« 柳崇 賤機織りの段熨斗目訪問着 | トップページ | 箱根「ちもと」のお菓子 »
2号店ギャラリーでは「涼を呼ぶ器」展を、好評につき会期を延長して開催しております。お近くのお得意様に頂戴したお庭のお花を、林まさみつ先生の竹の花籠に活けました。夏の茶花として欠かせない「ムクゲ」の花です。白の一重花に中心が赤く染まった底紅種の花は、千利休の孫、千宗旦が好んだ花であることから「宗旦ムクゲ」とも呼ばれ、特に茶席で愛されています。朝早くに花開き、夕方にはしぼんでしまう一日花。儚い美しさが、林先生の繊細な竹籠によく似合います。暑さ厳しき中、斑入りのススキと共に最も美しい時にお届けくださいました。いつも有難うございます。
2012年7月27日 (金) 企画展のご紹介 | 固定リンク Tweet
この記事へのコメントは終了しました。
コメント