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2013年8月

2013年8月31日 (土)

西端良雄 小ぶりの内根来茶托

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上方銀花ではお馴染の、輪島の西端良雄先生の作品。
いつもギャラリーでも使用している、内根来の茶托です。
こちらを、小さなお湯呑みに使えるようにと、少しだけ小ぶりな
ものをと御注文頂き、連休前にお納めさせて頂きました。

お使い頂くほどに漆に艶が増して、根来の塗りの表情も変化してきます。
丈夫で、飽きのこないお茶托は、どのようなお湯呑みを合わせても
似合って、懐の深さを感じます。
コーヒーカップやティーカップのソーサーにも、あたりが柔らかいので
重宝ですし、ガラスコップにも便利です。



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2013年8月30日 (金)

スイスのお土産のチョコレート

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連休前に、お近くのお客様に頂戴したスイスのお土産。
キレイなチョコレートを、藤井憲之先生・作の桜色のお皿で頂きました。

日本は猛烈な暑さが続きましたが、スイスは一番快適に過ごせる、
気持ち良い気候だったそうです。
山登りもされたそうですが、雪の白い山と抜けるような青空、一面の
お花畑など、雄大な自然が素晴らしかったことでしょう。

石畳と、歴史を感じる重厚な建物の町並みも、一度は訪れてみたい
ものです。

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2013年8月29日 (木)

本日より 通常営業しております

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長めの夏期休業を頂戴しておりましたが、本日より通常営業して
おります。

お休みの間に、蝉の声から秋の虫の音に変わり、空の色や雲の
カタチ、風にも秋の気配を感じるようになりました。
赤とんぼも飛んでいますね。

休業明けの個展は、「Doll up   中村一虹 オートクチュール
ニット展」 からスタートです。
上方銀花 初登場となります、大人の女性の真のエレガンスを
追求したニット。
おひとりおひとりのために作りあげられる、オーダーのお洋服です。

9月6日(金)よりの開催です。
ぜひお出かけくださいませ。

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2013年8月13日 (火)

夏期休業のお知らせ

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いつも上方銀花をお引き立てくださいまして、誠に有難うございます。

誠に勝手ながら、明日14日(水)~28日(水)の期間、
少し長めの 夏期休業を頂戴致します。
メール等で頂戴致しましたお問い合わせへのご返信も、申し訳ござい
ませんが、休業明けとなりますのでご了承くださいませ。
29日(木)より、通常営業致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。

9月6日(金)~は、上方銀花 初登場となります、
「Dollup 中村一虹 オートクチュールニット展」を開催致します。
季節を先取り致しまして、大人の女性のエレガンスが漂うニットの
お洋服をご紹介致します。
おひとりおひとりの為に、丁寧に仕上げられるニットの素晴らしい
着心地を、ぜひ実感して頂きたく存じます。
どうぞお楽しみに。

厳しい残暑が続いておりますが、皆様くれぐれもお身体大切に
お過ごしくださいませ。

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2013年8月12日 (月)

粽とご朱印

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誉田屋源兵衛さんより頂戴した、祇園祭りの「黒主山」の粽。
黒主山は謡曲「志賀」にちなみ、大伴黒主が桜の花をあおぎ眺めている
様子を表していることから、粽にも桜の花があしらわれています。
粽の由来は、昔むかし…
蘇民将来という男の家を、旅人に身をやつした牛頭天王が訪れ、一夜の
宿を求めました。
貧しいながらも手厚くもてなしてくれた蘇民の心遣いに喜んで、お礼に
子孫を末代まで護ることを約束し、目印に腰に茅の輪をつけるようにと
言い残し、お陰で蘇民の一族は繁栄したのだそうです。
このときの御符になった茅の輪は「茅」を束ねて「巻いた」もので、「茅巻」と
呼ばれるようになり、同じ音の「粽」と担いで、現在のような束状の粽が
厄除けの御守りとしてつくられるようになったといいます。。

