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こちらは、神代杉のトレーです。
実は、この作品は埋もれ木で出来ているんです。樹木の幹が、地殻変動や火山活動、水中の堆積作用などによって地中に埋もれ、長い年月をかけて圧力を受けたために変成し、半ば炭化したものだそうです。炭化は表面で著しく、内部は褐色で木理を残すそうで、木理の美しいものや造形面で魅力的は特徴を持つものは、彫刻を始めとする芸術作品や、埋れ木細工のような工芸品によく使われています。
とても杉の自然の香りが、この作品から溢れています。木らしい柔らかな優しい手触り。
木目もひとつひとつが違うところに魅力を感じますね。
2013年10月 7日 (月) 企画展のご紹介 | 固定リンク Tweet
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