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2012年10月

2012年10月30日 (火)

オリジナルのリング2点

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お客様のオーダーでお仕立てさせて頂きましたオリジナルのリングを
2点、ご紹介致します。

実はどちらのリングも、森暁雄先生にご無理をお願いして特別に
ルースを分けて頂き、シンプルで飽きのこないデザインのリングに
河村守先生に加工して頂きました。

渋みのある金色に輝くのは、森先生の作品で人気の高い象牙に
金蒔絵を施したもの。
いつも森先生のイヤリングをご愛用下さっているお客様に、お好みの
サイズをお選び頂き、金蒔絵を施して頂きました。
幾重にも丁寧に重ねられた蒔絵によって、象牙のルースの状態よりも
さらに大粒になったようです。
独特の色合いと光沢感が、魅力的です。

ゴールドの南洋真珠は、森先生の個展の折にお求め頂いたルースです。
リングにお仕立てなさるデザインをお考えでおられましたが、先日、
河村先生の手によってシンプルで使いやすい金蒔絵のリングが出来上って
来たのをご覧になられて、同じデザインでオーダーくださいました。
真珠の光沢感は、女性にとって永遠の定番ですね。

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2012年10月29日 (月)

La Voitureの「タルトタタン」

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京都で30年間、大正生まれのおばあさんがその味を守り続けて
きたというLa Voitureのタルトタタン。
噂には聞いていましたが、東京にお住まいのお嬢様を案内
なさるのに、お店の下見に行ってこられたお客様から、思わず
頂戴してしまいました。
本当は、ご自分用にお求めになられたものだったでしょうに…。
感激です。

たっぷりのりんごが使われたタルトタタン。
おばあさんがフランスに旅行されたときに感動したお味を再現
されたそうで、1ホールに16個ものりんごが入れられているそう
です。
今ではお孫さんが、おばあさんのお味を舌で覚えて受け継がれて
いるのですが、作り方はシンプルでも手間がかかるので、1日に
2ホール焼上げるのがやっとだといいます。
16個にカットして、1日限定32個のみの販売です。

お店で味わえるように、少し温めて、プレーンヨーグルトをかけて
頂きました。
しっかりと煮込まれたりんごはとてもジューシー。
ぎっしり詰まったりんごの濃厚な旨みが、タルト生地にまで浸透して
とっても柔らかです。
ほろ苦さと甘酸っぱさが絶妙で、さっぱりとした後味。
お客様のお心遣いが有難く、これまでに食べたタルトタタンの中で、
一番美味しいものでした。

お皿は、川野恭和先生 作です。

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2012年10月27日 (土)

村上恭一の『手』

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日本のスタジオガラスの第一人者である舩木倭帆先生のもとで
吹きガラスの修業をし、用の美の理念やものつくりに対する姿勢を
学ばれた村上恭一先生。
生み出される作品からは、仕事に対する真摯な想いが感じられます。
扱う竿があたる部分には、勲章のタコができています。

焼物の産地として知られる愛媛県の砥部で、独立。
現在でも100件ほどの陶芸家の工房が軒を連ねる中、ただ一軒の
ガラス工房であるそうです。

ガラスでありながら、柔らかさと温かさが漂う作品は優雅なフォルムを
描き、ガラスの持つ透明感が秋の日差しの中で美しく輝いています。
村上先生の真面目なものつくりを皆様にご紹介したく、今回このように
個展が実現出来ましたことを嬉しく思っています。

「村上恭一 吹きガラス」展は、29日(月)までの開催でございます。
ぜひお出かけくださいませ。

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2012年10月26日 (金)

柳崇 茶地市松着尺

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端正な綾織りで織りだされた、柳崇先生の細かな市松。
お客様のご注文から生まれた一枚です。
お背が高くて色白美人のお客様にお似合いになるような
無地のお着物をと、柳先生にご依頼して織り上げて頂きました。

