竹内瑠璃 九谷色絵展
昨日に引き続きまして、上絵付けの作品の制作のご様子を
ご紹介致します。
片口に、とても丁寧に細かな絵付けがなされています。
真っ白な磁器の上に、竹内先生の手によって、みるみる
繊細で美しいが施されていきます。
近視だという竹内先生、絵付けは全て裸眼でなさるのだそうです。
線描きと金彩を施してから焼成。
続いて和絵具で色を挿していかれます。
修業時代は、染付を手掛ける師匠のもとで学ばれ、現在の作品の
中心となっている色絵のお仕事は、ほぼ独学で習得なさったもの
だそうです。
不透明の白い和絵具がのせられました。
これを焼成すると、グレーのような紫のような、深みのある色に
なります。
実物の片口は、今回出品くださっておりますので、ぜひ実際に
ご高覧くださいませ。
こちらは、「弦月」と名付けられたシリーズの作品です。
| 固定リンク
「企画展のご紹介」カテゴリの記事
- 十時孝好 USAGI(2021.03.01)
- 倉敷ガラス 小谷栄次(2020.06.16)
- 倉敷ガラス 小谷栄次 作品展(2020.05.25)
- 熊野淸貴『篆刻講座』(2020.02.20)
- 上方銀花アーカイブス 第一弾(2020.02.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント