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2013年1月10日 (木)

ドキュメンタリー映画「紫」

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ご案内が遅れてしましました。
上方銀花でもお世話になっております、「染司よしおか」の
吉岡幸雄先生のお仕事が、ドキュメンタリー映画となり、現在
上映されています。
映画のチラシより、一節をご紹介いたします。

 かつて日本の色には独特なニュアンスがあった。風土が
 育んだ植物染料だけが表現できる色。化学染料に頼り、
 失われつつあった日本の色を取り戻そうと闘う男がいる。
 吉岡幸雄。失われた植物は農家と交渉し、栽培するところ
 から始める。単なる染め職人ではない。優しい頑固者。
 これはその静かな闘いの記録である。

日本古来の植物染料がもつ、気高く豊かな、深い色彩に
こだわって、途絶えかけた日本の心を我々に伝えてくださる
吉岡先生の仕事。
東大寺二月堂のお水取りで仏前を飾る椿の造花も、
吉岡先生の染があってのものです。

監督、撮影は川瀬美香氏。
ドキュメンタリー映画「紫」は、十三の第七藝術劇場にて
18日(金)までの上映です。
(12:10~ 1日1回上映)
 

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