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2013年5月18日 (土)

誉田屋源兵衛の帯展

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2号店ギャラリーでは、誉田屋源兵衛の帯展が始まっております。
初日の昨日も、大勢の皆様にお出かけ頂きました。
ありがとうございます。
今回は記念の展示とあって、誉田屋さんの並々ならぬ熱いお心を
感じる企画となりました。

誉田屋源兵衛 創業275年を契機に織り上げられた「二重七幸織」
(ふたえななこおり)。
古くからある斜子織を二重織りにし、竹屋町織、絽刺織、佐賀錦と
融合させた、非常に手の込んだ織物です。
異なる組織が、帯に陰影を生み出しています。
実際にご覧頂きますと、その組織の面白さを実感して頂けることと
存じます。
陰影の美が主役の「御影様」(おかげさま)の織物です。

横糸には、お琴や三味線の弦、能衣裳に用いる江州だるま糸を
織り込んでいます。
「だるま」と呼ぶ糸繰り機での蚕の繭から生糸を引いた、江州だるま。
古来より最上質の糸として定評があります。
現代では楽器糸としてそのほとんどが出荷されていますが、誉田屋
さんでは本唐織の帯などに、江州だるまが用いられています。

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