雑誌「和樂」のムック本「樋口可南子の古寺巡礼」の中で、
樋口可南子さんがお召しになられていた無地のお着物が
あります。
鳶色の、きりっとした格好いいお着物姿。
以前にも、茶系のお着物がよくお似合いでおられたお客様、
きっと今回も格好良く着こなして下さることだろうと、柳先生が
樋口さんがお召しのものと同じ着尺を織ってくださいました。

源氏香の胡蝶の縫い紋を背中にひとつ。
せっかくのお着物ですから、悪目立ちしないよう抑えた色目で
されげなくお入れしました。

仕立て上がったお着物をご覧頂いて、シンプルなものほど
本当は難しいことで、作家の心意気や息遣いが見えるようだと
仰って頂き、本当に嬉しかったです。
お着物にはぴったりの気候になりました。
これからの季節、ステキにお召しくださって、またお姿を拝見
出来ますことを楽しみにしています。

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2012年10月25日 (木)

村上恭一 吹きガラス展

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ぽってりとして、唇に伝わる感覚が非常に心地よい村上先生の
グラスやぐいのみ。

丁寧に作り上げられる作品には、温もりを感じるやさしさと
適度な緊張感が同居しています。

厚手に吹かれたガラスは、とろりとした柔らかなフォルム。
ほんのりとアンバーがかった懐かしいようなガラスの程良い
重みが、手に取る度に心を癒してくれます。
美しさの中に、毎日の使用にも耐える丈夫さを兼ね備えた
作品たちです。

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2012年10月23日 (火)

イコマ製菓本舗「レインボーラムネ」

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なかなか手に入らないとして知られる、イコマ製菓本舗の
「レインボーラムネ」を頂戴しました。

奈良で手造りされているこのラムネ、今ではハガキでの
抽選か、事前予約会でないと購入することが出来ないという
幻のラムネとなりました。
予約も不定期で、10倍以上もの競争率だとか!
運よく購入の権利を獲得できても、実際に手に出来るのは
数ヵ月後。
出来上がりを楽しみに、待たなければなりません。

直径2センチ程の大きさの、ころころ丸くてかわいいラムネ。
やさしいパステルカラーが、ほのぼのとさせてくれます。
口に含むとしゅわしゅわ~と溶けて、さっぱりとして素朴な
美味しさが後を引きます。

村上恭一先生の、ほんのりアンバーがかったロックグラスに
入れました。
光の屈折もノスタルジックでステキです。

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2012年10月22日 (月)

村上恭一 吹きガラス展

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2号店の、村上恭一 吹きガラス展より。
器や花器に加えて、近頃、村上先生が力を入れておられる
独自の作品「ガラスの書」です。

パーツごとにガラスを吹いて、組み合わせていきます。
空間にぽっかりと浮かんだように見える文字には、立体的な
ガラスの動きを見ることが出来ます。
インテリアとしてさり気なく飾って頂ける、これまでにはなかった
新しいガラスの表現です。
透明感のあるガラスならでは輝きと、神秘性を感じます。

お好みの文字でオーダーを承ることも可能です。
お子様のお名前の一文字など、如何でしょうか。

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2012年10月20日 (土)

村上恭一 吹きガラス展

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村上恭一先生のもとで修業なさっていた元お弟子さんが
お出かけ下さいましたので、先生のお仕事ですごいと
思うことはとお話をお伺い致しました。

通常は数名で組んで行うガラスの仕事を、村上先生は
おひとりでなさっておられるのですが、坩堝の中で真っ赤に
溶けたガラスに息を吹き込み、形を表すことは時間との
戦いになります。
おひとりでの仕事の限界に挑み、これだけの大きな作品を
手掛けておられること。
そして、違った色のガラス同士を組み合わせても、流れて
しまうことなく文様や形状がしっかりとしていること。
これらは、お弟子さんも独立なさっておひとりでの仕事の
経験を重ねる上で、尊敬することだそうです。

おおらかさの中に、適度な緊張感を併せ持つ村上先生の
ガラスの仕事。
花器はお花を活けて頂くと、また表情が変化してステキです。

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2012年10月19日 (金)

