2013年8月
2013年8月31日 (土)
2013年8月30日 (金)
2013年8月29日 (木)
2013年8月13日 (火)
夏期休業のお知らせ
いつも上方銀花をお引き立てくださいまして、誠に有難うございます。
誠に勝手ながら、明日14日(水)~28日(水)の期間、
少し長めの 夏期休業を頂戴致します。
メール等で頂戴致しましたお問い合わせへのご返信も、申し訳ござい
ませんが、休業明けとなりますのでご了承くださいませ。
29日(木)より、通常営業致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。
9月6日(金)~は、上方銀花 初登場となります、
「Dollup 中村一虹 オートクチュールニット展」を開催致します。
季節を先取り致しまして、大人の女性のエレガンスが漂うニットの
お洋服をご紹介致します。
おひとりおひとりの為に、丁寧に仕上げられるニットの素晴らしい
着心地を、ぜひ実感して頂きたく存じます。
どうぞお楽しみに。
厳しい残暑が続いておりますが、皆様くれぐれもお身体大切に
お過ごしくださいませ。
2013年8月12日 (月)
粽とご朱印
誉田屋源兵衛さんより頂戴した、祇園祭りの「黒主山」の粽。
黒主山は謡曲「志賀」にちなみ、大伴黒主が桜の花をあおぎ眺めている
様子を表していることから、粽にも桜の花があしらわれています。
粽の由来は、昔むかし…
蘇民将来という男の家を、旅人に身をやつした牛頭天王が訪れ、一夜の
宿を求めました。
貧しいながらも手厚くもてなしてくれた蘇民の心遣いに喜んで、お礼に
子孫を末代まで護ることを約束し、目印に腰に茅の輪をつけるようにと
言い残し、お陰で蘇民の一族は繁栄したのだそうです。
このときの御符になった茅の輪は「茅」を束ねて「巻いた」もので、「茅巻」と
呼ばれるようになり、同じ音の「粽」と担いで、現在のような束状の粽が
厄除けの御守りとしてつくられるようになったといいます。。
こちらは、東大寺二月堂のご朱印。
8月9日は、観音様の功徳日です。
「功徳日」と書いて「およく」と読むこの日に、二月堂にお参りすると
なんと46,000回お参りしたことと同じだけの功徳に浴するという
何とも有難い日で、一日中、多くの参詣者で賑わいます。
夕方からは、万灯明も灯されます。
暑さの厳しい日々ですが、皆様が健康で幸せに過ごされますように。
願いを込めて、お参りして参りました。
2013年8月10日 (土)
『河井寛次郎の陶芸』展
上方銀花の最寄り駅「河内小阪駅」より、少し足を延ばした「東花園駅」。
花園ラグビー場のほど近くに、東大阪市民美術センターがあります。
現在、河井寛次郎記念館開館40周年記念『河井寛次郎の陶芸
~科学者の眼と詩人の心~』展が、開催されています。
日本の近・現代陶芸界に大きな足跡を残した陶芸家、河井寛次郎。
柳宗悦が唱えた「民藝運動」の中心として、浜田庄司らとともに、無名の
職人による用の美を世に広め、多くの作品を生み出しました。
初期から晩年の作品まで、寛次郎の陶芸の全貌、約150点が一堂に
展示され、見応えのある展覧会となっています。
また、河井家の系譜を継ぐ陶芸家達の作品も展示されいます。
上方銀花でお馴染の、河井久先生、一喜先生、達之先生の碗からも、
脈々と受け継がれる芸術性と精神を感じて頂きたく存じます。
展覧会のポスターを、掲示させて頂きました。
チラシもご用意がございますので、お役立てくださいませ。
以前に、上方銀花との御縁の深い吉岡幸雄先生の大きな展覧会も
催された、東大阪市民以外の方にも訪れて頂きたい綺麗な会場です。
河井寛次郎記念館開館40周年記念
『河井寛次郎の陶芸~科学者の眼と詩人の心~』
2013年 9月1日(日)まで
於:東大阪市民芸術センター(東大阪市吉田6-7-22)
近鉄奈良線「東花園」駅下車 北へ徒歩約10分
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
月曜日休館
入館料 一般500円
2013年8月 9日 (金)
2013年8月 8日 (木)
品川恭子 友禅夏訪問着「夕顔」
先日お納めさせて頂きました、品川恭子先生のお着物。
贅沢な、夏の友禅です。
お客様には何度も夏をお待ちいただいて、ようやくこの夏に、お納め
させて頂くことが出来ました。
お客様からお写真をお預かり致しまして、ご自分にお似合いになる
夏の友禅を、品川先生に染めて頂きたいというご注文でした。
お背が高く、透き通るように肌が白く美しいお客様、どのような意匠の
お着物が染まってきますか、全て品川先生にお任せさせて頂いて
おりましたので、私共もとても楽しみにお待ちしておりました。
そして染め上がって参りましたのが、源氏物語の「夕顔」をモチーフに
なさったという素晴らしい訪問着でした。
和樂のムック本「古寺散歩」の中で、樋口可南子さんがお召しになって
おられたお着物と意匠は近く、お色は濃いブルーが加えられていて
より深い表情が表れているように感じます。
手足の長いお客様のために、また、より夏のフォーマルなお着物に
なるようにと、特別に広幅の絽のお生地を取り寄せて下さいました。
夏の間に、ぜひ何度もお袖を通して頂けることを願っております。
2013年8月 6日 (火)
茶の輪の抹茶バターケーキ「天の極」
先日、ある書籍のための取材をお受けしました。
短い時間でしたが、とても有意義な時間となったと思います。
後日、美人編集長さんが送ってくださった、日本橋三越の風呂敷に
包まれたお菓子。
桐箱に納められていたのは、満月のように真丸の抹茶バターケーキ
「抹茶満月」。
日本一の茶鑑定士といわれる茶匠 森田治秀氏が厳選ブレンドし、
臼で引いたという究極の宇治抹茶「天の極」をたっぷりと使用した、
三越本店限定のケーキだそうです。
美味しいお茶と一緒に、舌も心も豊かに照らしてくれますようにとの
職人さんの思いが込められた抹茶満月は、焼上げてからも抹茶の
鮮やかで美しいグリーン、新鮮な良い薫りが際立っています。
上品なほろ苦さに大納言小豆の甘さが心地よく、後をひく美味しさです。
どのような取材をお受けしましたかは、またご紹介出来ますように
なりましたら、当ブログにて掲載させて頂きますね。
どうぞお楽しみに。
(お皿は川野恭和、カッティングボードは早川直彦 作)
2013年8月 5日 (月)
涼やかな夏のおきもの姿
暑い日が続いていますが、非常に嬉しいことに、ここのところステキな
夏のおきもの姿でご来店くださるお客様がおられて、涼やかな眼福を
頂戴しております。
おひと方のお姿をご紹介致します。
細かな亀甲の蚊絣のおきものは、能登上布です。
石川県の無形文化財に指定されている能登上布は、さらりとした肌
触りが心地よい、麻のお着物です。
現在は、ただ一軒だけになってしまった織元で、頑なに伝統の技法が
守られ織り継がれています。
なんとかこの先人たちの努力によって培われてきた、美の結晶の
麻織物を、大切に次の世代にもつないでいけるように願うばかりです。
以前に当方でお求め頂きました、柳崇先生の夏帯をあわされて。
生成地に、端正な細いブルーの縞が爽やかです。
糸作りから植物染料での染め、織り上げて仕上げるまでを全ておひとりで
なさる柳先生。
そのため数は多くは出来ませんが、有難いことに、いつも上方銀花で
引き合いの多い作家さんです。
中には、お誂えのお品を何年もお待ち頂いているお客様もおられますが、
織り上がってきた着尺や帯からは、柳先生の深い愛情を感じます。
2013年8月 3日 (土)
2013年8月 2日 (金)
おかや木芸 岡英司 子供家具セット
先日お納めさせて頂いた、お子様用の家具の机と椅子の家具セット。
島根県のおかや木芸 岡英司先生の作品です。
おじい様、おばあ様からの、かわいいお二人のお孫さまへのプレゼント
です。
デザインにはおばあ様のこだわりが反映され、お孫さまお二人が
横に並んで仲良く机に向かえるようにと、寸法をお考え頂きました。
机には天板の下に棚が設けられていますので、お絵描きの道具や
お勉強の道具などを収納することが出来ます。
イメージは、昔に小学校で使っていたような机と椅子。
どこかノスタルジックな雰囲気が、漂っているでしょうか。
木目の美しい栗の木を用いて、オイル仕上げで軽やかな仕上がりと
なりました。
丈夫な作りの家具は、お子様のご成長と共に味わい深くなっていく
ことでしょう。
とても楽しみなことです。
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