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2012年4月 6日 (金)

輪島塗 西端良雄 木工展

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西端先生の仕事の真骨頂は、なんといっても遣いやすいお椀
です。
軽くて手に持った質感が柔らかく、唇への感触もやさしくて、
分厚すぎず薄すぎず、いい塩梅で毎日の使用にも耐える
堅牢さもあります。
口の部分には蚊帳の生地を巻いた上から漆をかけて、補強して
います。
一杯のお汁を頂くとき、ほのかに手に伝わる温かさは心も
身体も解きほぐしてくれるようです。

余計な装飾をそぎ落としたシンプルな姿からは、用の美の極みを
感じます。
漆は英語で「JAPAN」。
日本の伝統的な漆の美しさを、改めて思い知る西端先生の
一貫作業の仕事は、料理人も認める良さがあります。
その端正な器は、しっかりとした確かな技術によって挽かれる
生地があってこそです。
手間と時間をかけて生み出される一客のお椀に、西端先生の
こだわりがあります。
安心して使える器は、日々使われることで艶を増し、それぞれに
美しく育っていくのです。

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