村上恭一 吹きガラス展

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村上恭一先生の作品との出会いは、美しい赤でした。

セレンという金属で発色させる村上先生の赤は、本当に
美しい色。
黒ずんでもいなくて、薄すぎもしない、鮮やかな、力強い
赤です。
透明のガラスとのコントラストも心地よく、とても印象的
で、泡の光も美しく煌めいています。


赤の色をきれいに発色させるには、細かなスケジュールを
たてて仕事を進めなければなりません。
このように大胆に、赤を引き立たせた作品を創る作家は
そうはおられません。
鮮やかな赤が、目にする度に元気をくれる作品です。

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2012年10月18日 (木)

村上恭一 吹きガラス展

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四国から村上恭一先生がご来廊くださり、明日からの個展の
飾り付けをして頂きました。
搬入日から早速、お客様方にお出かけ頂いて、ギャラリーで
楽しい会話が弾んでいました。

舩木倭帆先生のもとで修業された、村上先生の美しいガラス。
これまでは「赤の世界」展や「用の美」展などの企画展に
ご出品をご協力頂いたことがありましたが、個展というかたちで
展示させて頂けるのは初めてのことです。
皆様に美しい作品をご紹介させて頂けますこと、とても嬉しく
思っています。

明日は1日、ギャラリーに村上先生がご在廊くださいます。
皆様、どうぞご高覧下さいませ。
お待ちしております。

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2012年10月16日 (火)

徳永順男の椅子

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徳永順男先生の、シンプルなフォルムで座り心地の良い
椅子が2脚、上方銀花に届きました。

大学卒業後に、当時78歳だった無形文化財保持者・
竹内碧外氏に師事された徳永先生。
確かな美意識を築き、感性を磨くことを徹底して教えられ、
現在の徳永先生の作品に多大なる影響を与えています。

現在、工房を構えておられる三木市は、刃物の産地。
50代の頃、鑿鍛冶師の大原康彦氏が手がける玉鋼の
鉋と出会い、衝撃を受けたという徳永先生。
日本刀の素材でもある玉鋼を用いた鉋は、切れ味が
素晴らしく、木の逆目を気にすることなく使用できるそうです。

そんな鉋で削り出される徳永先生の椅子。
身体に当たる部分が柔らかく感じる、長時間座っていても
疲れない椅子です。
座面は和紙をこより状にしたもの、杉の木、布、皮から
お好みのものをお選び頂けます。

11月には、正倉院展に合わせて国立博物館のすぐお近くの
「国際奈良学セミナーハウス」にて、徳永順男先生の椅子を
展示し、上方銀花もお手伝いをさせて頂きます。
秋の行楽のご予定に、ぜひ入れて頂きたいと存じます。

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2012年10月15日 (月)

松﨑融 朱漆のお針箱

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松﨑融先生の手による、朱漆の特製お針箱。
お裁縫がお得意なお客様が、ご注文くださいました。
これまではかわいい空き缶にお裁縫道具を納めておられた
そうですが、松﨑先生の朱漆のお針箱で、大好きなお裁縫の
お時間がより楽しく心地よい時となりそうです。

手に納まりのよい楕円形で、本体に鎬をいれたデザインに
して下さっているので持ち運びがしやすくなりました。
中に仕切り板を一枚入れたのは、お客様のアイデアです。
仕切り板の上には、お手製の針山を入れられるそうです。

お孫さんのかわいいお洋服を、お手製でお仕立てなさっている
お客様。
生地からレース、ボタンなどの小さなパーツまでこだわって
探された、愛情たっぷりの世界に一着のお洋服をお召しに
なって、お孫さんが元気いっぱい大きくご成長なさることを願い
ます。

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2012年10月13日 (土)

ニシダ飴の飴ちゃん

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埼玉の作家さんより、地元で人気の名物を頂戴しました。

「古伝ニシダ飴」の飴ちゃん。
昔から伝わる方法そのままを守り、今でも手造りされている
そうです。
写真はサイダー味。
お店で砂糖壺に使っている、小谷眞三先生の透明の
ガラスの蓋物にいれました。

お茶や胡麻、にっき、塩、ぶどうやイチゴなど、様々なお味の
飴ちゃんの詰め合わせ、どれから頂こうかと迷うのも
楽しいひと時でした。
キャンディと呼ぶよりも、「飴ちゃん」と呼ぶのがしっくりくる
甘くて懐かしい、昔ながらの味。
これからも末永く守り続けて頂きたいものです。
ごちそうさまでした。

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2012年10月12日 (金)

山口源兵衛氏のお召し物

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先日ご来店くださった誉田屋源兵衛の十代目・山口源兵衛氏。

「たけしアート☆ビート」の出演時と同じお着物をと、スポーツカー
「トヨタ86」のコマーシャルフォトの撮影時に依頼があったそう
です。
今回も、同じお着物でお出かけ頂きました。

誉田屋が情熱を注いで現代に蘇らせた「紙布」のきもの。
雁皮、三椏、楮といった天然の恵みを紙に漉き、細く切って撚りを
かけたものを織り上げます。
独特の風合いと肌触りで、冬はあたたかく夏は涼しい。
絹とは異なる質感が、江戸時代に茶人や俳人、武士など風流を
好む人々の間で広まったそうですが、誉田屋が手がけるものは
現代の生活に合う、現代の紙布です。
朱色に染めた羊の革を継ぎ、それがいいアクセントになっています。
背中には大きな蝶の背紋が入れられていました。
たっぷりと糸を用いて、ふっくら盛りあがるほどの縫紋です。
さなぎから孵って美しく翅をひろげる蝶の文様は、再生、不死身を
イメージさせ、戦国の世に武将たちが好みました。
背中から魔が入ることを拒む魔除けの背守りです。
帯は紙布に純金の箔を施して織り上げたもの。

NHK「男前列伝」でも紹介された源兵衛氏の着こなしですが、
まさに男前なお姿です。

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2012年10月11日 (木)

誉田屋源兵衛の帯展

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「たけしアート☆ビート」で紹介された帯からもう一点。

意匠文様に、十一代将軍家斉所用であると伝えられる陣羽織の
柄を用いた「不諦不動」と名付けられた帯です。
破れ扇子でありながら、断じて要が外れることがない様を
描いた文様は、不撓不屈の強靭な精神を表しています。

末広の部分の糸は、高度な技法によって見事な浮織が施されて
います。
白い艶のある糸は小石丸の絹、漆箔の佐賀錦地に純金、プラチナ
糸で織りだされた贅を尽くした逸品です。

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2012年10月 9日 (火)

誉田屋源兵衛の帯展

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展示中の作品より、「たけしアート★ビート」で紹介された逸品を
ご紹介致します。

左の帯は、伊藤若冲の絵を初めて見た時の衝撃を帯に託した
作品。
その透明感、無重力感に強く惹きつけられ、妖艶な美しさに
言葉を失ったといいます。
10年もの間、試行錯誤を重ね、若冲八重菊を帯に再現しました。
特殊な技術でプラチナ箔を糸状にしたものを全体に使用し、
まるで大菊が空間に浮かんでいるかのように表現しています。

右は、跳鯉図の帯。
中国 元の時代に制作された、世界的にも絵画の最高傑作と
高く評価されている絵画がもとになっています。
この跳鯉図を織物にすることは、誉田屋さんの長年の夢で
あったそうです。
細かな表現と高度な技で表された鯉の表現が、実に見事です。

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2012年10月 8日 (月)

山口源兵衛氏を囲んで 27周年記念パーティー

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上方銀花の27周年記念パーティーを催しました。
誉田屋源兵衛の当代・10代目山口源兵衛氏をお招きして、
お客様方のお手製の、お心尽くしの美味しいお料理とお酒で
楽しいひと時を過ごさせて頂きました。

源兵衛氏には、「たけしアート★ビート」の撮影秘話など、
大変興味深いお話を頂きました。
帯創りにかける熱い想いに触れ、胸がいっぱいになりました。

ご参加下さいました皆様、また、ご都合がつかれず残念ながら
お出かけ頂けなかったお客様。
皆様に支えて頂いた27周年です。
どうも有難うございました。
今後とも、上方銀花をどうぞ宜しくお願い申し上げます。


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2012年10月 5日 (金)

誉田屋源兵衛の帯展

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本日より2号店ギャラリーでは、「誉田屋源兵衛の帯展」を
開催しております。

常にアグレッシブに挑戦し続ける、十代目・山口源兵衛の
帯にかける情熱をぜひご高覧ください。
誉田屋の帯は、帯という名のアートとも呼べます。
昨年放送された、NHK BSプレミアム「たけしアート☆
ビート」では、ビートたけしさんが訪れたアーティストの内、
最も心を打たれたのが誉田屋さんだったと言います。
今展では、番組内で紹介された帯を中心に、現在では
再現不可能となった貴重な箔や糸を織り込んだ逸品帯を
展示致します。
番組をお見逃しになった方のためにも、ギャラリーでは
映像もご覧いただけます。

明日夕方には、源兵衛氏をお招き致します。
ぜひお出かけ下さいませ。

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2012年10月 4日 (木)

うれしいお客様

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台風が過ぎ、気候がぐっと秋らしくなった大阪です。
朝から少し不安定なお天気でしたが、ご遠方よりうれしい
お客様がお出かけくださいました。

先日お求め頂きました、浦野理一先生のお着物をお召しに
なって。
夕焼け色をこっくりとさせたような臙脂に、金茶の縦縞が
織りだされた、今となっては貴重な経節紬です。
お手持ちの、柚木沙耶郎さんの染帯との相性が抜群です。
お仕立てしてお納めさせて頂くまでに、作品にも意思があって、
一番大切に愛してくださる方のもとへいくのだなぁと思う
出来事がありました。
お客様にはご心配をお掛けしましたが、色の白いお肌に
よくお似合いでとても嬉しかったです。

ご一緒にお出でくださったご友人は、トレーナーの先生。
今日は六甲山に登られた後にお着物にお召し変えくださった
そうで、明日は那智の滝に向かわれるのだとか。
お天気を祈ります!
ご来店、有難うございました。

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2012年10月 2日 (火)

柳崇先生の帯を締められて

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吉野光宝人形展の最終日の昨日、ステキなお姿でご来店
くださったお客様。
お写真を撮らせて頂きましたので、ご紹介させて頂きます。

いいお色目のお手持ちの作家もののお着物に合わせて、
柳崇先生の格子の帯を締められて。
お着付けのお仕事をなさっているだけあって、すっきりと
きれいにお召しで、よくお似合いでした。

柳先生の帯には、作家さんの手織りのお着物と合されても
共に引き立て合う端正な力強さがあります。
植物染料で染められたお色目も、こっくりとして綺麗です。
お着物をお召し頂くのに、楽しみな季節の到来です。
かっこいいお姿でのご来店、有難うございました。

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2012年10月 1日 (月)

Plants 河野仁の『手』

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毎年、素晴らしいインドの手仕事を届けてくださる、Plantsの
河野ご夫妻。
以前に奥さまの『手』は当ブログにてご紹介させて頂いたことが
ありましたが、今回は御主人さまの『手』です。

インドに優れた職人さんを抱え、共にお仕事をなさっておられる
Plantsさん。
現地の職人さん達との深い信頼関係があってこそです。
仕事に対する心構えや丁寧さなど、日本人ならではのきめ細かい
心遣いが、刺繍や木版などのインドの手仕事と相まって、
素晴らしい一枚の布が生み出されます。

「Plants 秋冬コレクション展」は明日まで、3号店にて開催して
おります。
ぜひご高覧くださいませ。 

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