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柳崇先生より、新たに織り上がった帯が届きました。店頭にて展示いたします前に、ひと足早くブログにてご紹介させて頂きます。黒地の横段の帯と、絣に糸を染めて格子状に織り上げられた帯、ともに糸作りから植物染料での染め、織りの作業から仕上げまで、全ての工程を丁寧にひとつとしておろそかにすることなく生み出される帯には、いつも心を奪われます。格子や縞の柄行きは一見単調なようであって、糸を浮かせて織ったり、織り地の組織を斜めの綾織りにされたり、また糸を染め分けて絣にしたりと、一反一反に奥深い心配りが見られるのです。その上、しなやかで軽い。締めて頂いて楽なことに、皆さまにお喜び頂いています。
2012年3月31日 (土) 新着情報 | 固定リンク Tweet
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