金工展」

今回は、もう一つ伊藤先生の新作があり
初めて作られた「たまご焼き器」です。
こちらは、お客様のご要望にお答えしてくださり
作って頂きました。

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伊藤祐嗣先生ならではの「たまご焼き器」。
一般的には、折り曲げる手法でつくられるそうなのですが
伊藤先生は、あえて自分にしか作れないものとして
鍛金で一打ち一打ち形を作られています。

大きさは、たて:17cm × よこ:15cm × 高さ:4cm
※こちらは、ご要望の大きさに作って頂けます。

プロの方が愛用されている程、
銅で作られた「たまご焼き器」は優れもの。
とても熱の伝導率が良く
短時間で均一に熱が伝わるので
焼きムラもなく、薄く伸ばした卵が直ぐに固まり、
ふんわりとした卵焼きを巻いていくことができます。

また、ちょっと違った使い方で
ケーキが焼けたり、
ちょっとした揚げ物にも使えたりと
「たまご焼き器」といっても色々な使い方がございます。
お弁当や、普段の食事に
伊藤先生ならではの優しいフォルムで作る
卵焼きだけでなく、様々なお料理にもどうぞ。

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2015年5月21日 (木)

~緊急 特別企画~誉田屋源兵衛の浴衣展

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上方銀花のお客様方の中では、
女性だけでなく、男性にもファンが多い
「誉田屋源兵衛の浴衣」

今回は、十代目・山口源兵衛社長の御厚意で
特別に3号店にて
5/22(金)~5/26(火)まで
5日間限定の浴衣展を開催することとなりました。


誉田屋源兵衛が作られる浴衣は
大胆な意匠や独自の色遣いのモダンな風合い
誉田屋ならではの作品です。
毎年人気のある涼やかでしっかりとした、
芭蕉の繊維を用いた半幅帯や角帯も届きます。

「誉田屋源兵衛の浴衣展」は、
明日5/22(金)~26(火)までの5日間だけの開催です。
短い期間ではございますが、
こんなに沢山の誉田屋浴衣をご覧頂ける機会はございません。
ぜひ皆様ご高覧くださいませ。

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2015年5月18日 (月)

伊藤祐嗣 金工展

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今回も、とても人気の「かぼちゃん鍋」をはじめ
「両手鍋」「寸胴鍋」「パエリアパン」など
様々な種類のお鍋が揃っております。

また、使い始める時は、銅製のものは
色々と扱いが大変と思われがち。
ですが伊藤祐嗣氏の作品は、
洗剤で洗うだけで直ぐにお使い頂けます。
もし、それでも心配な方はお湯を沸かしたり
野菜のクズなどを茹でる事をオススメと
先生が仰っておられました。

銅鍋は、熱の伝導性にたいへん優れているため、
熱まわりにムラがありません。
また、伊藤先生が一枚の銅板から
鎚で打って作られるお鍋は
一般的な銅鍋よりも厚みのある銅板を
使用して作られているために、
熱伝導に優れ、煮込み料理が美味しく出来あがります。

そして、取っ手の位置や、注ぎ口なども
使いやすいように工夫されており
気持ちよくお料理が出来るのも伊藤先生の優しさ。
かわいい姿が魅力的な器に囲まれてのお食事は
食卓の雰囲気が和んで会話が弾みそうです。

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2015年5月16日 (土)

伊藤祐嗣 金工展

現在、開催中の「伊藤祐嗣 金工展」

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こちらは、今回の新作としてDMの表紙にもなっております
「銅製ケトル」

本体の高さは、約11.5cm
容量は、約1.4L
ちょっと小振りで可愛らしい大きさです。
かたちも楕円形であったり
まん丸な形もあったりと
置いているだけでコロンと可愛らしいケトル。

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ケトル(ヤカン)といえば
注ぎ口を別に作って付けるやり方もありますが、
伊藤先生が作られるケトルは
万が一空焚きした際にも
なんとか直せる様にと修理の事も考え
あえて一枚絞りで造る
難しい手法を選び作られております。

銅製と言えば、優れた熱伝導や除菌性、抗菌性、
水道水に含まれている塩素を分解する作用があります。
さらに、もうひとつ素晴らしい銅の特性として、
銅器の水は傷まないという特性もあり
私達にとって、身体に良く
美味しいお水を作り出すことが出来るんです。

