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2012年11月 2日 (金)

藤平寧 作陶展

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シンプルでかろやかな印象を与えてくれる、藤平寧先生の作品。
薄手の器に施されたとろりとした釉薬が、ふたつとない表情の
面白さを生み出します。

轆轤仕事がお好きでなかった寧先生に、こんな方法もあると
父である藤平伸氏が仰ったのが、型を用いた仕事。
寧先生の作品は、石膏で型を作り生まれるカタチでありながら、
どことなく有機的な柔らかさを持っています。
器が無機質に揃ったものにならないように、型から外したあと
あえて少し歪めてみたり、自らの手によるやさしさを加えて
いかれます。
こうして生み出された作品からは、藤平先生ならではの繊細さを
感じ、思わず手を触れたくなります。

「さやか」
「すみえ」

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