洛風林の帯と上質な織物展
まだ海外旅行が珍しかった時代にアジア諸国やヨーロッパに赴き、
現地で目にし心を動かされた文様を、日本の伝統衣装である帯に
取り入れた、洛風林初代の堀江徹氏。
異国の美術品や工芸品をモチーフにしたものでも、高い美意識に
よってデザインされた帯が、文化人を初め、多くのきものファンを
唸らせ虜にしました。
現在、3代目の麗子さん達によって、その独特の格調高い「洛風林」
の世界が護られています。
「洛風林」が歩んでこられた歴史は、20日に発売されました「きもの
salon」にてご高覧くださいませ。
スキタイ(紀元前にウクライナを中心に活動した遊牧騎馬民族)の
文様を取り入れた袋帯や、フランスのドレス生地をモチーフにした
九寸帯。
その他、これほど多くの洛風林の帯が一堂に揃いますことはとても
貴重な機会です。
会期中に作品のご追加もくださっております。
贅沢な空間に、ぜひ足をお運びくださいませ。
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