~愛のバレンタイン~ 私の椅子展 [徳永順男]
徳永順男先生のシンプルなフォルムが美しい椅子達
2015年3月号にて「暮らしに生かす和紙」特集で
徳永先生の作品が掲載されました。
徳永先生が、作り上げる椅子は
身体に当たる部分が柔らかく感じ、
長時間腰掛けても疲れない機能性に優れており
曲線の美しさ、素材の持つあたたかさを感じます。
現在、徳永先生が工房を構えておられる三木市は、刃物の産地。
50代の頃、鑿鍛冶師の大原康彦氏が手がける玉鋼の鉋と出会い、
衝撃を受けたという徳永先生。
日本刀の素材でもある玉鋼を用いた鉋は、切れ味が
素晴らしく、木の逆目を気にすることなく使用できるそうです。
その玉鋼の鉋は、鍛冶師/大原康彦さんが
自ら千種川に砂鉄を取りに行き、素材を鍛えて作られた鉋。
大原さんの鉋は、切れ味が良く
木目本来の透明感や美しい色艶を引き出してくれます。
計算尽くされた丁寧な手仕事が組み合わさった
手触りが心地よい、なめらかで上質な椅子。
その質感は、細かなサンドペーパーでも表現できない
玉鋼の鉋と、徳永先生の手によって削り出されます。
※座面は和紙をこより状にしたもの、杉の木、布、皮から
お好みのものをお選び頂けます。
そして、こちらは「鶴屋八幡」の生菓子。
いつも美味しいお菓子をくださる
オシャレで優しいお客様より先日頂きました。
綺麗なピンクと緑に包まれた中には
粒餡が入り、程よい上品な甘さでほっこりして
一休みにお茶と共に
スタッフで美味しく頂戴しました。
有難うございました。
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