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こちらは、東大寺二月堂のご朱印。
8月9日は、観音様の功徳日です。
「功徳日」と書いて「およく」と読むこの日に、二月堂にお参りすると
なんと46,000回お参りしたことと同じだけの功徳に浴するという
何とも有難い日で、一日中、多くの参詣者で賑わいます。
夕方からは、万灯明も灯されます。

暑さの厳しい日々ですが、皆様が健康で幸せに過ごされますように。
願いを込めて、お参りして参りました。

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2013年8月10日 (土)

『河井寛次郎の陶芸』展

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上方銀花の最寄り駅「河内小阪駅」より、少し足を延ばした「東花園駅」。
花園ラグビー場のほど近くに、東大阪市民美術センターがあります。

現在、河井寛次郎記念館開館40周年記念『河井寛次郎の陶芸
~科学者の眼と詩人の心~』展が、開催されています。

日本の近・現代陶芸界に大きな足跡を残した陶芸家、河井寛次郎。
柳宗悦が唱えた「民藝運動」の中心として、浜田庄司らとともに、無名の
職人による用の美を世に広め、多くの作品を生み出しました。
初期から晩年の作品まで、寛次郎の陶芸の全貌、約150点が一堂に
展示され、見応えのある展覧会となっています。

また、河井家の系譜を継ぐ陶芸家達の作品も展示されいます。
上方銀花でお馴染の、河井久先生、一喜先生、達之先生の碗からも、
脈々と受け継がれる芸術性と精神を感じて頂きたく存じます。

展覧会のポスターを、掲示させて頂きました。
チラシもご用意がございますので、お役立てくださいませ。
以前に、上方銀花との御縁の深い吉岡幸雄先生の大きな展覧会も
催された、東大阪市民以外の方にも訪れて頂きたい綺麗な会場です。



河井寛次郎記念館開館40周年記念
『河井寛次郎の陶芸~科学者の眼と詩人の心~』

2013年 9月1日(日)まで
於:東大阪市民芸術センター(東大阪市吉田6-7-22)
近鉄奈良線「東花園」駅下車 北へ徒歩約10分

午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
月曜日休館
入館料 一般500円

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2013年8月 9日 (金)

夏の上方まつり

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残暑お見舞い申し上げます。

立秋とは名ばかりの、厳しい暑さが続いています。

上方銀花では、本日より3日間、半期に一度の恒例・上方まつりを
開催しております。
普段、店頭にて展示しております作品がそのまま、お値打な価格にて
お求め頂ける嬉しい3日間です。
セール終了後は、またもとの価格に戻りますので、お得なこの機会に
ぜひご高覧くださいませ。

暑気払いの感謝セール、
染付やガラスなどの涼やかな作品もございます。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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2013年8月 8日 (木)

品川恭子 友禅夏訪問着「夕顔」

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先日お納めさせて頂きました、品川恭子先生のお着物。
贅沢な、夏の友禅です。
お客様には何度も夏をお待ちいただいて、ようやくこの夏に、お納め
させて頂くことが出来ました。

お客様からお写真をお預かり致しまして、ご自分にお似合いになる
夏の友禅を、品川先生に染めて頂きたいというご注文でした。
お背が高く、透き通るように肌が白く美しいお客様、どのような意匠の
お着物が染まってきますか、全て品川先生にお任せさせて頂いて
おりましたので、私共もとても楽しみにお待ちしておりました。

そして染め上がって参りましたのが、源氏物語の「夕顔」をモチーフに
なさったという素晴らしい訪問着でした。
和樂のムック本「古寺散歩」の中で、樋口可南子さんがお召しになって
おられたお着物と意匠は近く、お色は濃いブルーが加えられていて
より深い表情が表れているように感じます。
手足の長いお客様のために、また、より夏のフォーマルなお着物に
なるようにと、特別に広幅の絽のお生地を取り寄せて下さいました。

夏の間に、ぜひ何度もお袖を通して頂けることを願っております。

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2013年8月 6日 (火)

