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2014年12月19日 (金)

吉橋玄雄 表装展

現在開催中であります「吉橋玄雄 表装展」
今まで見たことのない作品の数々が並んでおります。

今回は、3点ご紹介させて頂きますね。


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素朴な味わいのある古地図。
河内・伊勢・和泉・摂津・大和・尾張の昔の地図を
麻などで額装した作品達。
こちらの作品は、
大阪初の個展を上方銀花にてして頂くことになり
上方銀花の為に、吉橋先生が作ってくださいました。

この木版が刷られたのは江戸中期ごろですが、
地図自体はもっと古いそうで
16~17世紀ぐらいのものではないかといわれています。
古地図は中心部分に向かって地名が書かれますので、
文字がひっくり返っているように見える所が
大変面白く、ありそうでなかなかない地図でございます。


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「天満祭 江戸中期」

こちらは、昔のお祭りの風景が描かれています。
大阪のお祭りといえば「天神祭」です。
私達、大阪に住んでいる方にはお馴染みのお祭りで
昔は、「天満祭」と呼ばれていたみたいですね。

川の流れが感じられるように額装をしており
このインド更紗がとても涼しげでありながら、心温まる
花火の音が聞こえてきそうな楽しい作品です。


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「酒呑童子絵巻から 住吉詣   江戸中期」

こちらは、江戸時代
1700~1800年頃の作品かと思われます。
丹波国の大江山にすむ、酒呑童子という鬼を
源頼光ら6人の武士が帝の命によって退治するという
よく知られた御伽草子の絵です。
この場面は鬼退治の前に、
住吉さんに達成祈願に参るところだそうです。

絵巻の下絵ですので、色の指定などが記されていているのが
なんとも面白く、昔の方達の繊細でありながら
大胆な筆遣いが良く分かります。


どれも、時を経た味わいある作品ばかり。
この世界観は、吉橋先生ならではで
その作品達を包み込む吉橋先生の表装は、
作品の事を想いながら作られているという事が
とても伝わってきます。

吉橋玄雄 表装展は、12/22(月)までとなっておりますので
ぜひ、皆様足をお運びくださいませ。

チルチン人広場に今回の展示掲載させていただきました。

大阪のエリヤに掲載です。

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