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2015年4月11日 (土)

十代目・誉田屋源兵衛 ~正倉院を織る~

現在開催しております
「十代目 誉田屋源兵衛~正倉院を織る~」
今回特別に誉田屋の社長の御厚意で
逸品物の帯をお持ちくださいました。

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こちらは、DMの表紙にもなっております
「貴婦人花宝文」帯

TV東京「クロスロード」にて
制作の過程を追っておりました。
100年前に作られた装飾品からヒントをえられ
装飾品の美しいデザインで帯が出来ないかと
誉田屋の社長が、挑戦された帯でございます。

お花の部分は、上質なラピスラズリーを砕き、
糸にすることで発色の良い、綺麗な群青色が浮かび上がり
周りには、本金箔、黒漆や螺鈿などを織り込み
様々な表情を作り出しています。

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そして、こちらも秘蔵の新作「藤花姫」帯
下に流れるように織られた藤は、
一房一房を精密に絵のように織られております。
藤が引き立つように、
周りは本漆で漆黒の光に包まれ、漆独特の光沢があります。
こちらは、藤が長く垂れているので、
垂れの部分も藤が出るのかと思えば、お太鼓だけに藤が
出るようになって、ほとんどの藤が隠れてしまいます。

ですが、この藤を長く垂らすことで
帯として締めるだけでなく
タペストリー美術品として、飾って頂くだけでも十分に
引けをとらない力強さがあります。

どちらの帯も、帯1本で多種の織り方が混ざり
誉田屋源兵衛でしか出来ない職人達の技術が集結している
贅沢な帯ですが、その分眺めているだけで
うっとりとしてしまうほどの美しさ。


本当は、実物をご覧頂けない、美術館でご覧頂くような作品が
誉田屋源兵衛・社長の御厚意で、
特別に上方銀花へ展示させて頂いております。

是非、この機会に実物をご覧頂きたい素晴らしい逸品です。

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