うれしいお客様
本日は、素敵なお客様が誉田屋源兵衛の展覧会をご覧に
わざわざ東京より、お着物をお召しになられて
お友達とご一緒にご来店くださいました。
なんと、お着物は「柳崇先生」「浦野理一先生」の作品。

浦野先生のお着物は、
先生独特のこっくりとさせたような臙脂に、金茶の縦縞が
織りだされた、今となっては貴重な経節紬のお着物。
とっても可愛らしい染帯に、
唐辛子の模様が入ったからし色の長襦袢で
全てのモノにこだわった遊び心のある
素敵なお着物姿でございました。
お客様のイメージにピッタリです。

そして、柳崇先生のお着物は2~3年越しにて
先日、やっと納品させて頂きました
「矢車地上下段熨斗目」でございます。
実際にお召しになられた姿を拝見しますのは初めて。
お客様の為に、柳先生が作られたお色は
グレーは、薄墨を使われた繊細で淡くやわらかく、
深緑を何度も何度も色を重ね作り上げられた緑色が
大変深みがあります。
また、織りと光沢の美しさが素晴らしく
トロンとしたしなやかな動きが、とても上品でございました。
長襦袢は、誉田屋源兵衛の「身護り襦袢」のあさみどり色。
こちらの長襦袢は、とってもスルッと滑りが良く
程よい重さがあるのでお召しになられると
とっても着心地の良さを感じて頂けます。
そして、帯は龍村平蔵先生の昔の帯だそうで
古典的な形でありながら、色合いが綺麗なグリーンにまとめられ
とっても良くお似合いで格好よいお姿でございました。
朝に雨が沢山降っておりましたので心配でありましたが、
お天気に恵まれて良かったです。
また、お遊びにいらしてくださる日を楽しみに・・・
とっても楽しい時間を頂戴致しました。
ご来店有難うございました。
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