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2013年3月 4日 (月)

鞆岡隆史の『手』

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京都に生まれた鞆岡隆史先生。
竹籠職人を父に、洋裁師を母に持ち、幼い頃から絵画と植物が
大好きな少年だったそうです。

二次元の写実的絵画の、絵なのか写真なのか分からない世界に
惹かれ、ラファエロやダヴィンチを模写。
京都という、優れた日本画や仏像をよく目にすることの出来る
環境にも恵まれて、画家を志すも、ご両親の勧めもあって大学は
デザインを専攻。
写真と出会うことになります。
高校生の頃には花屋で働き、大学時代、庭師とともに寺々のお庭に
植木。

写実的絵画と植物というふたつを愛してきた鞆岡先生に、写真が
加わり、修業を経て、現在は「絵画のような写真」を撮っておられます。
そのスタジオは、愛情が注がれた美しい花々で溢れています。

それほど大きくない『手』に馴染むサイズのデジタルカメラを用いて
撮られる、季節の花や木。
その作品には、自らの身体に自然と内包された優れた美的感覚が
反映されています。
デジタルカメラで描かれた、現代の日本画であり、今日の琳派と
いえます。

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