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2015年5月14日 (木)

伊藤祐嗣 金工展

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本日は、明日より始まる「伊藤祐嗣 金工展」の為
作品の搬入日でございました。
お鍋から小皿まで
もちろんDMのケトルも沢山の器が展示されております。

伊藤祐嗣先生は、『普段に使うとしたら…』という視点で、
一枚の金属の板から鍛金技法を用いて、一打ち一打ち

丁寧に作品を作りあげられます。
一目惚れするような可愛らしい丸みのあるデザインと、使いやすさで、
日々の暮らしを楽しく潤してくれる器たち。

今回は、人気のあるパエリア鍋、かぼちゃん鍋はもちろん、
新作のちょっと小振りなケトルやカレーを作るのにピッタリな寸胴
他には、茶托、菓子皿、トレイなど・・・
これからの季節に活躍する器が並んでおります。
※伊藤先生のご在廊日は、22日(金)と24日(日)でございます。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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2015年5月11日 (月)

冨長敦也のハートボイルド展 ~世界をつなぐ 未来の彫刻~

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先月の4月30日
冨長敦也先生の「冨長敦也・ラブストーン報告会
 宇部から世界へ、世界から宇部へ」が
山口県宇部市にあるホテルにて行われ
上方銀花もスタッフとして参加してきました。

2013年の2年前に開催された
大賞作品に冨長先生の「OurLove」が選ばれましたが
皆様、覚えておられますか?

この作品は、未完成の石を人々の手で磨き、完成させる参加型アート。
石に向き合い、人のかたちを作り続けてきた冨長先生は
二度の大震災を経験し、人と自然の関係を問い直されました。
それが「OurLove」だそうです。
山の石が川に流されて丸くなるように、
人の手で磨いてハートの形が作り出されます。

その受賞をきっかけに「LOVE STONE PROJECT2014-2015」という
世界各地の人々と一緒にハートを磨く活動を立ち上げ、
昨年の5月に発足致しました。
ニューヨーク・セントラルパークや、
イタリアのカラーという石切場など・・・
オノ・ヨーコさんも磨いたりと、世界180ヶ所で
ときわ公園からスタートして5000人を超える方々が参加されました。
その作品は、120点を一堂に展示しております。

1年間を通して作り上げられた様々なハートの形をした作品からは
冨長先生の30年に渡る制作活動を辿り
作品に対する熱い気持ちと共に
日本だけでなく、世界各国に向けて
「石の向こうにある自然や、一緒に磨く大勢の人と
つながってほしい」という冨長先生の思いが伝わってきました。

心温まる展覧会場は、現在開催中でございます。
ぜひ、皆様山口県にお立ち寄りの際には足をお運びくださいませ。

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【冨長敦也のハートボイルド展 ~世界をつなぐ 未来の彫刻~】
LOVE STONE PROJECT2014-2015 おかえりLOVE STONES

■会期:2015年4月4日(土)~6月14日(日)
    10:00~16:00
    ※火曜日休館(4月7日、5月5日は開館)

■会場:ときわミュージアム分館(湖水ホール内)
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2015年5月10日 (日)

通常営業しております

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昨日まで長いGW休業を頂戴しておりましたが、
本日より通常営業しております。

今回のゴールデンウィークは、天候にも恵まれ
とても青空が美しい日が続きました。

皆様は、充実した休日をお過ごしになられましたでしょうか。
上方銀花では、お天気が良いことに大掃除をして
ガラッとお店の雰囲気を変えてみました。
次の展覧会にて、作品を展示するのが楽しみです。

5月15日(金)からは
「伊藤祐嗣 金工展」を開催致します。

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ぜひ皆様お出かけくださいませね。


※お写真の瓶は、小谷眞三先生の作品でございます。
 こちらの作品は、非買のものでございますが
 これからの季節にぴったりなガラス作品を
 一号店にて展示しております。
 岡林タカオ先生や、村上恭一先生、西山亮先生など
 様々な作家の作品がございます。
 涼やかな作品達もぜひご覧くださいませ。

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