茶の輪の抹茶バターケーキ「天の極」

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先日、ある書籍のための取材をお受けしました。
短い時間でしたが、とても有意義な時間となったと思います。

後日、美人編集長さんが送ってくださった、日本橋三越の風呂敷に
包まれたお菓子。

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桐箱に納められていたのは、満月のように真丸の抹茶バターケーキ
「抹茶満月」。
日本一の茶鑑定士といわれる茶匠 森田治秀氏が厳選ブレンドし、
臼で引いたという究極の宇治抹茶「天の極」をたっぷりと使用した、
三越本店限定のケーキだそうです。

美味しいお茶と一緒に、舌も心も豊かに照らしてくれますようにとの
職人さんの思いが込められた抹茶満月は、焼上げてからも抹茶の
鮮やかで美しいグリーン、新鮮な良い薫りが際立っています。
上品なほろ苦さに大納言小豆の甘さが心地よく、後をひく美味しさです。

どのような取材をお受けしましたかは、またご紹介出来ますように
なりましたら、当ブログにて掲載させて頂きますね。
どうぞお楽しみに。

(お皿は川野恭和、カッティングボードは早川直彦 作)

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2013年8月 5日 (月)

涼やかな夏のおきもの姿

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暑い日が続いていますが、非常に嬉しいことに、ここのところステキな
夏のおきもの姿でご来店くださるお客様がおられて、涼やかな眼福を
頂戴しております。
おひと方のお姿をご紹介致します。

細かな亀甲の蚊絣のおきものは、能登上布です。
石川県の無形文化財に指定されている能登上布は、さらりとした肌
触りが心地よい、麻のお着物です。
現在は、ただ一軒だけになってしまった織元で、頑なに伝統の技法が
守られ織り継がれています。
なんとかこの先人たちの努力によって培われてきた、美の結晶の
麻織物を、大切に次の世代にもつないでいけるように願うばかりです。

以前に当方でお求め頂きました、柳崇先生の夏帯をあわされて。
生成地に、端正な細いブルーの縞が爽やかです。
糸作りから植物染料での染め、織り上げて仕上げるまでを全ておひとりで
なさる柳先生。
そのため数は多くは出来ませんが、有難いことに、いつも上方銀花で
引き合いの多い作家さんです。
中には、お誂えのお品を何年もお待ち頂いているお客様もおられますが、
織り上がってきた着尺や帯からは、柳先生の深い愛情を感じます。

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2013年8月 3日 (土)

真っ赤なトマト

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太陽の光をたっぷりと浴びて、真っ赤に実ったトマトをお客様から
沢山送って頂きました。
藤平寧先生の、水のような色と軽やかな形状がきれいな器で
頂戴しました。

丸いトマトと細長いトマト。
どちらもとってもジューシーで、程良い酸味に甘さも感じられる
美味しいトマトでした。

そのまま頂いても、サラダやパスタに用いても。
トマトの鮮やかさは、食卓を華やかにしてくれます。
ガン予防の効果があると言われるリコピンや、ビタミンCなど
栄養もたっぷりです。

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2013年8月 2日 (金)

おかや木芸 岡英司 子供家具セット

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先日お納めさせて頂いた、お子様用の家具の机と椅子の家具セット。
島根県のおかや木芸 岡英司先生の作品です。
おじい様、おばあ様からの、かわいいお二人のお孫さまへのプレゼント
です。

デザインにはおばあ様のこだわりが反映され、お孫さまお二人が
横に並んで仲良く机に向かえるようにと、寸法をお考え頂きました。
机には天板の下に棚が設けられていますので、お絵描きの道具や
お勉強の道具などを収納することが出来ます。
イメージは、昔に小学校で使っていたような机と椅子。
どこかノスタルジックな雰囲気が、漂っているでしょうか。

木目の美しい栗の木を用いて、オイル仕上げで軽やかな仕上がりと
なりました。
丈夫な作りの家具は、お子様のご成長と共に味わい深くなっていく
ことでしょう。
とても楽しみなことです。

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