小倉裕史の楽琵琶
大きな革張りケースを手に、ご来廊くださった小倉裕史先生。
いつも、端正で美しい家具を発表してくださっております。
今回はとても珍しい御注文を受けられたとのことで、作品を
拝見させて頂きました。
ケースの中に収められていたものは、なんと「琵琶」です。
ある高校の、雅楽部顧問の先生より御注文頂いたものだそうです。
立派なケースも、小倉先生作です。
雅楽の管弦合奏や催馬楽の伴奏に用いる、楽琵琶というものです。
琵琶の中で最も大きいものだそうで、水平に構えて演奏されます。
タモや欅、桜、ウォルナットなど、様々な種類の材を用いて、丁寧に
創られた楽琵琶。
撥が当たる撥面には、牛革が貼られています。
木目がとても綺麗で、長くお使い頂きますとますます木の味が出て
きそうです。
雅楽部があるだなんて、ユニークな高校ですね。
小倉裕史先生の楽琵琶、オーダーも承ります。
お気軽に御相談くださいませ。
| 固定リンク
「コラム」カテゴリの記事
- 京都へ新年のご挨拶(2021.01.07)
- 上方銀花33周年 パーティー 「十時孝好 USAGI」(2019.11.03)
- バースデー週間(2019.09.12)
- 上方銀花のお母さん バースデー(2019.09.08)
- 上方銀花 バースデー週間(2018.09.11)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント