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2013年4月18日 (木)

2013 春の文楽観賞会①

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恒例の上方銀花・文楽観賞会が、昨日催され、お客様方に
お出かけ頂きました。
演目は、「心中天網島」。
近松門左衛門、68歳の時に描き下ろした不朽の傑作です。

開演前には、人形遣いの吉田玉女さんよりご挨拶を頂きました。
今回、玉女さんが演じるのは物語の主役・紙屋治兵衛。
妻や兄の必死の引き留めにもかかわらず、19歳といううら若き
遊女・小春と心中してしまう、罪な人です。
これから舞台でお遣いになる治兵衛の人形とご一緒に、
皆様で記念のお写真を撮らせて頂きました。

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また、平成25年4月公演より、新しく技芸員として玉女さんの
もで修業に励まれているお弟子さんのお二人をご紹介頂きました。
玉女さんとご一緒のお写真の方が、吉田玉峻(たまとし)さん。
下のお写真は、吉田玉延(たまのぶ)さん。
足遣いの修行だけでも何年にも及ぶ過酷なものでしょうが、文楽の
人形は足遣い、左遣い、主遣いの三位一体。
どれが欠けても成立しないものです。
厳しく優しい素晴らしいお師匠さんのもとで、修業に励まれます
ことを願います。
お若い方の手に、伝統の芸能が受け継がれていくこと。
実に頼もしく嬉しいことです。
玉峻さん、玉延さんのこれからのご活躍が楽しみです。

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