竹内瑠璃 九谷色絵展
2号店ギャラリーにて、本日より竹内瑠璃先生の作品展が始まって
おります。
ほとんどの作品が、手のひらに納まる程の大きさですが、その器の
中に竹内先生独自の絵付けの世界が無限に広がっています。
写真は、赤絵の香合。
繊細なタッチで描かれた猫の毛の、なんと柔らかそうなこと。
赤絵は絵付けを重ねることが出来るそうで、何度も焼成しては
絵付けを重ね質感を表現、白い磁器と赤い絵付けのみの世界に
立体感が見事に生み出されています。
香合の蓋を開けると、中には鼠の姿が。
鼠は、猫に狙われていることには気がついていない様子ですね…
このあと、どうなるのやら…
そんな物語を、作品から感じることが出来ると、より楽しく愛おしく
なるものですね。
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