今井章仁 錫乃皿
上方銀花スタッフの注文により、制作頂いた今井章仁先生の
錫乃皿。
錫の製品は鋳造によって作られるものが一般的ですが、
今井先生は槌で錫の地金を打ち、鍛金の手法で制作なさいます。
鉄と同じく、錫も叩かれることで密度が高くなり、しっかりと頑丈で
ありながら軽やかな作品へと作られていきます。
槌目もシンプルなもので、すっきりと仕上げて頂きました。
お菓子やお料理を盛ったり、ペン皿やトレイ、切手盆として
幅広くお使い頂けるような作品になりました。
錫はもともと大阪で古くから作られてきた、伝統ある工芸品。
永くお使い頂いても変色せずに渋みのある光沢になり、金属で
ありながら柔らかな質感が魅力的です。
冷蔵庫で冷やして、冷たさを愉しめるのも今の季節にぴったり
です。
(冷凍庫では、ご使用になれません。)
今井先生には、「涼やかな器展」にもご出品頂きますので
お楽しみに!
| 固定リンク
「貴方だけのオリジナル作品」カテゴリの記事
- おかや木芸 上方銀花オリジナル「飾り棚」(2019.10.13)
- テーラー塩川:作『誉田屋源兵衛*麻世妙ジャケット&シャツ』(2018.10.27)
- 西川宏:作 特注 手縫い「ショルダーバッグ」(2018.02.06)
- Belpasso 捧恭子 :作「オーダー靴 AlberoⅢ」(2017.10.23)
- 柳崇:作 「渋木地吉野間道・九寸帯」(2017.10.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント