映画「道~白磁の人~」
明日、6月9日公開の映画をご紹介致します。
高橋伴明監督の「道~白磁の人~」は、日韓双方の教科書に
載る実在の日本人、浅川巧氏を描いた物語です。
昨年には、大阪東洋陶磁美術館にて浅川巧氏の生誕120年を
記念した特別展、「浅川伯教・巧兄弟の心と眼 ―朝鮮時代の
美―」が開催されました。
それまで見向きもされなかった朝鮮時代の陶磁器や工芸品が、
1920年以降、一躍注目を浴びました。
そのきっかけとなった人物が、浅川伯教・巧兄弟であり、現地で
生活し、現地の人々と親交しながら、朝鮮の陶磁器や木工芸を
深く愛し研究を重ねて、その優れた芸術性を紹介しました。
日本で大きなムーブメントとなった民藝運動の父・柳宗悦らに
多大なる影響を与え、哲学者の安倍能成は浅川巧氏の死を
「人類の損失」と記したそうです。
没後80年になる今年、民族の壁を越えて生きた浅川巧氏の
韓国人青年との友情を描く作品です。
梅田ブルク7、T・ジョイ京都 他で公開です。
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